「鹿楓堂よついろ日和」4話、1人のおじさんの恋を応援する4人、ついに再会した兄弟。

ぐれとスイは最近お気に入りの少女コミックの「告白シーン」を真似て遊んでいた。そこに何も知らないときたかが来て

 

慌てて謝ったが、状況が把握できると、自分もそのコミックをぜひ読んでみたい。という。今日は定休日。

 

椿はいつものことらしい。1人カフェに入り気になるスィーツを片っ端から頼み、周りを気にすることなく食べまくる。

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椿を見つめる1人の男

椿は新作の参考にでもするのか、テーブルに乗り切らないほどのスイーツを注文し、周りの視線を気にせず食べていた。

 

その様子を羨ましそうに見ていた男性がいた。タウン誌の企画担当の砂金。自分が企画した「カフェ企画」が通り

 

取材できそうなお店を探しているが、自分の容姿や年齢を気にして、気になるカフェがあっても1人で入ることができない。

 

しかし、椿は自分のように躊躇もなく、スタスタと店に入り、自分の好きなように食べていた。それが羨ましくて仕方ない。

 

翌日も砂金はカフェ探していた。辿り着いたのは「鹿楓堂」門が前から、男1人でも気軽に入れそうだ。

 

勢いを持って中に入ると、古民家風の落ち着いた店内にホッとした。注文したあんみつ。絶品!!感動して一気に食べてしまった。

 

帰り際に、椿が厨房から出てきた。そこで自分の名刺をだし、昨日椿が1人でカフェで食べているのが羨ましかた。と言うのだった。

 

自分のような中年男はやっぱりカフェに気軽に入れないという。椿に話しを聞こうとするが、人見知りな椿はスイの後ろに隠れてしまった。

 

その代わりぐれが出てきた。砂金には好きな女性がいるらしいが、うまく自分の思いを伝えられないという。

 

そこでぐれが教えることになった。閉店しても戻らないぐれ。2人でなぜか筋トレをしているらしい。

 

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翌日女性と来店した砂金

翌日砂金は女性を連れて来店した。どうやら同じ編集部で働く林に思いを寄せているらしい。

 

砂金はカフェ企画なので、「プリンアラモード」を注文したが、林にオーダーを聞いた瞬間、彼女はテーブルにおでこを打ち付けた。

 

そして、手には無数の傷が・・・。心配していると林は起き上がり「一瞬寝落ちしてました。」と、心配してきたスイは手を見て

 

「これは・・・子猫ですね?」というと、彼女の親は保護猫や、保護犬の世話をしており、数日不在のため、

 

彼女は仕事が終わると、犬や猫の世話をして腕に傷ができたらしい。そして極度の寝不足だったらしい。

 

そして彼女はオーダーしたが、ぐれが「かなり量がありますけど、大丈夫ですか?」と尋ねると「ガッツリでお願いします!!」

 

と、彼女はカツ丼定食を注文していた。柚子胡椒が隠し味なのか、彼女はかなりの量の食事を全て食べてしまった。

 

そして、姿を見せなかった砂金はカップを持ってやってきた。「林さんのためにつくりました。チョコラテです」

 

と、猫の可愛いラテアートのついた、特製のチョコラテを彼女に送った。もうすぐバレンタインだが、

 

ぐれのアドバイスで、男性が女性に送っても構わない。ということで、砂金はチョコラテを彼女に送った。

 

帰り際、またいきなり寝落ちしては危険と、自分の腕を貸すと彼女は、その腕に腕を絡めてきた。

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最後にきた2人の客

砂金は笑顔で帰っていった。2人は今後うまくいくだろうか・・・。2人が帰りお店のお客さんもいなくなった。

 

その隙を見て、ぐれが椿に「チョコの花束」と贈り物をした。そして「もちろん2人にもあるよ!」とサプライズをした。

 

それに喜んでいると、角崎が来店した。前から来ると電話があったが、店を見回しお客がいないことを確認すると、

 

「お客がいない方が、気兼ねなくできる。2名で」と言って、もう1人男性が入ってきた。

 

スイは「八京・・・」としか言葉が出なかった。ときたかは2人を知っているので、驚きもしないが

 

椿が「知り合い?」と尋ねると、うなづき「双子の兄だ」と男の正体を明かした。

 

スイに兄弟。しかも双子だと初めて知ったぐれと椿は驚きを隠せなかった。

 

角崎は今度は何を企んでいるのだろうか!?

 

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