4人の個性が光る「鹿楓堂よついろ日和」日本茶対決!
「鹿楓堂」は一見古民家に見えるが、赤い暖簾がかかったカフェ。そこには個性豊かな4人の男性がいる。
お茶担当のスイ、カフェ担当のぐれ、料理担当のときたか、スィーツ担当最年少の椿。
共同生活を送りながら、スイが溺愛する、猫のきなこと癒しの時を提供してくれる。
コンテンツ
仕事のために入った女性
彼女は仕事の電話をし、すぐに資料を送るために、通りすがりのカフェにはいり、
メニューを見ずに「カフェラテ」を頼んだ。ぐれが「とっておきに可愛くしておきました!」
と、自信満々に持ってきた「ラテアート」は致命的に、お客の気持ちをどんよりさせる。
しかし、ひと口飲むと、その繊細な味に心奪われ、仕事をわすれる。女性は気付けば、周りはパフェやいくら雑炊を食べている。
思わず椿の「抹茶パフェ」をたのんでしまった!あまりの美味しさにまた仕事を忘れ、余韻に浸る…。
すると、雑炊を食べる老夫婦が。思わずいくらのキラキラとした宝石のような輝きにつられ…。
気づけば、今日お勧めの品を全てオーダーしていた。そして最後にスイのお茶で気持ちが洗われた。
仕事をするためにカフェにきたが、これからはカフェを楽しみ、仕事は仕事でちゃんと分けると心に決めた。
原作
『鹿楓堂よついろ日和』
清水ユウ
主題歌
ジャニーズWEST
『黎明』
抹茶わらび餅を食べる女子高生
椿がうれしそうにあるテーブルを見ていた。そこには「抹茶わらび餅」を食べる女子高生。
椿は何がうれしいのか?それは彼女がひと口食べるほどに、表情豊かに変わるのだ。
それがうれしくて見ていると、女子高生はうなだれた。まずかったのか?スイが失礼がなかったか謝罪に行ったが
わらび餅をとても気に入っており、上機嫌だった。スイが淹れたお茶も「蒸留水で淹れた玉露がたまらない」
と、お茶にやけに詳しかった。スイが仕入れついでに、途中までおくることにしたが、行き先が同じだった。
スイは茶葉を仕入れに来たが、女子高生はそのいえの孫だった。中に入ると店主が「もう店を辞める!」
と、すごい剣幕ででてきた。なんでも今までの得意先が、茶葉ではなく、これからはティーパックを使うため、
契約をうちきってきたとのこと。スイはそれを聞き、茶葉の仕入れ先がなくなるのは困る!
と、思わず「僕と勝負してください!」といってしまった。負けたら店はなくなってしまう。
いざ!勝負!
スイがお茶屋の店主を、鹿楓堂まで連れてくると、門構えを懐かしそうにみていた。
実はスイの祖父がひいきにしていたお茶屋。店に来るのは久しぶりらしい。スイは自分で勝負を申し込みながら
直前で、この勝負は祖父が淹れるお茶との勝負になると知り、緊張してしまったが、3人が応援する。
いつものようにお茶を淹れ、店主に提供する。「君のおじいさんのお茶とは違う。しかし、君らしさが出ている」と納得してくれた。
椿はそのお茶を使い、シフォンケーキを作ったが、孫の薦めでお茶と一緒に食べると
「なぜ、茶葉をいれた?」と椿に声をかけた。叱られる!とびくびくの椿に「もう少し量をへらさないと、子供が食べられない」
と、アドバイスをもらった。それから連日のように、孫と来店してくれるようになった。
これでスイのお茶も無事、美味しい茶葉が使える。
コメントを残す コメントをキャンセル