「鹿楓堂よついろ日和」SNSから過去が明らかになったときたか

鹿楓堂で料理担当するときたかは、「陶芸家」と言う一面を持っており、年配の方中心に陶芸教室を開いている。

 

その中の1人が沖縄に引っ越すことになったので、送別会がホテルで行われた。その時に集合写真を撮った。

 

そしてSNSにアップしたいと言うので、ときたかは快くOKした。しかしこれがときたかの過去を明らかにした。

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SNSでお年寄りの遊び心?

心なしかいつもよりお店が賑わっている。そしてなぜか皆、ときたかの写真を無断で撮影している。

 

椿がネットで検索すると、「この写真を壁紙にすると幸せが訪れる」と言ってときたかの横顔がアップされていた。

 

おそらく送別会に出席したお年寄りの1人が、感謝の気持ちで、SNSにアップしたのだろう。それを本気にした人たちが、

 

一気にお店に押し寄せて、ときたかはちょっとした人気者になった。しかしある問題が起きた。

 

ときたかが外にいる時、雑誌記者がやってきて「ここにいると言う事は逃げられたんですね?」と話しかけてきた。

 

ときたかと幼なじみのスイは、ある程度彼の過去を知っている。だから新聞記者を追い返した。

 

そしてお店が休みの日、スイは庭掃除をしていた。すると1人の男性がお店の前に現れた。見覚えのある男性。

 

ときたかの叔父だった。ときたかは叔父の家を出てから1度も帰っていない。それはあることが原因となっていた。

■関連作品

天才陶芸少年虐待事件

ときたかは幼い頃に両親を交通事故で亡くした。その後叔父に引き取られることになった。

 

叔父は陶芸家で、家の事は何もできなかったが、2人で楽しく生活を始めることができた。その中でときたかは自然と陶芸を学んでいった。

 

それが「天才陶芸少年」と言われるようになったが、雑誌等は取材で隠し撮りをするようになり、

 

叔父は彼を守るため、スコップを武器に雑誌記者たちに立ち向かっていった。しかしそれが「子供を虐待している叔父」とねじれた記事にされてしまった。

 

この記事が原因で、陶芸家の叔父は多くの仕事を失った。ときたかは幼いながらも、自分のせいだと責めていた。

 

そして、叔父の家を出てスイたちと暮らし始め、家事が何もできない叔父と一緒に腕を磨いた料理を始めた。

■キャスト関連ドラマ

 

やっと再会できた2人

スイは幼なじみといえども、詳しい事はあまり知らなかった。しかし雑誌記者を追い返したり、叔父がお店にこっそり来ていたり、

 

2人の関係はこのままではいけないと思った。そこでときたかを説得して叔父に会いに行くことにした。

 

家に行くと誰もいなかった。しかし鍵は開いていたので、中に入ってみたが叔父の姿はなかった。

 

しかし少しすると叔父が帰ってきて、ときたかがいる事に驚いた。叔父からDVを受けている少年として記事にされたことで、

 

もう二度と会う事はないと思っていた。しかしスイの計らいで会うことができた。お互いに済まないと言う気持ちがあった。

 

そんな空気を和らげるように、スイは「お腹がすきました」と口にした。するとときたかは「何か作りますか」と言って台所に行った。

 

彼が作っていたのは「ハンバーグ」このメニューは彼が叔父の家に来て、初めて叔父が作ってくれたのがハンバーグだった。

 

しかしそれがとてもまずくて、笑いながら2人で食べた思い出がある。ときたかの中では両親を失い孤独になった自分を、一生懸命受け入れてくれる叔父の姿がそこにあった。

 

ときたかは定食のように、ハンバーグや味噌汁を用意して、叔父の前に並べた。すると叔父はあの時の思い出を語りだした。

 

それからはなごやかに話をすることができた。そしていつかお店にも食事に来て欲しいと言うことを伝えた。

 

そして叔父の家を後にした。やっとときたかの中でしこりとなっていた、叔父との過去が洗い流されたようだ。

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