別れてしまった奈未と淳之介、中沢どうする?「オー!マイ・ボス!!恋は別冊で」最終回
潤之介は実家の家業を継ぐために、金沢へ戻ることになり、カメラマンをあきらめ、父と一緒に得意先へ挨拶まわりをしていた。
一方奈未は夢をあきらめきれず、自分から別れを切り出したが、潤之介がいなくなった瞬間に全てが潤之介に見えてしまうようになった。
幸せを手に入れるには、何かを諦めて、心残りのあるまま先へ進めなければいけないのでしょうか?
コンテンツ
父との挨拶まわり
最初潤之介の仕事は、父の得意先に挨拶に行く事だった。そつなく挨拶をこなし、本当にカメラマンを諦めてしまったかのように見えた。
東京での取引先も多いので、しばらく東京にいることになった。しかし奈未とは会わないようにしていた。
しかし、奈未が呼ばれた食事会の席に潤之介も呼ばれており、4日ぶりに再会してしまった。お互い気まずい雰囲気になっていた。
みんなは、奈未と潤之介がまた元に戻り恋人同士になってほしいと願っていた。しかし2人にとって、それはせっかく見え始めた夢をあきらめることだった。
そして潤之介は何も口にせずすぐに帰ってしまった。外に出ると追いかけてきた中沢に声をかけられた。
そして2人でラーメンを食べながら話をしたしたが、潤之介は奈未の夢を応援したいから、諦めるしかなかった。と言うようなことを伝えた。
いつしか、2人は奈未を愛するライバル同士達が、中沢は波の潤之介の思いの深さを知り、次第に奈未の気持ちを応援するほうにまわっていた。
そして、潤之介はそのまま帰っていった。一方の奈未は突然潤之介が現れ、心の中でまた整理がつかなくなってパニックになっていた。
過去の楽しい思い出が蘇り、またあの日に戻りたいと思う自分と、雑誌を作る仕事に関わりたいと言う思いがぶつかり合い、自分で決めたことだからと潤之介をあきらめるしかなかった。
しかし、そんな奈未のもとに、潤之介のカメラマンのアシスタントをしていた尾芦から電話がかかってきた。
そして奈未は会うついでに、尾芦の電話から潤之介に電話をかけた。奈未はスマホから潤之介の番号を消してしまったためかけられなかったからだ。
そして、「東京にいる最後の日、いちいち私にください」と潤之介にお願いすると、いつものように優しくうなずいてくれた。
波は尾芦から話を聞いて、どうしても潤之介に見せたいものができたのだった。
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デート気分の2人
約束当日、会ってしまうとやはり恋人同士の時に戻ったかのようになってしまった。2人で行きたいところへ行き、1日はあっという間に過ぎようとしていた。
潤之介は、まだこの時間を終わらせたくないのか、奈未の手を引きあっち行きたいこっちへ行きたいと、いろんな場所へ連れて行った。
しかし波は、胸を呼び出した本当の意味を潤之介にどうしても伝えなくてはいけなかった。最後になって、潤之介をその場所に連れてきた。
連れてきたのは、レンタル倉庫だった。意外な場所に淳之介は驚いたが、奈未はある倉庫の鍵を開けた。
電気をつけた瞬間、潤之介は驚いた。処分をしたはずの作品が全て保管されていた。アシスタントの尾芦がどうしても作品が捨てられなくて倉庫借りていたのだ。
波は改めて、夢なんてあってもなくてもどうでもいいって、前に教えてくれたけど、本当に夢をあきらめていいんですか?
改めて自分の作品を見て回る潤之介。そして奈未はカメラマンが見つからなくて、急遽潤之介に仕事を依頼した日、カメラマンとしての潤之介がとても輝いて見えたことを伝えた。
「夢に蓋をしていいんですか?」と再び潤之介に問いかけた。それは理緒が教えてくれた言葉だった。
確かに潤之介は家の仕事を継ぐために、「カメラマン」と言う夢に蓋をしてしまった。そして今再び作品を見ると、そのふたがちょっとずれていくような気がしていた。
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潤之介の決断
奈未から改めて夢について問い掛けられた潤之介。そして自分の作品。それらを見るとやはりカメラマンとしての夢がよみがえってくる。
そして潤之介は決断した。それを実家に戻った時に父親に伝えた。「僕はカメラマンとしての夢を諦めきれません。だから仕事はつけません」と父親に伝えた。
すると、潤之介の気持ちを1番理解している、姉の麗子が現れ、潤之介の夢を応援してほしいと潤之介の背中を押した。
本来であれば「宝来製紙」は麗子が後を継ぐはずだった。それは父親に性格がよく似ており、頭の切れる女性だったからだ。
しかし、麗子にはファッション雑誌を作りたいと言う夢があった。そのためフランスで勉強したいと家を飛び出した時、父親に
「馬鹿な夢を見るな」と言われてしまったが、MIYAVIが発売される時、父親と和解した。その時に「夢を見る事は無駄なことじゃない」とお互いにうなずきあった。
そのため潤之介に対する父親の答えは、「夢を見る事は無駄なことじゃない」だった。それにうなずく麗子。そして潤之介は再びカメラマンのふたを開けた。
今まで独学で撮影していたカメラだが、本格的に勉強するためカンボジアへ行くことになった。
カンボジアで働きながら、カメラの技術を教えてもらう。しかし奈未にはその事は一切伝えなかった。
いつものように仕事をしている奈未。しかし玲子から、もうすぐ潤之介がカンボジアへ旅立つことを伝えられた。
夢を叶えるために、カンボジアへ行って勉強する。だからしばらくはあえなくなる。といったようなことを伝えると、波は急いで空港に向かおうとした。
しかしその進路を塞ぐように、スーツケースを持った人が立ちはだかった。背の低い奈未には、すぐに誰が立っているとかわからなかったが、よく見ると潤之介がそこにいた。
潤之介は今空港にいるはず。なのになぜMIYAVIの編集室に来たのか訳が分からずパニックになった。
編集部に寄ってから空港に行くつもりだったんだろう。奈未に改めてプロポーズをして、編集部の皆に祝福されながら、潤之介はカンボジアへと旅立った。
そして3年後、幼なじみのけんちゃんは司法書士を辞めて、YouTuberになっていた。妹が見ていたその動画の背景に、潤之介が撮影したかもしれない写真が映り込んでいた。場所は渋谷。
急いでその場所へ向かうと、大きなパネルの片隅に潤之介の名前があった。奈未はとてもうれしかった。3年間連絡が一切なかったのだ。
そしてなんとなくいつものベンチへ向かうと、潤之介が現れた。いつもこのベンチで潤之介が待っていた。ここにこれば会えるかもしれないと思っていたのに、本当に会えてしまった。
そして3年ぶりの再会を喜び、あのパネルはカンボジアで出会った師匠に、初めて任された大きな仕事だったと言う。
改めて、帰ってきたことを報告し、2人はベンチに座った。しかし潤之介が片隅に紙が落ちているのを見つけた「ペンキぬりたて」
急いで立ち上がった2人は、ベンチにくっきりと2つのお尻の跡を残した。最初は1つだったお尻の跡が2つになった。
感想
それぞれ、いろいろなところで恋はが生まれていた。宇賀神と麗子。そして中沢と和泉。
中沢たちに関しては本編では描かれていませんが、Paraviオリジナルスピンオフで、2人の恋が描かれています。
仕事と夢。その2つを通して結ばれたカップルがそれぞれの夢を追い求めていくストーリーだったと思います。
今の時代なかなか夢に突き進むことができない。夢を持つことができない。かもしれませんが、テレビの中だけでもちょっとした恋や夢を見せてくれたと思います。
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