TBS「オー!マイ!ボス!恋は別冊で」主演上白石萌音
幼なじみの健ちゃん。3つ年上だけど、昔からよく遊ぶ男の子だった。
でも健ちゃんは「公認会計士」となり1年半前に東京へ行き、新しい生活を始めた。
奈美は「平凡」が1番。公認会計士の妻になれば、それなりに平穏な生活が待っている。
奈美も健ちゃんの後を追うように、東京で出版社の求人広告を見つけ、面接のために上京した。
コンテンツ
面接時間は3時
はじめての東京はわからないことばかり。健ちゃんに電話をしながら、道案内を頼んでいた。
その頃けんちゃんはジュエリーショップにおり、奈美に「シンプルなのがいいか豪華なのがいいかどっちがいい?」
と、問いかけた。奈美は何のことか分からないが、とりあえず「シンプル」と回答した。
そしていよいよ出版社の面接の日がやってきた。「備品管理部」の面接だったが、3時の約束が
奈美が受付に着いたのはまだ12時。バツが悪そうに1度会社を後にした。
しかし、知らない土地で会社から離れるのも怖かったので、近くのベンチで休憩しようとするが
ことごとく目の前でベンチが埋まっていく。でもただ1つ空いているベンチがあった。
しかしその近くに男性がおり、もしかしたら座るのかもしれない。奈美は聞いてみるが、座るつもりはなさそうだった。
そこで座ることにしたが、いきなりその男性が奈美を抱きしめ「ギリギリ間に合った!」とつぶやくと手を離した。
奈美はいきなりの出来事に、力が抜けるようにベンチに座ってしまった。驚く男性!
そして張り紙を見せた「ペンキ塗りたて」案の定奈美のリクルートスーツのスカートは白いペンキで塗られてしまった。
代わりの服
男性は優しさからか、まだ面接の時間があるからこの近くに、ふさわしい服屋さんがあると奈美を連れて行った。
そして出版社の面接と言うことで、男性が適当に服を見繕って奈美に着せてくれた。
そしてお会計までしてくれようとするので、奈美は自分で払います!と今までの好意に感謝し
会計をしようとすると、店員に「ヒトケタ間違ってますよ」と言われてしまう。
奈美は「2万7800円」だと思っていた。しかし実際は「278,000円」だった。
かなりの出費だったが、何とか面接に間に合い無事に終えることができた。でも合格した自信は無い。
しかし地元に帰ると知らない番号から着信があり、備品管理部ではなく違う部署で採用したいと言う話だった。
奈美はとにかく東京で働けるなら、健ちゃんのそばにいられるなら、どんな部署でもよかった。
初出勤!
奈美はどんな仕事をするのかよくわからずに、出勤初日を迎えた。そしてよく内容を聞くと
この編集部の編集長の「雑用係」と言うことだった。そしてやってきたいかにも強そうな女性。
そう、奈美が面接に来て、駅で飲み物買おうと自販機を使ったところお金落として落としてしまった。
その転がった先にいた女性。拾うこともなく、声をかけてくれることもなく、いきなり冷たい東京の洗礼を見た。あの女性だった。
「宝来麗子」出版業界では、かなり敏腕編集長として有名な女性だった。そして奈美が就職した出版社が新しく創刊するファッション誌
「MIYAVI」の編集長として、やっと本社に迎えることができた女性だった。奈美はその編集長のために働くと言うことだった。
朝は決まったカフェのコーヒーをトールサイズで用意し、麗子に言われたものは即座に用意し持っていく。
とにかく編集長の言う事は絶対だった。逆らう事は絶対に許されない。そして質問することも許されなかった。
奈美はただ平凡な仕事をしたかっただけなのに、編集長の雑用係となり、毎日疲弊して帰ってくる。そんなはずじゃなかった。
しかも、編集長がデートに着る服まで運ぶ羽目になり、奈美の不満はどんどん募っていった。
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