【オー!マイ・ボス恋は別冊で】嘘から真実に！！努力は実を結び麗子の企みが実現する
「彼女のふり」から始まった嘘が、真実になり奈未はけん玉が少しだけできるようになった。
そして、一度は断られた漫画家右京とのファッションコラボ企画は、奈未の努力で快諾を得ることができた。
嘘も方便だが、嘘を「事実」に変えた奈未の努力は報われた。そして、その努力にご褒美をあげると麗子はいった。
コンテンツ
パーティー会場へご招待
誰もが知る「カルティエ」のパーティーに、奈未を連れていくというのだ。
いくら何でも、奈未には敷居が高すぎる。というか、麗子は今度は何をたくらんでいるのか！？
そこが一番気になるところだが、上司のいうことは絶対なので、パーティーに初めて出席することになった奈未。
有名なファッション誌の名だたる、編集者が集まる中、奈未もその中に場違い感半端なくいた。
すると、副編集長が「次ですよ、麗子さんのスピーチ」
優雅にシャンパンなど飲んでいる場合じゃなかった。ちゃんとスピーチを聞かないと、と背筋を正すと
麗子のスピーチはすべて【英語】、奈未には何を言っているのかさっぱり意味が分からなかったが
麗子が自分の方を見て「ケンちゃん」と言ったのは分かった。つまり、自分の事をここにいるのはけん玉チャンピオンです。
と、カルティエに向けて紹介したことが理解できた。そして麗子が持ってきたのは右京のけん玉。
「ケンちゃん、けんちゃん」の掛け声の中、技に挑戦する奈未だが2回は成功し、3回目は失敗続き。
また自分の不甲斐なさに落ち込む奈未だったが、並み居る強敵が要る中で、カルティエが「MIYAVI」に広告を掲載してくれることになった。
麗子の魂胆！！
これで麗子のすべての魂胆が分かった。会議中もずっと見ていたタブレット。
カルティエの情報をすべて網羅しており、その中で日本のアニメーターの「荒染右京」のファンだと知った麗子。
すかさず、中沢の案にのりそのアニメーターを右京に指名したのだ。そして、右京は「けん玉が好き」だという情報も得ており
先日「けん玉チャンピオン」と言った奈未を、交渉の場に連れて行った。その時は契約とはならなかったが、
奈未が一生懸命挽回しようとしたおかげで、右京と契約を結ぶことができた。そして、麗子は右京手書きのアニメ入りのけん玉を
パーティー会場に持ってきていた。それは「カルティエ」に【荒染右京】とのつながりをアピールするため
そして、よりよく見てもらうために、奈未にパフォーマンスをさせて見せた。
すべて麗子の計算通りに事が運び、見事2つの契約を勝ち取ることができた。
人並みの仕事
常に「人並みの仕事がしたい」と言っていた奈未だが、自分が「人並みの仕事すらできていない事」に改めて気づいた。
ここをやめても、今のままの自分ではどんな仕事もできない。まずは人並みに仕事ができるように頑張ろうと決めた。
そして、彼女の振りもやめた。潤之介が奈未を選んだ理由も「付き合うつもりがないから」
未来のない彼女のふりならもうやめてもいい。しかし、よっぽど潤之介と縁があるのか、再び2人は出会う。
撮影の小道具を色々と用意し、いつものようにバタバタと動く奈未。
中沢から邪魔な荷物を早く運ぶように言われていたが、なかなか運べずにいた。
外の撮影スタジオに「大量のレモン」を持っていく奈未。しかし、坂道でけん玉で無理した手が痛かったのか
荷物の重さに耐えきれず、袋を持ちきれなかった。結果、漫画のようにレモンがころころといくつも転がり、
ひとつひとつ拾いながら坂を下りる奈未。そして最後の一個をひろったのは、通りかかった潤之介だった。
奈未の手をみて、即座に荷物を持ってくれた潤之介。奈未は少しだけうれしかった。
しかも、今の職場に就職できたのも潤之介が、ペンキで汚れた奈未のスーツの代わりにコーディネートしてくれたおかげ。
でも、靴だけは断り、父がくれた就職祝いのスーツに似つかわしくない靴を履いていたのが印象的で受かったのだ。
奈未と潤之介は、いつも何かしら奈未のピンチで出会う。次はどんなピンチで出会うのだろうか！？
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