いなくなって初めて気づく麗子の優しさ。そして高橋の方向転換「オー！マイ・ボス恋は別冊で」
「MIYAVI」の存続が決まり、奈未は出社前にいつものように、麗子お気に入りのコーヒーを購入して編集部へ行った。
しかし、編集長の部屋には家具以外何もなかった。麗子の姿が消えていた。
愕然とする奈未。そこへ副編集長がライバル高橋と現れた。麗子は自分が辞める代わりに「MIYAVI」を存続させた。
コンテンツ
新しいボス
当たり前のように、奈未が持っていたコーヒーを受け取り、編集長の部屋へ入って行った。
そして全員に「MIYAVI」は生まれ変わる！！と方針転換を告げ、次の会議までに新しい企画を出すように指示した。
しかし、それに賛同する編集者は誰もいなかった。「MITAVI」が「MIYAVI」らしさを失う。
それは編集部全体で、暗黙の了解のように高橋に従った案を出すものはいなかった。
みんなは麗子と作る雑誌が楽しかった。しかし、今は居所もつかめない。
そんな時、中沢に荷物の整理を頼まれた奈未は、「備品部」の確認者の蘭に【宝来】の印鑑を見つけた。
早速「備品部」へ行ってみるも、麗子は「MIYAVI」から離れた人間だから自分は猛関係ない。と冷たくあしらった。
そんな時、副編集長も「パワハラ」を暴露して、雑誌に載ってしまったのは自分の責任かもしれない。
と、高橋に「辞表」を提出し、副編集長までいなくなってしまった。
2トップを失った「MIYAVI」はもはや「MIYAVI」とは言えない。
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緊急会議
そこで元々の「MIYAVI」のメンバーだけで緊急会議が密かに行われた。議題はどうしたら編集長が戻って来てくれるのか！？
そこで、まずはストレートな方法で、備品部に全員で出向き麗子に土下座をしたが、備品がそこを通り、麗子には見えなかった。
第2弾の作戦は、副編集長に「どうしても戻ってきてほしい」とみんなで芝居しているところを麗子にわざと見せる。
しかし、副編集長に電話がかかってきてしまい、この作戦も失敗した。
どうしても編集長に戻ってきてほしいが、みんなは麗子の性格を知っている。
1度行ったことは曲げない性格。簡単に備品部から戻るわけがない。でもこのままだと「MIYAVI」が麗子の作った物とは全く別物になる。
それをわかっていて麗子は編集部を去ったのだろうか。潤之介の母によると、麗子と父親は折り合いが悪いという。
「ファッションの勉強をしたい」と海外へ父の意見を聞かずに行ってしまった。
それ以来、麗子と父はまともに会話を交わしていないらしい。潤之介は自分でも母親にだと認めた。
そこで奈美は思い出した。かつて自分が作った「社内報」これを麗子の父に見せれば、何か変わるかもしれない。
ちょうど「宝来家」での食事会に招かれた奈未。ダメもとで会場と時間をメモした紙を麗子に渡した。
やっぱり麗子は現れなかった。しかし、奈未が自分が初めて作った社内報を父親に見せた。
職場での麗子の様子がどんな感じなのか！？編集長はどういった好みがあるのか！？
麗子のことだけを書いた社内報と、彼女が今までに発売した「MIYAVI」を渡した。
ちょうどその時麗子が来た。そして、父親が「今まですまなかった」と謝罪した。
【ファッションの勉強に2年行くことは時間を無駄にする】と言われて以来。
この時、麗子の中でもわだかまりが解けたのか、「会社を告げなくてごめんなさい」と涙して謝罪した。
そして、父は「麗子が笑っていればそれでいい」と声をかけてくれたが、食事をすることなく麗子は帰った。
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新しい編集長
新しく編集長に就任した高橋は、以前麗子の父が新進気鋭の若き経営者新谷の融資話を持ってきた時
麗子はできてもいない製品の「広告」を掲載することはできない。ときっぱりと断った。
しかし、高橋はそのおこぼれをもらう形で、新谷と手を組んでいた。しかし、「MIYAVI」に移った高橋は
新谷と会っていた。そして彼は言った「パワハラの記事を書かせたのは僕です。」と嬉しそうに言った。
自分の広告掲載を断られた腹いせにしたのだろうか！？それは正当な手段とは言えない。
優越感にひかっている新谷に、高橋は頭から水をかけその場を去った。
新谷と一度手を組んだものの、やり方があまりにも卑怯だと思ったのだろう。
いくらライバルでも、あんな記事を出して雑誌の評判を落とすようなことは許されない。
高橋ももしかしたら、麗子以上のキレモノかもしれない。でも、今のところ高橋につく編集者はいない。
感想
本当に雑誌って様々な人が関り、1ページ、1ページ大切につくれられていることを知りました。
私自身雑誌を手にすることがほとんどないので、このドラマはとても新鮮です。
でも後1話で最終回、麗子が編集部に戻るのか！？絶対に戻ってほしい！！怖くて優しいボス！！
そして、高橋と同じ舞台に上がってほしい。
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