潤之介の優しさと勘違い。【付き合ったらやりたい10の事】「オー!マイ・ボス恋は別冊で」8話

奈未は会議中、ひとりにんまりと浮かれていた。それは朝目覚めたら、潤之介が「オムライス」を作ってくれて

 

おまけにキスまでしてくれた。はじめて【彼】という実感を感じてにんまり・・・。

 

しかし、そのにんまりはやはり、会議中は叱られてしまった。でも止まらないにんまり・・・。

 

 

コンテンツ

帰省した潤之介

潤之介はすでに気持ちを決めていた。ふらりと実家のある金沢に帰宅し

 

「今やっていることが終わったら、カメラマン辞めて親父の後継ぐわ」

 

と、さらりと言った。あまりにも唐突だったので、母の香織は聞き逃してしまいそうになったが、

 

事の重大さにすぐに夫へ連絡した。そして、潤之介には「彼女を連れてくるように」と釘を刺した。

 

 

帰宅した奈未を、部屋で潤之介が待っていた。テーブルに置かれたお土産を見て、実家へ行ってきたと告げただけ。

 

では、「お茶を淹れます」と奈未がお茶を淹れながら、「不思議ですよね。金沢で生まれた潤之介さんと、熊本で生まれた私が今こうして一緒にいるって」

 

何気なく来ていた潤之介は、本棚から熊本のガイドブックを見つけて手に取った

 

パラパラとめくると小さな紙が落ちてきた。嬉しそうに潤之介はポケットにしまい何事もなかったようにふるまった。

 

 

迎えに来た潤之介

奈未が仕事が終わり、いつもの歩道橋を歩いていると、潤之介がいつものバイクではなく

 

「自転車」で現れた。そして後ろに乗るようにせかしたが、奈未が冷静に「交通違反です」

 

というと、「そうなの!?」と驚き、特に何も話すことなく、「後で電話する」と言って帰って行った。

 

今、会ったのに、どうして「後で」電話してくるか不思議だったが、帰宅するとすぐに潤之介から電話がかかって来た。

 

 

特に話すこともなく、会話が進まない。さっき会ったのに何でわざわざ電話なのか理解できない奈未。

 

しかし、それは休日デートで分かった。寒い日だったのか暖かいおしるこを買いに行った潤之介。

 

それを奈未に渡すと、自分がしている赤いマフラーを、奈未の首にも巻いたまるで飼い主が犬の散歩をしているように

 

引っ張られる奈未だが、「並んで歩けば大丈夫」と手をつなぎ、自分のポケットに奈未の手も入れた。

 

遊園地のチケットを買いに、不意に手を離した2人。ポケットから何か落ちたが、潤之介は気づかずチケットを買いに行ってしまった。

 

 

中学生の思い出

奈未はそれを拾い上げると、懐かしい紙だった。中学生の頃「付き合ったらやってみたい10の事」

 

を、リストアップしていた紙だったのだ。その紙を潤之介が見つけて全て叶えようとしてくれていた。

 

  • 名前呼び捨て
  • 帰ってもすぐに電話
  • 自転車で二人乗り
  • 手をつなぐ
  • 家族に紹介してもらう
  • 第2ボタンをもらう
  • プリクラを一緒に撮る

 

など、急に名前を呼び捨てにしたり、自転車に乗ってきたのもこれが原因だったのだ。

 

さすがに「第2ボタンは・・・」と思ったが、チケットを買ってきた潤之介が【忘れないうちに】と奈未の手のひらに落とした。

 

おそらく、学生時代の制服の【第2ボタン】どこまでも素直に、「付き合ったらやりたい10の事」を叶えようとしてくれている。

 

奈未もその頃を思い出して、一緒にプリクラを撮るとリクエストしてみた

 

 

楽しい1日

楽しい1日はあっという間にすぎてしまう。と、そこに「スケートリンク」が現れた。

 

確か奈未のやりたいことリストにもあったような。でも奈未はやったことがない。それでも潤之介とならやりたい!!

 

と、さっそく滑り始めたが思ったより人がいなかった。それもそのはず。潤之介がリンクを【貸し切り】にしてしまったからだ。

 

華麗に回転する潤之介を見て、喜ぶ奈未はバランスを崩して倒れそうになったが、

 

それを助けに行こうとした潤之介もバランスを崩して、2人仲よく滑ってこけた。

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎようとしていた。急に潤之介が真剣な顔になり奈未に向かって行った。

 

「奈未ちゃんがおばあちゃんになっても、こうして一緒に笑っていたい」

「僕のお嫁さんになってほしい。一緒に金沢へ来てほしい」

 

 

いきなりの急展開に戸惑い過ぎる奈未だが、「人並みの幸せを手に入れたい」と思っていた自分が

 

麗子の元で働くことで、何かを作り出す一人になれた喜びを感じ、仕事に楽しさを感じ始めていた。

 

そんな時に、「金沢」へ行けるだろうか・・・!?仕事を辞めてしまうのだろうか!?

 

 

感想

今回も「白ワンコ」見えました!!かわいすぎるぅ~~~!!毎回登場するのが楽しみになってしまいます。

でも、潤之介の本当に天然すぎる行動に、ほっこりしますね。書いてある内容からして「第2ボタン」が登場すれば

【いつの時代!?】と思うのに、疑いもなく実現していく純粋さ。そして、やはり説明もなくサビを奈未に告げてしまう。

ちゃんと、カメラマン辞めて、稼業を継ぐことをいわないとっ!!

 

 

 

関連記事

TBSドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で!」主演上白石萌音概要

TBS「オー!マイ!ボス!恋は別冊で」主演上白石萌音

TBS「オー!マイ!ボス!恋は別冊で」こんなはずじゃなかった東京暮らし

【オー!マイ・ボス恋は別冊で!】潤の姉がまさか!?掛け違えていく真実と嘘

【オー!マイ・ボス恋は別冊で】嘘から真実に!!努力は実を結び麗子の企みが実現する

言わなければ伝わらない思い、だけどそこに現れたのは・・・「オー!マイ・ボス恋は別冊で」5話

奈未、子犬系潤之介にキュンとときめくが、脳裏に麗子の顔「オー!マイ・ボス!恋は別冊で!」

TBS奈未、麗子の本当の姿をやっと理解する「オー!マイ・ボス!恋は別冊で!」

一時帰国した麗子の恩師と、副社長との関係は!?奈未仕事クビになる?4話「オー!マイ・ボス!恋は別冊で!」

尾芦とキャンプのはずが、どこでどうなり雨に濡れた子犬「オー!マイ・ボス恋は別冊で!」4話

雨に濡れた子犬を拾ってしまった奈未。恋人気分「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」5話

仕事のミスを挽回できるのか!?奈未初の【社内報】はどうなる?「オー!マイ・ボス恋は別冊で」5話

奈未念願の両思いから一点、2人で食べられなかったケーキ「オーマイボス恋は別冊で」6話

麗子のライバルである高橋が言っていた意味がわかった「オー!マイ・ボス恋は別冊で」6話

黒ワンコVS白ワンコ勝敗はどっち!?参戦した中沢に勝ち目は?「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」7話

上白石姉妹、どちらが姉でどちらが妹?

テレビ東京ドラマホリック「僕はどこから」山田の洗脳と、智美と薫の強いきずな

テレ朝ドラマ「7人の秘書」アクションも逮捕もない復讐劇

 

 

2021年1月TBS新ドラマ、スペシャルドラマ一覧

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です