「雪女と蟹を食う」最終回、海に沈んだあやめ、そして日記の内容と、夫と対峙した北
あやめと最後の地、稚内で「蟹のフルコース」を食べた二人。その時すでに北には「死の覚悟」がないことを
あやめは分かっていた。だから北を誘うことなく一人、荒れる海へ向かい歩き出していった。
そして、「夫に私の日記を渡してほしい」と託して、あやめは海の中に消えて行ってしまった。
コンテンツ
海に沈んだあやめ
北の視界から完全にあやめは見えなくなった。波にのまれて消えてしまった。
北は無我夢中で海に入り、あやめを探した。そして何とかあやめを海から連れ出したが
すでに意識はなかった。人工呼吸や心臓マッサージなどしてみるが、パニックになっている北はどうしたらいいかわからなかった。
救急車を呼び、一緒に病院に着きあやめが病院へ入るのを見届けると、北は「やらなければいけないこと」
のために、走り出した。そして、2人が最後に泊まったホテルに戻り、あやめの日記帳を開いた。
そこには、北と死の旅を明るく始めたことや、北と抱き合うたびに感じる感情や
そのうち、北の中に「死の覚悟」がなくなっていく様子が書かれていた。それでも一人で死ぬと。
北は涙が止まらなかった。ところどころ涙でインクがかすんでしまった。しかし、最後のページに
北に対する感謝がつづられていた。涙で完全ににじんでしまったが、北はそのページだけは破った。
原作Gino0808
「雪女と蟹を食う」
雪女と蟹を食う(1)【電子書籍】[ Gino0808 ] | ||||
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主題歌
ジャニーズWEST
「星の雨」
※多数バージョン販売
ヒグチアイ
「悪い女」
あやめの日記の内容
あやめは「大衆文学」に成り下がってしまった、夫一騎がまた「純文学」の世界に戻れるように
自分をモデルに小説を書いてほしかった。そのために自分の命を投げ出すのも惜しまなかった。
しかし、日記と一緒に「包丁」も入っていた。それは一騎が買ってくれた思い出の品だった。
「蝉時雨」の最後では、その包丁で一騎をあやめは刺し殺す。という展開になっていた。
しかし、実際は夫がまた文壇で脚光を浴びるために、自分の生涯を夫に捧げる妻の日記を残したのだ。
北はその日記を渡したくはなかった。それでもあやめの最後の願いだから。と一騎に連絡を取り
約束の場所に「一人で来るように」と伝え、翌日ホテルのロビーで一騎を待っていた。
「雪女と蟹を食う」テレビで蟹を見て、食べてから死のうと思った北。謎の女性に翻弄される。
「雪女と蟹を食う」2話、修学旅行よりも贅沢な思い出と、突然倒れたあやめは何かにおびえていた
「雪女と蟹を食う」3話、あやめが行きたかった銀山で聞いた夫の話しからいまさら気づく重要なこと
「雪女と蟹を食う」4話、雪女だと思った日と、二人の関係、そして夫との出会い
「雪女と蟹を食う」5話、すれ違っていく二人と、あやめの日記を見た北。
「雪女と蟹を食う」6話、マリアの生きる希望と、あやめがあっていた男性との関係
「雪女と蟹を食う」7話、マリアとの将来と、北の覚悟、そしてあやめの行き先
「雪女と蟹を食う」8話、あやめの覚悟と、北の覚悟、そして稚内へ・・・。
あやめの夫一騎との対峙
ホテルにそれらしき人物が来た。北は近づいて声をかけた。すると「プライベートではサインは断っている」
という一騎に、あやめのことを告げ一緒にホテルを出て歩き出した。どこまでも歩く北に
一騎は「あやめはどこにいるんだ!」と少し腹立たしく思いをぶつけた。すると北は海を指さし
「あやめさんはあそこにいます」というと、一騎は納得したような表情をした。
北は日記を取り出し、「あやめさんに渡すように頼まれましたが、あやめさんのことを知っても涙も流さない、あなたにこの日記は渡せない」
というと、一騎は「私は、自分があやめに刺されると思っていた。」と、蝉時雨のラストを語った。
すると、北は袋から包丁を取り出した。すると一騎は「なんでもする、いくらでも出す」といった。
すると北は、一騎に向けて振り下ろしたかと思うと、一騎のすぐ横の砂浜に突き刺した。
「これはあやめさんの思い出の品です」一騎は包丁を抜き、新婚時代を思い出していた。
そして、涙が徐々にあふれ出してきた。北は「なんでもするっていいましたよね?あやめさんと離婚してください」
と、その言葉に一騎は、あやめが一命をとりとめたことを知った。そして、北は日記を渡し去っていった。
一騎は東京に戻り、編集者にも日記を読ませたが、これを世に出せば注目を浴びることは間違いない。
という作品に仕上がっていた。一騎もそれを自覚していたが、もしそれを出版すれば
自分はいつまでもあやめの「呪縛」からは逃れられない。「これはあやめからの自分の小説を書けというメッセージだ」
と、日記を火の中に入れて燃やしてしまった。そして一騎は自分の小説を発表した。
病院で目を覚ましたあやめのそばには北がいた。警察からの事情聴取も終え解放された2人。
あやめは一騎と離婚した。北はあやめを連れていきたい場所があった。一面に色とりどりの花が咲き誇る場所。
それを2人の旅の最後にした。そして「毎年この景色を2人で見よう」と北はあやめにプロポーズした。
2人は最期の地になるはずだった、北海道で第2の人生をやり直すことになった。
Twitterの感想
美しい花畑を前に 「生きてないと見れない景色だよ…俺が見せてあげる… 夏が来る度に蟹食べて !!」しげちゃん この台詞最高でした❤️ 雪女と蟹を食う 北さんを演じてくれてありがとう🙌
— ひまわり 🌻🌈🦒 (@sunflowerwest7) September 23, 2022
雪女と蟹を食う、とってもいい作品でした
彩女さんと北さんの人生の物語が
とっても泣ける。北さんの本名小日向翔平
ドラマでは下の名前言ってないけど、原作では出てきてるよね?
原作とドラマを見比べてたから、
想像以上に泣けた
しげの演技めちゃくちゃ良かった#雪女と蟹を食う— ももか (@wMgFZdpZ8TRDaS6) September 23, 2022
晩ご飯食べたら、うつうつ寝てしまって起きたらー雪女と蟹を食うーが、半分終わってしまっていたーショック😄だけど残りの半分は、ちゃんと見れて良かった😄起きたら、死んだと思ってたヒロインが生き返って、二人が、綺麗なお花畑で、プロポーズ、一緒になって幸せな最高の終わり方、見てて良かった😄 pic.twitter.com/BLcn3k3Jdr
— ヤマト男のまほろば日誌 (@osakashin0414) September 23, 2022
北はあやめのためにたくさん泣いて、たくさん悩んで最後まであやめを助けることはできなかったけど、
海に沈んだあやめを助けに行けてよかった。そしてまた助けるために泣いて叫んで。
日記で旅の中であやめが考えていたことを知り、また思いっきり泣いて、本当に泣き虫な北さんだったけど
最後、あやめとの穏やかな日々が戻ってよかった。
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