「雪女と蟹を食う」5話、すれ違っていく二人と、あやめの日記を見た北。
ついに二人を乗せたフェリーは、北海道に到着してしまった。ここが最期の土地。
いきなり蟹を食べてしまうのももったいないので、二人は蟹ではないものを食べて楽しむことにした。
そして、あやめは人生初の野宿も経験した。しかし、ここにきて二人の意見が食い違ってしまう。
コンテンツ
同じ番組を見て、違うものを見ていた二人
あやめは以前雑誌で見た、いかの踊り食いのどんぶりを食べてみたかった。新鮮ないかは、
醤油をかけると踊るように動いた。北もそれを楽しみ外の市場に出た。すると北は「デジャヴ」を感じたが、
すぐに、自分が北海道に行って蟹を食べたい。と思った番組に、この場所が映っていたことを思い出した。
そして、少し間をおいて、あやめも同じ番組を見ていたといった。しかし、彼女が見ていたのは
蟹のおいしさをリポートする女性ではなく、その後ろの食堂の席に座った、夫と他の女性だった。
2人はホテルにチェックインをして、前日お風呂に入っていなかったので、先に北が入り、
出てくると、あやめは鍵付きのノートをしまうところだった。そして、あやめもシャワーを浴びた。
原作Gino0808
「雪女と蟹を食う」
雪女と蟹を食う(1)【電子書籍】[ Gino0808 ] | ||||
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主題歌
ジャニーズWEST
「星の雨」
※多数バージョン販売
ヒグチアイ
「悪い女」
ノートの内容とすれ違う二人
北はノートが気になり、あやめがシャワーを浴びている間に開けようとした。
しかし、誕生日でもなかった。そこで一騎の本を取り出し、そこに書かれた誕生日を回した。
鍵が開いた。そして、中を読むと北が泥棒に入った日から日記は始まっていた。
そして、あやめがふいにシャワーから出てきて、「人のノートを勝手にみるのはよくありません」
と言われてしまい、北はどうしてこんなことを書いているのか知りたくなり、あやめに質問したが、
あやめに「あなたには死ぬ覚悟ができていない」と言われてしまった。なんだか気分転換に。
と、外に出た北は歩き出したが、歩いているうちに「すすきの」に来てしまったが、チェックインしたホテルが分からなくなった。
そのうち雨が降り出したが、持ち出したルームキーにはホテル名も書かれていなかった。
「雪女と蟹を食う」テレビで蟹を見て、食べてから死のうと思った北。謎の女性に翻弄される。
「雪女と蟹を食う」2話、修学旅行よりも贅沢な思い出と、突然倒れたあやめは何かにおびえていた
施し返し
北は雨宿りに、コンビニのひさしの下に隠れるように身を寄せた。そこに3人組の女性が店から出てきたが、
一人が「買い忘れたものがある」と2人を先に返した。そして、北に傘を差しだして
「生きるんだよ!!」と、まるで北のことを知っているかのように言った。そして、「おなかすいてるんでしょ?」
と言われ、うなずく北をカレー屋さんに連れてきてくれた。そして、自分の分まで食べさせてくれた。
以前女性は、北海道に北ばかりのころ、お金がなくて教会の神父に助けられた。
女性はお礼をしようとしたが、神父は「誰かが困っていたら、同じことをしてあげなさい」と言われ、
北に今それをしているのだという。そして、北は女性にルームキーを魅せると、「このマーク見たことある」
と、うっすらとした記憶をたどり、ホテルに帰ることができた。すでに朝になっていた。
その間にあやめは、北の荷物も整理して、中に包丁が入っているのを確認していた。
北は、「僕は誰かに同じことを返せないかもしれない」と、かぶっていた帽子を彼女にあげて、ホテルに戻ったが
カウンターで、「すでにチェックアウトされています」と告げられてしまった。
北が中に入ると同時に、あやめは車で通りにでてきたので、いれちがってしまった。
このまま会えないまま、二人は北海道を最期の地として、選び蟹を食べることができるのだろうか。
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