「雪女と蟹を食う」9話、稚内に着いた二人。あやめの心残りと北の決心
ホテルではぐれてから、やっと再会できた二人。北はあやめへの「好き」という気持ちを再確認していた。
それでも、彼女が最期の地に選んだ、稚内行きを止めることはできなかった。
何度も稚内に着くまでに、あやめの死を止める方法を考えていたが、何も思い付くことがなかった。
コンテンツ
稚内に着いた二人
いよいよ二人が「最期の地」に決めた稚内に着いた。その時は北も死ぬつもりで考えていた。
それでもあやめと旅をするうちに、楽しいことや新しい発見があり、今ではどうにかしてあやめといきたいと思う自分がいる。
しかし、あやめに「覚悟が足りない」と言われてから、自分の思いが「死」にもうとらわれていないことに気づき、
あやめの「死の覚悟」が本気であることを知ってしまった。彼女にここで蟹を食べさせたら、
終わってしまう。この関係も、彼女の命も。そんなことは絶対にさせたくない。でももうついてしまった。
なんとかして、思いとどまらせる方法はないものだろうか…。そればかり考えていると、なんだかよそよそしくなってしまう。
原作Gino0808
「雪女と蟹を食う」
雪女と蟹を食う(1)【電子書籍】[ Gino0808 ] | ||||
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主題歌
ジャニーズWEST
「星の雨」
※多数バージョン販売
ヒグチアイ
「悪い女」
あやめがやり残したこと
ホテルに入ると、ちょうど足元にハートの風船が転がってきた。入口横の場所で
「結婚式の前撮り」をしているという。北は何とかあやめを止めたいと、「やり残したこと」を聞くが、
一瞬顔を大きくゆがめてから「ないわ」と答え、行こうとした。その時北は壁に飾られた文字に目が行った。
あやめに先に行くように促して、北はその字を見つめていた。それは今の自分への戒めのように、
生きることを強く願っているようだった。この文字をあやめにも見てほしかった。
そして、あやめの後を追うと、あやめが足を止めた。そこにはウェディングドレスが飾ってあった。
北は「あやめさんのドレス姿綺麗だったんだろうな」というと、「私、式は挙げてないの。お金があまりなかったから」
と、言いその場を去ろうとした。すると北はサロンの中に入り人を呼んだ。しかし、あと1時間で閉店だという店員に、
どうしてもと頼み込み、最終的に「彼女もうすぐ死ぬんです!!」と訴えて、あやめにウェディングドレスを着せてもらった。
そして、階段を下りてくるあやめはとてもきれいだった。しばらく二人ですごしていると、
ヘアメイクを担当した店員が、「あの人本当に死ぬように思えてきた」と口にした。
「雪女と蟹を食う」テレビで蟹を見て、食べてから死のうと思った北。謎の女性に翻弄される。
「雪女と蟹を食う」2話、修学旅行よりも贅沢な思い出と、突然倒れたあやめは何かにおびえていた
「雪女と蟹を食う」3話、あやめが行きたかった銀山で聞いた夫の話しからいまさら気づく重要なこと
「雪女と蟹を食う」4話、雪女だと思った日と、二人の関係、そして夫との出会い
「雪女と蟹を食う」5話、すれ違っていく二人と、あやめの日記を見た北。
「雪女と蟹を食う」6話、マリアの生きる希望と、あやめがあっていた男性との関係
北の決心
結局北はあやめにドレスを着せても、覚悟を変えることはできなかった。そして、いつものように抱き合った。
それはまるであやめを激しく求める人がいることを伝えるように。そして、北の後悔の現れのように。
北があの時「死のう」と思って、最後に強盗に入らなければ、あやめは自分の物語を終わらせる。
と言い、自分の旅に付き合うこともなかった。自分があやめに最期を覚悟させてしまったようなものだった。
あの言葉さえなければ、あやめはまだ生きる希望があったはず。明日にはおいしい蟹のフルコースを食べ
そして、あやめは自分の物語を終わらせてしまう。その前に自分はあやめを止めなければいけない。
Twitterの感想
ドラマ雪女と蟹を食う
ジャニーズwest重岡さんの
彩女さんの想いをどうすることも出来ずただ抱きしめる場面重岡さんの仕草声表情に完全に感情を持っていかれてしまって泣いてしまった
まだ気持ちの整理が出来ず今も心が揺れている芝居で心が揺さぶられるのは久しぶり
凄い役者— らいの受験録と好きなもの (@lR95uAa8L6MXwTW) September 10, 2022
雪女と蟹を食う。ドラマのオープニング曲もエンディング曲も、ドラマの内容を知るたびに質感や質量が全然違って聞こえる。音楽って聞く人の心持ちで変わるもんだから。って言われるとそうかもしれないんだけど、何が言いたいかって、星の雨も悪い女も、どちらもすごく良い曲だということ。
— ポテチ・タベルカーナ💚💛🌈 (@WESTarcenciel) September 9, 2022
ドラマ雪女と蟹を食う
心を閉ざさなければ生きて来れなかった彩女
心の襞に触れようとする北ジャニーズwest重岡さんは
人間多面性があるからこそ醜く儚くそして美しいと言うことを身体の奥底から溢れ出る感情の震えによって表現出来る稀有の役者生きている限り人は人を好きになる宿命を背負う
— らいの受験録と好きなもの (@lR95uAa8L6MXwTW) September 3, 2022
放送回が進むごとに、無機質だった北の気持ちが、どんどん丸裸になり、感情あらわに泣いたり、
あやめを刺激しないように、最期を止めようとしたり、北の感情の動きに動じることのないあやめ。
それでもあきらめることのない北。その対照的な二人がついに稚内まできてしまった。
ということは、今度は本当にあやめは最期を迎えるのか!?日記には何と書いてあったのか!?
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