「雪女と蟹を食う」3話、あやめが行きたかった銀山で聞いた夫の話しからいまさら気づく重要なこと

北はあやめが車で寝ているうちに、薬局を見つけて薬を買いに車を降りた。

 

しかし、買い物をして戻ってくると、車の周りに人だかりがあり、そこにあやめが倒れていた。

 

思わず泣きながらあやめを抱きしめ、大丈夫かと問いかけると、あやめの意識が戻ってきた。

 

コンテンツ

あやめがいきたかった銀山

なんとか薬を手に入れて、北の運転で銀山まで来ることができた。予約した旅館まであやめをおんぶして、

 

部屋で横になるあやめ。食事はあやめを気遣いお粥に変えてもらった。あやめは喘息持ちだという。

 

そのため、少し無理をすると高熱が出て、めまいがしたり、倒れてしまうことがよくあるという。

 

だから、今回も慣れているから病院へ行かなくても大丈夫だと、北の「病院へ行こう」という申し出を断った。

 

布団に横になったあやめは、それでも北にキスをせがんできた。そして体も・・・・。

 

こんな状態でも自分を求めるあやめを見て、北は死のうとしたときの自分を思い出してしまった。

 

彼女は今「自暴自棄」になっているのだ。それはなぜなのだろうか!?

 

■ドラマ関連作品

原作Gino0808

「雪女と蟹を食う」

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主題歌

ジャニーズWEST

「星の雨」

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ヒグチアイ

悪い女

あやめの夫の話し

以前にもあやめは「夫は小説家」と言っていた。そして、自分の手を見ながら指輪を撫でた。

 

「こんな婚約指輪でも、持っていると落ち着くんです」というあやめに、なぜ『結婚指輪』ではないのか?

 

と、北が訪ねたが、「夫は小説家で、ほとんど出張で留守にしています。そして、出張ではない時も、家では執筆がはかどらないからと、ほとんど家にいません」

 

と、打ち明けたのです。その時、北ははじめてあやめも自分と同じ『孤独』の中にいると気づいたのです。

 

あの広い家にいつも一人きりで、孤独の中自分と出会ってしまったことに今気づいたのです。

 

そして、もっとも重要なことにいまさらながら北は気づくことになりました。

 

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いまさら気づいた重要なこと

北はあやめの話しを聞いて、いまさらながら気づいたのです。それはこの「旅行」が二人にとって最期だということ。

 

あやめもこの旅行で『蟹』を食べたら死ぬつもりだということ。それをあやめに確認すると、素直に認めた。

 

本当は北が強盗に来た時に、「最期に北海道で蟹を食べてから死にたい」と言ったときに

 

『いいですね』と言ったのは、その計画すべてにいいですね。といったのだという。

 

北は「北海道で蟹を食べる」ことが、いいことで彼女はそれが目的でついてきたのだと思っていた。

 

だから、勝手に北海道で蟹を食べたら、彼女はまた日常へ帰っていくのだと思っていたのだ。

 

翌日はあやめの体調も良くなり、運転を代わることになったが、今までの贅沢で残高が少ないので、

 

秋田からフェリーに乗り、そのまま北海道を目指すことになった。そのため、北海道のガイドブックが必要となった。

 

途中で本屋を見つけ、北はあやめから財布を預かり、ガイドブックを買いに行ったがそこで、「雪枝一騎」の新作小説を見つけた。

 

財布からあやめの免許証を取り出すと、名字が同じ。しかも小説は赤裸々に私生活を描いたものだという。

 

北は本を思わず買ってしまったが、そこには妻に疲れほかの女性のところへ行ってしまう主人公がいた。

 

あやめが言っていた、夫が出張というのは、夫が不倫しているということだったのだろうか!?

 

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