「夕暮れに手をつなぐ」最終回、パリに旅立つ2人、あの時の嘘、そしてあの日の再現

空豆は実母の橙子と、九州の実家に帰っていた。母は祖母に頭を下げた。ファッションをとって娘を捨てた。

 

しかし、今回は空豆の才能見込んで、パリに連れて行きたいと言う。自分勝手な言い分に祖母も呆れていた。

 

そんな祖母が押し入れから白い箱を持ってきた。それは空豆が5歳の時に送られてきたものだった。

 

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パリに旅立つ2人


その箱の中には黄色いドレスが入っていた。空豆が5歳の時に、橙子が送ってきたものだが、母親に会いたくなるといけない。

 

そう思って祖母はずっとしまっていた。空豆は大切そうにドレスを抱きしめていた。そして2人はあのバス停にまた立っていた。

 

あの時は「菜の花」が一面に咲き誇っていてとてもきれいだった。空豆は自分のブランド名を決めるにあたって、「菜の花」を使いたかった。

 

しかし、日本語では味気がないので、イタリア語やフランス語で考えていた。すると「コルザ」は橙子のブランド名。

 

橙子はあの日のことを忘れずに、「菜の花」を自分のブランド名にしていたのだ。橙子は偶然だと言が、空豆は母に近寄り手をつないだ。

 

そしてパリ行きの準備に入ったが、磯部が事務所に葉月を呼び出していた。セイラはなぜ呼び出されたのか聞いてみたら、「餞別」を渡したくて、呼び出されていた。

 

しかし空豆は荷造りが終わっていなくて、葉月1人で取りにきていた。彼が帰った後、セイラは自分の中の気持ちをちゃんと言わなければと思った。

 

葉月に雪の日に、スタジオで音とセイラが抱き合っているのを、空豆が見ていたと聞いたからだ。その事実を伝えなければいけない。

 

音を呼び出して、本当のことを話した。空豆と音は付き合っていないこと。あの雪の日にセイラに電話がかかってきて、話を聞こうとしたが、

 

「音に直接話したい」と言う空豆の気持ちを受けて、大好きな空豆の気持ちが音に向いてしまうのではないかと不安になり、とっさに2人が付き合っていると嘘をついてしまった。

 

そして音に折り返し電話することを言わなかった。音は初めてそのことを聞いた。それまで空豆は葉月と付き合っていると思っていた。

 

それでも2人は明日からパリに旅立ってしまう。翌日のレコーディングで、セイラが歌った後にチェックが入ったが、セイラが「飛行機にまだ間に合うから」と

 

空豆に直接会うように勧めたが、先ほどレコーディングした内容が全て飛んでしまっていた。そのため再度レコーディングの必要があった。

 

音はレコーディングを取った。2人が頑張って紅白に出れば、空豆が衣装を作ってくれる。またその時に会える。そしてセイラが

 

歌入れをしている最中に、手紙を書いていた。そして響子たちが音を見送りに誘いに来たが、手紙を託して別れた。

 

■キャスト関連作品

 

あの時の嘘

セイラの告白で、自分の知らないところで、空豆を嘘で傷つけてしまっていた。そんなことも知らずに、デビューだと喜び下宿を出ていった。

 

そして、葉月はスタジオで抱き合っている2人を見て、空豆が2人が付き合っていると思っていたので、セイラに音との付き合いは順調かと聞いてきた。

 

あの時のちょっとした嘘が、今こうして大きくなって跳ね返ってきている。そして2人がパリに行こうとしている時、音羽飛行場に見送りに行けなくなってしまった。

 

それでも音は信じていた。何があっても、紅白に出れば、空豆は約束を守って2人の衣装を作ってくれる。その時にまた3人は会える。

 

そう信じていた。そして飛行場につくと、葉月は気を遣って水を買いに行った。その間に音から預かった手紙を読んだ空豆。

 

少し膨らんだ封筒に何かが入っていた。短い文章だったが、手紙を確認して、中身のものを確認すると、葉月に呼ばれて、空豆はパリへと旅立っていった。

 

それから3年の月日が流れて、空豆は祖母の家に戻ってきていた。パリでの生活はコレクションが続いたり、新作の発表など、

 

空豆の翼を折ってしまうようなことばかりだった。これ以上空豆の才能を潰さないように、橙子は空豆を日本に帰していた。

 

そしてそれを聞いた久遠は、日本でデザイナーとして再度頑張るように、福岡まで話をしに来ていた。空豆はそれを断った。

 

一緒に旅だった葉月は、パタンナーとしてパリで活躍していると言う。空豆は誰のために服を作っているのか、分からずに、自分を見失っていた。

 

それでも空豆は親戚のお姉さんの、結婚式のドレスを作ったり、自分の好きな洋服を作って過ごしていた。その頃音たちは活躍の場を広げて、

 

全国ツアーをしていた。そしてその人気についに紅白出場が決まった。音が目指していたところにやっと来れた。そして福岡で公演することになった。

 

空豆に招待チケットを送った。しかし、会場近くで手に持っていたコーヒーが、ぶつかった瞬間にこぼれてしまい、腹を汚してしまった。

 

何か少し自分が違うような気がした。それでも入場口で行くと、音から「終わったら楽屋に来るように」という言伝があった。

 

それを聞いた瞬間空豆は「急用ができた」と言って会場を後にした。コンサートを外に漏れてくる音で聞いていた。

 

そして、コンサートが終わると、音は空豆が来ていないことを知り、急いでメールを送った。しかし空豆のスマホがあと少しして充電が切れそうだった。

 

空豆にはあの場所は「場違い」だった。だからコンサートには行かなかった。それでも音は会いたかった。だから約束をしたが、

 

■ドラマ関連作品

主題歌

ヨルシカ

「アルジャーノン」

ED

King & Prince

「Life goes on」

 

あの日の再現


空豆のスマホの充電が切れてしまい、メッセージを最後まで読むことができなかった。音は打ち上げが長引いてしまい、なかなか抜け出すことができなかった。

 

しかし、約束が夜の11時ということは分かっていた。場所は「あの」で終わってしまいわからなかったが、空豆はふと音を思って走り出した。

 

そして交差点にたどり着いたが音はいなかった。音は11時が過ぎても打ち上げを抜けることができなかった。それでも磯部とセイラの協力で抜け出した。

 

そして「あの初めて会った交差点で会おう」と言う自分が送ったメッセージに従って、初めて音が福岡を訪れたときに、

 

2人がぶつかって、お互い同じイヤホン戻し、お互い同じ「ヨルシカ」の曲を聴いていた。だから、イヤホンを交換し間違えた。

 

そんな思い出の交差点でまた会おうと言う約束だった。でも、そこには空豆はいなかった。でもあたりを見回すと、

 

上のほうにある手すりに、チェックのマフラーが引っ掛けてあった。急いでそれを取りに行くと、下のほうに空豆が歩いているのが見えた。

 

音は、自分が空豆のことがずっと好きだ。今も大好きだ。と言う気持ちを伝えたが、空豆の歩道橋が赤だった。

 

赤なので渡れない、もどかしい気持ちを抱えながら、信号が変わるのを待ち、音のところまで走っていった。そして音に抱きついた。

 

音はイヤホンを落としたとき、あれは「運命」だと思っていた。しかし、そのときには空豆は翔太といた。それでも空豆も「運命」だと思っていた。

 

しかし、一緒に暮らし始めて、音がそのことを忘れていると思い言う事はなかった。そして2人の紅白出場が近づいてきた。

 

空豆は2人のために、黄色いドレスの衣装をデザインした。まるで菜の花畑にいるようだった。そして2人は響子の家に戻ったのか、

 

あの時のように縁側に座っていた。そして空港で受け取った封筒の中に、「片方だけのイヤホン」が入っていた。それはまた会う時まで空豆に預けていたのだ。

 

2人は初めて会った時のように、「ヨルシカ」を片方ずつのイヤフォンで聞いた。

■ドラマ関連記事

 

Twitterの感想

やっと最後に思いが通じ会えてよかった。そして2人で聴く「ヨルシカ」この縁側も良かった。

 

2人の出会いは福岡かと思ったら、群馬県だったんですね。最近群馬県や栃木県のロケ地がドラマになっている話が多いですね。


 

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