「夕暮れに手をつなぐ」1話、奇跡の出会いと、最大の失恋、そして帰れない空豆

音は片耳にイヤホンをして、街を歩きだした。「ヨルシカ」を聴きながら横断歩道を歩いていると、

 

女性とぶつかり、お互いにイヤホンを落とした。音は一つを拾い耳に当てると、ヨルシカが聴こえてきた。

 

女性にOKサインを出して、再び歩き出したが、横断歩道を渡り切ったら音楽が途切れてしまった。

 

コンテンツ

奇跡の出会いから失恋まで

横断歩道を渡ったら音楽が途切れた。理由はイヤホンを間違えたのだ。女性が向こう側へ行ってしまったので、

 

音楽が切れてしまった。偶然にも同じアーティストの同じ音楽を聴いていたのだ。音は運命を感じてしまった。

 

女性は横断歩道のむこうから、ジェスチャーで近くの歩道橋でイヤホンを交換しようと言っている。

 

音は歩道橋を駆け上がり、イヤホンを交換した。運命の出会い。と思ったのは一瞬。

 

女性は男性と一緒に歩き出した。そんな運命的な出会いなんてそうそうあるはずもない。

 

そして、後日音はまた片方だけイヤホンをして、街を歩きながら頭に浮かんだフレーズをスマホに録音していた。

 

彼はアーティストを目指して、音楽を制作しているが、なかなかうまくいかない。でもいいフレーズが浮かび

 

近くの噴水のふちに座って、口からメロディーを口ずさんで、スマホに録音していたが、そこに犬が来て、

 

スマホが飛んでいった。あわや「水没!!」というときに、あの女性が現れてスマホをキャッチした。

 

しかし、次の瞬間音はスマホを取り、噴水から離れた。なぜなら、真ん中から勢いよく水が吹き上がるからだった。

 

それを知らない女性はずぶぬれになってしまった。音はお詫びに服代を出そうとしたが、「すぐに乾くばい」と、

 

女性はどこかへ行ってしまった。しかし、女性には人生最大の悲しみがこの後を待っていた。

 

■キャスト関連作品

 

人生最大の失恋をした女性

女性は九州から上京してきていた。それは高校から付き合っている彼と結婚式の打ち合わせをするためだった。

 

しかし、待ち合わせでスマホを拾い、ずぶぬれになったことを報告し終えると、非情な言葉が彼女を襲った。

 

彼女の名前は「空豆」名前と、その美貌でやっかみが高校の時に会ったが、彼である翔太が救ってくれた。

 

なのに、彼は「ほかに好きな人ができたから、婚約は破棄してほしい」と非情な言葉を投げかけた。

 

もう、そういわれたら返す言葉もない。従うしかない。空豆は有り金をすべておろして、ホテルのロビーにいた。

 

カウンターで「このホテルで一番高い部屋を!!」と頼んでいたが、支配人と相談すると言われしまった。

 

空豆はそれは「この女性は最期の贅沢をするつもりだと思っている」と感じた。しかし、無事に部屋を取ることができ

 

ホテルの中華で贅沢三昧をしていた。しかし、空豆はきづいていない。お互い気づいていないが、

 

音も事務所の磯部に音楽を聴いてもらい、食事をしながら打ち合わせをしていた。彼女は才能を発掘して、

 

それを伸ばしてデビューさせるために、食事をさせてくれたりする。同じお店で食事をしていたのだ。

 

そして、食事を終えた音は磯部と別れて、家に向かって歩き出したが、橋の所に空豆がいるのを見つけた。

 

空豆は婚約を破棄されて、高校の時翔太がくれた「指輪」を外してみていた。しかし、はずみで指輪が落ちてしまった。

 

それを追うつもりで、思わず欄干に足をかけて、川に飛び込むところを音が路上に引き戻した。

 

空豆の靴が片方落ちてしまった。「あの靴のように死ぬとこじゃった」と、がっかりしている空豆は

 

靴を片方失くして歩けない。音はホテルまで送ることにした。空豆は自分に起きたことを話した。

 

しかし、地元では結婚を楽しみにしている、祖母や親せきが待っている。がっかりさせたくない。

 

「明日もう一度彼に会う!でも、会ってしまったらもう生きられん気がする。ついてきてほしい」

 

と、音に付き添いを頼んで、音は空豆を部屋まで送って、明日の約束をして別れた。

 

■ドラマ関連作品

主題歌

ヨルシカ

「アルジャーノン」

ED

King & Prince

「Life goes on」

 

九州に帰れない空豆

音は約束の時間にホテルに来た。しかし、空豆が階段の陰から出てこない。「行く。って言ったけど」

 

と、これではいけないと、片方スリッパの足を出した。足のサイズを聞き、音は靴を買いに走った。

 

オレンジのコンバースのスニーカーを買ってきてくれた。2人で翔太のマンションへ向かったが、

 

かなりのセキュリティのマンションだった。地元でも秀才で有名だった彼は、東京で起業して成功しているらしい。

 

マンションのインターフォンを押すと、女性が対応した。そして部屋に入ると翔太は買い物にでかけている。

 

と、お茶を出してくれたが、彼女は自分が婚約しているとははっきり言わなかった。すぐに戻ってきた翔太。

 

空豆は、自分のことを「赤の他人に話した!!」と翔太に起こりながらも、徐々に冷静になっていき

 

「今は自分が赤の他人じゃ!!」と、部屋を飛び出していった。空豆は音がいたおかげでこの世からいなくなろう。

 

という気にはならなかった。公園のベンチに座って、音は「この間助けてくれた音楽聴く?」と、

 

噴水から助けてくれたメロディーを、空豆に聴かせた。「良い曲じゃ」と泣きながら、もう一度聴かせてほしい。

 

とせがんで、何度も音の曲を聴いていた。しかし、早く地元に帰って祖母に婚約破棄の話しをしないと

 

言い出せなくなる。とアドバイスすると、空豆は今夜の夜行バスで帰るという。音は住まいの近くまで一緒に歩き別れた。

 

空豆は、そのあと音の住む大家、雪平が買い取って営業している銭湯にいた。しかし、女性客に心配されていたのだ。

 

ずっとサウナから出てこないのだ。女性客が声をかけると、「サウナは初めてじゃ」といいながら、

 

夜行バスまで時間をつぶすつもりで、銭湯ですごしていた。しかし、大家の響子が帰ってくると、抱えられていたのは空豆だった。

 

湯あたりをしてしまい、倒れたため今晩泊めることにしたという。再び二人は再会してしまった。

 

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Twitterの感想

脚本に難あり。という感想もあったけど、こうして脚本に期待している声もある。確かに周りを固める演技派の力も強いと思う。

 

今はワイヤレスイヤホンなので、片方だけイヤホンをする人も多いのかもしれない。だからこそ落としやすいのかな。

 

でも、このイヤホンを落とすシーンがなければ、2人の出会いがここまで濃厚になることはなかった。

 


 

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