「大豆田とわ子と三人の元夫」8話新恋人?ざわつき出す元夫たち

とわ子は「外資系ファンド・マディソンパートナーズ」の役員から、社長を退くように迫られていた。

 

それを言い出したのは、ラジオ体操で仲良くなり、シナモンロールをわざわざ取りに走ってくれた男性小鳥遊だった。

 

「あれは仕事であり、これはプライベートだから、プライベートとしてお付き合いを続けていきたい。」と言う小鳥遊がいまいち理解できないとわ子だった。

 

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なぜ会社を売却する話になっていたのか?

元を正せばなぜ「しろくまハウジング」を、外資系の会社に売却する話になっていったのか?

1年前の出来事

ちょうど1年前、大きなイベント会社との企画が決まりかけており、社員一丸となって頑張っていた。

 

しかし、そこの社長は女性を見下した部分があり、とわ子が3回の結婚経験があることをいいことに、

 

プロポーズをしたのだが、見事に断られたため、この企画に対しての予算をかなり高額に見積もって出してきた。

 

そのため予算を削るために、夜遅くまで社員が働く中、とわ子はかごめのことで会社に行くことができなかった

 

それを今でも、「社長失格」と思っている松林がその間に入っていたのだ。社員を大切にしたい気持ちはわかる。

 

しかし社員を大切にしたい気持ちだけでは、この会社はよくならないと松林は考えて、今回の株式を譲渡した相手先に不利な情報を与えていたのだ。

 

そして社員を守ろうとする守りの姿勢が、逆に社員を苦しめることになると、とわ子をきつく牽制してきた。

なぜ小鳥遊が来たのか?

たまたまの偶然が重なり知り合った、プライベートの知り合いだと思っていた小鳥遊。

 

でも実際は、「しろくまハウジング」を乗っ取ろうとしている会社の社員だった。でもとわ子が戸惑うのは

 

「あれは会社での僕。ここではプライベートでの僕。」として完全にオンオフを分けて、とわ子とプライベートでは仲良くしたいと言う思いが理解できなかった。

 

しかし詳しく話を聞いてみると、いつも「社長の命令だから」といつも社長と言う名前が出てくる。

 

彼にとって「社長」は絶対的命令なのか?なぜそこまで社長の言いなりになるのか理解できなかった。

 

しかしプライベートでの小鳥遊は、事実を話してくれた。約15年間自分でない時があった。それを拾ってくれたのが社長。

 

そしてカレーを食べさしてくれた。そして今の会社に就職させてもらい社長の言われるままに動いてきた。そしたら今の地位にいた。

 

だから恩人に逆らうことはできない。と言うことだった。しかも社長の娘との縁談が進んでいると言う。

とわ子の気持ちを敏感に察知する慎森から元夫達へ

慎森は「しろくまハウジング」の顧問弁護士をやっている関係で、とわ子のそばにいつもいる。

探り出す元夫

外資系の会社に、会社が乗っ取られそうになっていることもわかっている。しかしその相手先の役員と妙にとわ子と仲が良い感じ。

 

しかも、慎森たち男性相手に「ハンカチは持っていたほうがいいよ」とアドバイスするとわ子。どちらかと言えば雑な彼女が言うのはおかしい。

 

もしかしたら「新しい恋」を始めたのかもしれない。と敏感に感じ取ってしまった。そして鹿太郎も加わり、突撃訪問となった。

 

急に来た2人に驚きながらも、とわ子は自分の時間を楽しんでいただけだった。しかしテーブルの上には「パーティー開き」をしたポテチ。

 

1人なのにパーティー開きするのはおかしい」と反論する慎森。1人ならこうやって開けるべきだと、2人それぞれがジェスチャーで示す。

 

しかしとわ子は、この方が食べやすいから。そうしているだけだと言っても何か疑っている。そして手を拭こうとすると2人がハンカチを差し出してきた。

 

ありえない展開ながらも、自宅のタオルで体を拭くとわ子。2人が全く何を考えているのかわからないまま、

 

とわ子の頭の中では社員をどう守るべきか。と言う考えばかりがまとまらずにいた。

嬉しい訪問

とわ子は仕事が終わり帰ろうとした。その時後から誰かに抱きつかれた唄だった。

 

彼氏である西園寺君に、急用ができてドタキャンされたので、家でご飯を食べようと思ってきたと言う。

 

とわ子にとってはとても嬉しい訪問だった。社長として頑張っていかなきゃいけない自分を、自分で励ましているときに、

 

2週間ぶりに娘に会えて、嬉しくて嬉しくて、そのまま路上で抱きしめ続けてしまった。そして作りすぎたカレーを一緒に食べた。

 

唄が眠ったと思い、布団をかけに行ったが、起きていた。そして「いつもママの表情が暗い。そうやって笑ってたほうがいいよ」と言ってくれた。

 

とわ子は気づかなかったが、唄は時々遠くから母親を見守っていてくれたのだ。

なぜか小鳥遊へ恋愛指南するとわ子

ラジオ体操などは小鳥遊と、喫茶店へ行くのがお決まりになっていた。

社長の娘と結婚

小鳥遊はいつもの調子で、とわ子に普通に「社長に娘と結婚してくると言われました」と報告した。

 

まぁおめでとうと言うべきところなのだろうが、なぜとわ子にそんなことを言ってくるのだろうか?

 

それは小鳥遊に恋愛経験がほとんどないからだった。どうしたら結婚できるようなお付き合いができるのか。それを教えて欲しいと言うのだ。

 

そしてとは子のアドバイスを細かくメモする小鳥遊。毎回会うたびにアドバイスを求めてくる。

 

そして毎回会うたびに報告してくる小鳥遊。でもとわ子は違和感を感じていた。小鳥遊は社長から言われたから結婚する。

 

そこがどうしても引っかかってしまうのだ。そこに自分の気持ちは無いのだろうか。それでも社長が言うからと、彼女との結婚を決めた小鳥遊。

 

そんな小鳥遊を自宅に招いたとわ子。

1皿のカレー

そもそも小鳥遊が社長に恩義を感じている一番最初の出来事は、カレーをご馳走してもらったこと。

 

だからとわ子は自分が作ったカレーを小鳥遊に「おごります」と言って差し出した。

 

社長の束縛から逃れるため、1からやり直してほしいと言う思いだったのかもしれない。誰かの言いなりになるのではなく、自分の意思で動いてほしい。

 

1皿のカレーにはそんな思いが込められていたのかもしれない。そのカレーを食べ終わった時、2人の元夫がインターホンを押した

 

特にやましい事はないが、慎森がきてしまったので、ライバル会社の役員と一緒にいるところがバレてはまずいと思い、小鳥遊を庭に出した。

 

その上で2人を招き入れたが、決定的なミスを犯してしまった。食べ終わったカレーのお皿が2つ。

 

この間のポテチではないが、なぜ2皿も食べ終わったお皿があるのかを追及された。とわ子は食べ比べと言い訳をするが

 

「もしそれなら、お皿にも使わないよね、1つのお皿に2回盛り付けるよね?」とどんどん外堀を埋められていった。

 

そのあげく「絶対この部屋にもう1人誰かいるよね?いるよね?田中くん?田中くん?」と2人は八作を探し始めた。

 

その間に、小鳥遊を帰らせようと思ったが失敗した。そして間の悪いことに八作が来てしまった。いつきたの?の2人からの質問に「今」と答える八作。

 

となると、カレーを食べた相手は八作ではない誰か。しかも3人にはバレたくない相手。それを証明するかのようにさっさと3人を帰してしまったとわ子。

 

改めて小鳥遊にお詫びをすると、外れた網戸を直してくれると言う。しかし取り付けた途端に、ぐらつき始めすぐに気づいた小鳥遊が

 

とっさにとわ子の手を引っ張り自分のほうに引き寄せた。そして冷静になり「大型トラックに乗っちゃいましたね」と手をつなぐタイミングの話を持ち出してきた。

 

小鳥遊は社長に反旗を翻し、社長令嬢との結婚を破棄することができるのか?そしてとわ子との新しい恋が始まるのだろうか?

 

Twitterでは?

 

きゅう山きゅう子@que_sun
とわ子、惹かれてる相手の会社を壊滅させようとする男なんてやめなさい!と思うけど、小鳥遊さん、知れば知るほどONもOFFもかっこよすぎて…この人がヤベェ奴だってことを忘れてしまう。なぜオダギリジョーが小鳥遊さん役に選ばれたのかめっちゃわかるわ…。 #大豆田とわ子と三人の元夫 #まめ夫
やはり小鳥遊のIN/OFFと、強気と弱気な部分に注目している人が多いようですね。
とわ子には、自分の全てを見せられる。と言う何か魅力を感じているのでしょうか。
※最後の方は著作権の関係上抜粋させていただきました。

まとめ

・企業買収は松林の会社をもっと良くしたいと言う思いから。

・小鳥遊が役員として交渉の立場にいるのは社長命令だから

・新しい恋人の出現に反応する元父たち

・離れて暮らしていても母の姿をしっかりと見守っていた娘

・小鳥遊と社長令嬢との結婚にアドバイスするとわ子

・社長の束縛から小鳥遊を解放したいとわ子

・ネット上では小鳥遊の弱い部分に共感する声も多い

 

小鳥遊にとわ子がかごめのことを話したとき「10歳の時も笑っていた。20歳の時も笑っていた。それなら今も笑ってますよ。

アドバイスした話は、自分自身が15歳からずっと身内の介護をしてきた経験上、出てきた言葉なのではないかと思いました。

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