「大豆田とわ子と三人の元夫」9話小鳥遊（オダギリジョー）との恋愛関係はどうなった？

とわ子は相変わらず、企業買収について役員会議を重ねていたが、その席に小鳥遊が来ることはなかった。

 

彼は友人に誘われてマレーシアで新事業を始めようとしていた。すでに友人が家を用意してくれていると

 

とわ子に写真を見せて、今後のパートナーとして一緒に生活することを提案してきた。

 

続きを見る

いつも「社長の命令」だから。となんでも社長優先の小鳥遊が、とわ子に出会ったことで、自分の意志で行動をしようとしていた。

 

そのため、社長と「退社」について話しをするのに、てまどっているのか、または役員から外されたのか

 

小鳥遊が「しろくまハウジング」へ来ることはなくなったが、とわ子とは個人的に会っていた。

 

そして、友人が用意してくれた家の写真をもっと詳細にとわ子に見せてくれた。それはとわ子にとってあこがれの家だった。

 

建築様式が好きで、いつか「こんな家を建てたい」と思っていた。すると「これからのパートナーになりませんか？」

 

と、言われた。唄に話しをするも「プロポーズされたわけではない」と否定するも、唄は「それはもうされてるんだよ」

 

早速唄は父の八作へ報告へ行った。動揺することもなく淡々と話しを聞く八作。しかし、途中で慎森が来たので

 

唄はごまかしてさっとかえってしまった。「シンシンには内緒ね？きっと話しを聞くとパニックを起こすから」

 

と約束を守った八作だったが、後日あらぬところからバレることになった。

 

とわ子はバッティングセンターで、小鳥遊を待っていたが、とわ子の行動を不審に思ったのか

 

八作と慎森がとわ子のブースをはさむように、バッティングを始めた。

 

そこへ現れた小鳥遊、現状が飲み込めない。慎森はいてはいけないグラウンドの中にいるのだ。

 

この状況をどう説明するべきなのか・・・八作を「元夫」と紹介し、「向こうにいるのも元夫です」としか言えなかった。

 

慎森はまだとわ子のことが好きだけど、「一緒には暮らせないパートナー」なのだ。でもとわ子のことがあきらめきれない。

 

そんな中、小鳥遊がプロポーズをしたとなれば、気持ちは尋常じゃないほど取り乱すだろう。現にバッティングのボールが飛んでくる場所にいる

 

それ自体が異常なことだ。そして、慎森は弁護士として「マディソンパートナーズ」の何かをつかんだ。

 

だからこそ、小鳥遊と意気投合しているとわ子を見ていられなかったのではないだろうか。

続きを見る

とわ子は「経営者としてふさわしくない」と様々な人から言われる。でも人一倍会社を愛している。

 

だからこそ、今回陰で買収に関わっていた松林の話しを聞きたかったので自宅に招待し、夕食を一緒に食べることにした。

 

「松林さんだったら、社員41人いる会社をどうしたらいいと思う？」

 

普段会社では聞きづらいことだが、松林はきっぱりと「6名くらい社員を残して特許を守っていく」

 

と、一度は言ったものの、「でもそれはやはり現実的ではないので、41人で団結して立ち向かいます」と言い直した。

 

とわ子は「松林さんの方が社長業には向いてるよね」と言った。思わず松林は泣き出してしまった。

 

とわ子としては、小鳥遊のマレーシアへの誘いを受けてもいいかな・・・。くらいに考えて

 

今あるものを手放す方法を模索していたのかもしれない。しかし、それは翌日になり大きな事件となった。

 

それは寝耳に水の出来事だった。小鳥遊も何も言っていなかった。慎森はぞの情報を事前にキャッチしていたのかもしれない。

 

マディソンパートナーズは違法な取引で、株式を買い取っていたのだ。もちろん側近である小鳥遊にも

 

捜査の手は伸びるだろう。小鳥遊は社長が「違法」に手を染めていたことを知らなかったのだ。

 

だとすると、「マディソンパートナーズ」へ元社長が売却してしまった株はどうなるのか！？

 

社内で話し合うことになったが、とわ子は他に走らせず、松林を同席させた。社長の息子からすれば松林は裏切り者だから。

 

しかし、とわ子が松林も一緒に話し合うと提案すると、しぶしぶ受け入れたが、まずは株の買い戻しについて、松林にはすでに当てがあった。

 

そのため、「しろくまハウジング」の全株式は買い戻すことができそうだ。

 

続きを見る

とわ子は正直小鳥遊といると楽しかった。彼が好きな「数学」の話しを聞いていても、夢の話しを聞いていても。

 

しかし、パートナーとしてマレーシアで一緒に生活できるのか！？と考えてみると

 

そのために手放す物が沢山あり、そこで得るものは何があるのか・・・！？そして一番愛する人と離れること。

 

そんな部分が引っかかり、小鳥遊と「さよなら」を決めたとわ子は、その足で八作の店へ行った。

 

八作ととわ子には1年以上【封印】し続けていた思いがあった。それはお互い【好き】と言う気持ち。

 

でも、その間には【かごめ】という存在が必ずいること。だからこれからは3人で仲良くしていこう。

 

と、「かごめの思い出話」をやっとすることができた。1年以上突然亡くなった友人であり、八作には愛した人。

 

それぞれが大切にしていた人のことを、やっと共有することができた。そして2人には唄という子どももいる。

 

もし、2人があのまま【夫婦】だったら、どういう関係になっていたのか想像する2人。

 

親として当たり前の務めを果たしながら、恋愛感情ではないもっと深い部分でつながれたかもしれない。

 

でも、あのときとわ子は八作の心の中に「誰かがいる」のにこのまま関係を続けることができなかった。

 

そして、かごめが亡くなってから、八作の心の中の人が【かごめ】だと初めて知ったのだった。

 

だからこそ、今1年以上口にするまで時間はかかったが、やっと穏やかに彼女の話しをできるまでになった。

 

しかし、外野の慎森と鹿太郎はまだそのことを知らず、とわ子のことを心のどこかで愛したまま、とわ子のことが気になって仕方ないのだ。

 

 

@_012640414時間

好きな人にストレートに好きって伝えるけど上手くいかなくて泣いちゃったり、こけてたんこぶ作ったりキッチンの戸棚開けたら粉まみれになっちゃう慎森、誰よりもヒロイン #大豆田とわ子と三人の元夫 #まめ夫

2021年春、フジテレビ新作ドラマ、スペシャルドラマ一覧

続きを見る