「となりのチカラ」7話、灯の家出の本当の理由

好美ちゃんの家の問題が解決すると、灯はご飯の用意もせず、荷造りを始めた。

そして何の前触れもなく、「実家にかえります！！」と力と子供たちを置いて出て行ってしまったが、

力には家出の理由が全くわからなかった。しかしそんな時に限ってマンション中の人々が力を頼ってくる。

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灯家出の原因は何?

力は自分の家には問題はないと思っていたが、いきなり灯が怒り家出してしまった。

子供たちと話し合っても思い当たらない。しかし、そんな時に限り、頼子は子供と子育てをめぐり喧嘩になり、止めてほしいと言うし、

マリアは、フィリピンに帰らないと、妊娠が母にバレてしまい叱られた。どうしたらいい？と相談に来たり、

管理人までもが「新しく6階に越してきた住民に注意してほしい」と、お願いにくる始末。

結果的に家事をしようとしても、誰か来るので、子供たちは自発的に自分達のことをやる羽目に。

力は編集者に相談したが、「セックスレス」が原因と言われた。しかし、問題はそこではない気がする。

力は自分なりに答えを出して、灯の実家浜松まで行った。灯の実家は寺だった。すでに離婚の方向を向いている。

いそいで灯の怒りの原因をつきとめなくては。と、灯に自分なりの答えを伝えてみた。

しかし、どれもハズレだったようで、余計に灯を怒らせてしまい、一人で帰ることになり、子供たちをがっかりさせた。

こんな時も住民たちは押し寄せてきて、力の言う通りにしたら、事がひどくなったという。正直今はかまってられない。

すると頼子が「奥さん家出したんですってね」と、どうやら子供たちが言ったらしい。でも原因はまだわからない。

灯の働くブティックへ行くと、家を出て新しく生活を始めた、達代が働いていたが、長期休暇の連絡以来、何もないと言う。

途方に暮れ、上條が働き出した居酒屋で、飲みながら考えてもよくわからない。ついに子供達も家出してしまった。

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子供たちは子供なりに、原因を探ろうと、浜松まで会いに行ったが、原因はやっぱりわからなかった。

途方にくれて、マンション前のブランコに座っていると、清江さんが隣に座った。記憶は教師をしていた頃に戻っているようだ。

困っているなら、周りの人に話したらいいわ。あのいつも中腰の方誰かしら？彼なら話しをよく聞いてくれるわ。

と、いわれ力は、灯と再会した時を思い出した。元々灯に好意があった力は嬉しくて、一晩中灯の話しを聞いていた。

今、それが出来ているだろうか？あっちの家の問題、こっちの家の問題ばかりで灯の話しを聞いていないことに気づいた。

再び浜松に行き、灯に謝り、家のこと、子育てのこと、仕事のことなど一晩中話しを聞いた。

そして夜が明け一緒に帰ろうとした力だが、灯はまだ帰らない！とベッドに入り眠ってしまった。

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