「となりのチカラ」3話、303号室マリアの力になりたい力

夜になり、突然上の303号室のマリアが、「助けてください!!」と力の部屋に飛び込んできた。

 

するとすぐさま中年の男性が追いかけてきて、彼女をだせ!とわめいていた。なんでも「約束」が違うらしい。

 

力は前から、様々な男性が出入りする303号室が気になっていたが、何が違うのだろうか?

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マリアの事情

マリアは部屋で男性向けマッサージを行なっていた。しかし、「性的サービス」を求めた男性客から逃げてきた。

 

マリアはマッサージだけで、そんなサービスは謳っていなかった。力が男性の対応にしどろもどろしていると、

 

妻の灯が一万円札をひらひらさせながら来た。「代金はご返却しますので、これでお帰りください!」というと男性は悔しいけど、帰って行った。

 

部屋に戻るとお腹を気にしているマリア。どうやら「妊娠」しているらしい。マリアは職業訓練生として、ベトナムから来た。

 

3人で暮らしていたが、あと2人は事情があり、それぞれ帰国してしまったらしい。マリアは介護士の勉強をして、

 

ベトナムの家族にも仕送りをしていた。そしてお腹の子の父は、仕事先の上司だったが、妊娠が分かると解雇され、連絡も取れなくなった。

 

日本に失望したマリア

マリアは「日本人はみんな優しいってきいていた。でも私の周りの日本人たみんな冷たい…」と、失望していた。

 

力は決してそんなことはない。と言いたいがいい言葉が見つからない。マリアは働かないといけないが、お腹に赤ちゃんがいるため

 

就職先を探すことは難しい。だから、中絶してしまいたいが、相手と連絡も取れないため、それもできない状況だった。

 

翌日マリアに「一緒に病院へ行って欲しい」と、頼まれた力。自分にできることはこれしかないのか…。と思いながら付き添い

 

中絶の同意書にサインした。しかし、診察室に呼ばれたのは力。目ざとく結婚指輪をみて、医師に説教されてしまった。

 

そして、マリアが呼ばれたがぎりぎりになり、決心が揺らぎ赤ちゃんを産みたいと思い、中絶をあきらめた。

 

灯に中絶に付き添ったことを報告した力は叱られた。しかし、翌日灯とマリアが一緒にいた。

 

マリアが住む部屋は、会社が社宅として借りているので、解雇された以上住めない。しかし、灯はマリアと一緒に会社へ行き

 

「解雇手当て」をもらえるよう手続きし、次の職場が決まるまで、部屋を使えるようになった。手当てを支給される間に

 

次の就職先を探しながら、出産することにした。灯は昼休み返上で付き合ってくれたようだ。

 

マリアに改めて、冷たい日本人ばかりでないことは、しっかりと伝わった。そしていつものようにカフェで仕事をしていると

 

息子とよしみちゃんが手旗信号で遊んでいた。力にきづくと何か言っている。「元気」よしみちゃんはあれから父の虐待を受けていないようだ。

 

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404号室からのヘルプの正体

力はマンションを見ながら、清江が約束の時間にピアノを弾いていることや、ゴミ出しでよしみちゃん親子に会っても、

 

逃げるように去っていたが、よしみちゃんが母の手を引っ張り「おはよう」と挨拶を返してくれた。

 

そして「少年A」と言われている6階の上條は、就活をしているらしい。しかし、404の女性はなぜ毎日誰かと電話して

 

なんだか怒っている。そして家に大量の荷物が届く。たまたま力が4階にいた時に、荷物を運び入れていた。

 

手伝おうとすると、「これくらい一人で大丈夫」と断られるが、「あなたには受難の相がでている。これを飲めば浄化される」

 

と、500のペットボトル入りの水を勧められたが、「2.000円」と言われ、力は何か口実を見つけ、逃げるように帰ってきた。

 

しかし、後日404の女性から、助けてほしいから、部屋に来て欲しい。と言われていってみると、

 

すでにマンションの住民が何人か呼ばれ、室内に座っていた。そして廊下にはあの水と思われる箱が山積みになっていた。

 

これから何がはじまるのだろうか?


 

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