「高良くんと天城くん」最終回、天城の心配と進路、そして2人のこれから

田中に天城と付き合っていることがばれた宝は、以前にも増して学校で天城と一緒にいることが増えた。

 

そして思わず、天城の可愛い仕草を見ると、田中がいてもこっそり褒めるようになった。

 

そんな高良のことを「付き合いが悪い」と周囲の人間が言い始めた。そこで天城の暴走が始まった。

 

天城の心配事

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田中に交際が調べたことにより、高良はよりオープンに天城のことを褒めるようになった。

 

そして、田中達と遊ぶ約束をしていても、天城を見かけると、そちらの方へ行ってしまい、約束を破ったりするため、

 

1軍メンバーからは「最近付き合いが悪い！」と言って、だんだんと相手にされなくなっていった。

 

そんな高良を見ていると、天城はこのままだと一人ぼっちになってしまう。と言う心配が生まれてきた。

 

自分自身がずっと1人だったため、天城が1人になってしまったら困る。しかも自分が理由で。

 

どうしたらいいのか考えを巡らせていたが、いい考えが浮かばなかった。そんな様子を見ていた田中は、

 

天城の様子がおかしいことには気づいていた。だからこそ高良を呼んで、態度をはっきりしないと、天城が暴走すると話した。

 

しかし、天城の頭の中では、すでに暴走は始まっており、1人頭の中でどうしたらいいのか悩んでいた。

 

 

進路を決められない天城

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そして、天城のもう一つの悩みは、これから先も高良といたいと言いたいがそれが言えない。

 

だからこそ、高校卒業後の進路希望表を提出できないでいた。心配した香取がやってきたが、

 

彼とは小学校1年からの仲。だからこそ香取には高良がなぜ進路表を書けないのかわかっていた。

 

そして、自分自身は近くの国立大学をいくつか候補にしていることを伝えた。

 

それでも天城はどんな選択があるのかわからない。体育の時間やっぱり高良は1軍から付き合いが悪い。

 

と言われていた。自分のせいだと思う天城だが、それで付き合いが終わるようならそこまでだ。

 

と、はっきりと天城に言った。そして、これくらいで壊れるくらいの関係ではない。とも付け加えた。

 

2人のこれからはどうなるのか？

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田中は天城の様子がおかしい。ということを伝えたかったが、香取も一緒に来た。

 

田中よりも先に2人の交際を見抜いたのは彼だった。田中は自分が一番最初でないことに安心したとともに

 

高良が天城にどうしたらいいのか！？というアドバイスを田中は「押して押して押しまくれ」

 

というが、香取はそれは逆効果だという。田中は香取の存在が不思議であった。一体高良の何なのか！？

 

香取曰く「心の友」らしいが、その落ち着いた口ぶりは親のようだった。そして、放課後田中につかまった天城。

 

香取は急いで高良を呼びに行った。廊下の奥に言ったので「理科室」だろうと、2人で行くと中で田中と天城が話していた。

 

そこに高良が入って行くと、田中は「選手交代」と部屋を出ていき、香取と教室の外から見守った。

 

そして高良は自分がいかに天城を好きなのか、ちゃんと言葉にしてくれた。「思っていても言葉にしないと伝わらない」

 

と言いながら、天城が悩んでいるであろうことを口にした。「これからもずっと一緒だ」

 

天城はその「これから」の意味がよく理解できなかった。卒業するまでなのか、卒業してもなのか。

 

すると高良は「これからもはこれからだ」と、ずっと一緒にいることを約束した。

 

 

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