「高良くんと天城くん」3話、憂鬱から一転、二人の関係に気づき始める友人とドキドキバスタイム
天城は高良との夢を見て目が覚めた。そしてそれが妄想となり、高良のことを必要以上に避けてしまった。
高良は何か自分が悪いことをしたのかと思い、話し合って誤解は解けた。そしてまた日常が戻ってきた。
しかし世の中は3連休と言う日を迎えようとしていた。天城にとってはあまり良い思い出のない連休だった。
コンテンツ
朝から憂鬱な天城
天城の母親は、彼が幼い頃に家を出てしまい、祖父母に育てられた。そのことが周りに知れ渡り
幼い頃の天城はとても辛い思いをしてきた。周りから母親のいない子供として、仲間外れにされてきたこともあった。
しかし連休になると、母親の家に泊まりに行くと言うのが決まりであったらしく、今回の3連休も母親の家に行くと言う約束だった。
そのことを思うと朝からとても憂鬱だった。しかし後から高良がきて、憂鬱な様子を見て話しかけてくれてくれた。
そして3連休の事について、話を聞くと高良はある提案をしてくれた。3連休の間は家族が出かけているらしく、
思う存分高良の家で過ごせばいいと言ってくれた。着替えも用意してくれるので、学校帰りにそのまま一緒に帰宅することになった。
原作
はなげのまい
「高良くんと天城くん」
コミック本 電子書籍
主題歌
Sano ibuki
「twilight」
気づき始めた周りの友人たち
天城はいつになく朝からご機嫌だった。そこに香取がやってきて、3連休どうするか予定を聞いてきた。
天城は迷うことなく高良の家にお泊まりに行くと言うことを言ってしまった。2人の関係を前から怪しんでいた香取は、
「最近、お前高良と無駄に仲がいいよな」と、言葉を投げかけると、天城は自分が話しすぎたことに気づき、
慌てて訂正をした。「委員会で仲良くなったんだよ」と言うと語りを素朴な質問をぶつけた。
「家族はどうしてるんだよ」と言うと正直に3連休は家族がいないと言うことを伝えた。すると香取はなるほどと言う感じで
天城の話に頷いたため、天城はこの時になってようやく、3連休高良と2人きりで過ごすことに気づいた。
今更ながら赤面してしまう。でももう約束をしてしまった。そして2人で一緒に高良の家に下校した。
恥ずかしさを隠すためか、初めて来た高良の部屋を無駄に見てまわり、勉強机や本棚を見て、自分が持っている本と同じ本があると喜んでいた。
その間に高良は、制服から部屋着に着替えた。高良の部屋着姿を初めて見た天城は、それはそれで喜んだ。少し恥ずかしそうな高良。
それから高良は宿題をして、天城はスマホでゲームをして遊んでいた。しかしゲームを見に来た高良の距離が近すぎて、
天城はあまりゲームに集中できなかった。そんなことお構いなしに高良はアドバイスをくれた。おかげでゲームをクリアすることができた。
ドキドキのバスタイム
2人でトランプをして遊んだ。それとあと1歩のところで天城は負けてしまった。そこで最初に風呂に入ることになった。
お風呂に入ると改めて2人きりの夜を過ごすことを考えてしまう。どうやって過ごすのか考えると緊張してしまう。
そんな緊張を隠すかのように、わざと明るく高良の部屋に帰ってきた天城。そしてお風呂がとてもいい匂いだと褒め、
体もしっかり暖まったと、手を差し出してみせた。すると高良は天城の手を掴んで、「暖かいと言うより暑い」と言って自分の頬に手を持っていった。
そして高良はお風呂に入ることになった。部屋を出ると、緊張が持たなかったのか廊下にへたりこんでしまった。
そしてお風呂から出てくると、天城が2人きりで過ごすと言う事は「そういうことだよね」と言ってきたので、
お互いに見つめ合いキスをした。そして天城を下にして、ベッドの上でもキスをした。しかし思いっきり目をつぶっている天城を見て
高良は部屋を出て行ってしまった。天城はこういうことが初めてだった。だから高良にいろいろ教えてほしいと言ったのがいけなかったのか?
しかししばらくすると戻ってきて、「無理しなくていい。お互いそういう気持ちになってからでいい」とお互いの気持ちを確かめ合い
高良のベッドを借りて天城は眠ることにした。家族が帰ってきたときに、何を言われるか分からないので、
高良は1階のリビングで眠ることにした。せっかく泊まりに来たのにがっかりする天城に「朝は起こしに来てほしい」とお願いをした。
そしてリビングへ行くと、高良は友人のタナカに電話をかけた。「子守唄を歌って欲しい」と突然のお願いに戸惑う田中に
「大切にしたい人ができた。一生好きな人だ。身がもたない」と言うと田中は一瞬勘違いしたが、天城はお前ではないと冷たく言い放った。
この3連休2人はどうやって過ごすのだろうか?
コメントを残す コメントをキャンセル