月9「Night Doctor」最終回、Night Doctor解散と、それぞれの旅立ちで新たなる可能性
いきなり本郷から告げられた「今月いっぱいでNight Doctor解散」戸惑う一同に、本郷は意味ありげに「これは喜ばしいことだ」と言った。
その言葉の真意は語られず、桜庭は母が柏葉会の理事をしているため、みんなになぜか謝罪をしていた。
そして、本郷が「この制度が広く普及すると言い」とかつて言っていた言葉はどうなるのか!?メンバーの不安は大きくなった。
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Night Doctor解散の真意とは!?
本郷はメンバー全員に「解散」を告げた。これはすでに【決定事項】なので覆ることはない。と言いながらも「この解散は喜ばしいこと」
と、少し笑っていた。メンバーは一丸となり、お互いの呼吸も合いチームワークも抜群の「Night Doctor」に成長したところでいきなりの【解散】
それには、夜間救急で受け入れる患者に多くいる、医療費が回収できない患者の問題があり、夜間救急は【赤字部門】となっていた。
しかし、本郷がうれしい決断と言った意味は、夜間救急だけを見れば赤字で採算の取れない部門だが
「夜勤がない」「定時で帰宅できる」「週休2日」という好条件がそろったことで、女性医師も働きやすくなり、
結果、昼間の救急受け入れを多くできたことや、優秀な医師が集まることで来院する患者数が増えたことにつながった。
つまり「Night Doctor」が昼間の医師の働き方を変えたことで、病院全体にいい影響をもたらしていた。そのため全体で見れば
夜間救急の赤字をカバーできるほどの、経営が成り立っていた。そこで、柏葉会に所属する病院でも「試験的にNight Doctor制度導入」が決定し、
そのリーダーとして、5人が試験的導入する病院へ派遣されることになった。今後はチームとしての力ではなく
個人の力量と決断力が試される。だからこそ本郷は「喜ばしい決断」だと言ったのだ。
夜間出動の要請が相次ぐ
この日はやけに「救急出動」の要請が多く、成瀬が救急センターに残り、桜庭は内勤と、院内の見回りをしていた。
美月は「電車車両点検中に、挟まれてしまった男性の救助」
高岡は「夜間にエレベータ点検中に巻き込まれた女性の救助」
深沢は「夜間のごみ焼却場で、コンベアに左大腿部をはさまれ動けなくなった男性の救助」
それぞれが新しい病院で「リーダー」となるべく、一人で処置できる医師として現場に向かった。
しかし、美月が行った現場は、車両を撤去するまで男性の命が持たない。かと言って隙間が狭すぎる。
しかし、男性は話せなくても手を握り返すことで、返事をしてくれた。その手に握られた「コードレスヘッドフォン」
点検作業中の男性は、線路にこれが落ちているのを見つけ、「事故」につながらないように拾った時に、下敷きになったらしい。
そして、下部にある突起に胸が引っかかり、身動きできなくなったと思われる。触診で患部を探し、どう「応急処置」をするか、美月の判断にゆだねられた。
背面から患部の処置部分を確保し、前面から処置を行い何とか脈は安定し、後は車両から惹きづりだすだけになった。
高岡は女性の救助に当たったが、触診などから今ここでオペをしないと助からないと判断し、看護師と一緒に緊急オペに踏み切ったが、
大量の出血があり、他の可能性も探りながら、何とか搬送できる状態へもっていくことができた。
一番の難関だったのは深沢。仕事仲間が見守る中救助するということは、相当なプレッシャーになる。しかも足からの大量出血により
ショック死する可能性もある。そこへ成瀬が「そろそろ弱音を吐いてねえかと思って」と電話をくれたことで、深沢は患者の「生きたい」気持ちを優先して
左足の切断を決意した。仲間たちが見守る中、緊張しながらも成瀬のアドバイスもあり、落ち着いて処置することができた。
そして、桜庭は院内巡回中に、トイレで男性が倒れているのを発見した。成瀬が処置しようとしたが「やらせてください」
と、志願し、今までDVDや本などで身に着けた知識を武器に、冷静に男性の処置に当たった。みんながそれぞれ【自立】を考えて行動を始めた。
1か月後のメンバー旅立ちの時
1か月後、5人はそれぞれ新しい「Night Doctor」として、関連病院へ異動していた。そして勤務前にみんなで会話する5人。
それぞれが違う場所にいても、お互いを思う気持ちに変わりはない。高岡にはひとつ不満が・・・。新しい病院で新しい出会いを♬
と、楽しみにしていたら、あさひ海浜病院から内勤の助っ人をしていた医師が一緒に異動してきたのだ。これでは新しい出会いが遠のく・・・
と、嘆いていたが、成瀬はいつものように冷静にラーメンを食べながら会話していた。美月は緊張でごはんが食べられなかったのに・・・。
そして、桜庭は母親から「これからはあなたの好きに生きなさい。現場に出ても、ビジネススクールを辞めてもいい」と言われていた。
今まで【感染症】のリスクなどから、内勤しか許されていなかったが、やっと母親がッ息子を「医師」として認めてくれた。
しかし、桜庭はそのままビジネススクールに通い、将来の病院のために勉強を続ける決心をしていた。
そして、一番すねていたのは深沢だった。なぜか彼は「あさひ海浜病院」に残されてしまったのだ。おそらく妹の心美のこともあり
転校や転院を考えると、深沢はこのままここで「Night Doctor」を続けた方が得策だと考えたのではないだろうか。
そして、うれしいことに昼間のドクターである根岸が「Night Doctor」志願してきた。自分が先輩として、しっかりしなくては!!もうチキンではない!!
そして、本郷は新しい計画を押し通していた。夜間救急で医療費が支払えない患者専用の「Nightワーカー」設置だ。
医療費が支払えない患者のほとんどは、公的に使えるシステムを知らない。そんなシステムを紹介し、生活の援助、退院後の見守りを続けるチームを作ること。
そして【下り搬送】の提案。それは救急外来で受け入れた患者の容態が安定したら、他の受け入れ先病院を探し転院させることで
救急の病床をいつでも空けておくことができる。しかし会長に「それは難しい」と言われていたが、本郷にはあてがあった。
それは新人救命士の星崎だった。彼は受け入れをたらいまわしにされている患者の受け入れを、どうしてもお願いしたい。
と、何度も電話をかけてきたことがあった。彼はそのためすでにいくつもの病院と掛け合った実績があった。そのため、本郷は彼を「下り搬送」のパイプ役として任命し
彼は思う以上の働きを見せてくれた。美月たちが新しい病院で【改革】を始めた時、「あさひ海浜病院」はさらなる【改革】に挑戦していた。
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