「ラストマン」最終回、41年前の全貌、明らかになる事実、そして再会へ

41年前鎌田は、皆実の両親を殺害し、家に火を放ったとして逮捕され、心太朗は護道家の養子になった。

 

なぜ「犯罪者」の子供を養子に迎えたのか!?そこには41年前の贖罪が隠されていた。そして起きた負の連鎖。

 

泉はなんとか一命をとりとめたが、当時を知る者はこの世からいなくなってしまった。

 

コンテンツ

41年前の全貌

佐久良班も弓塚が41年前の事件に関わっているとにらんでいた。しかし、暴力団との癒着から、

 

捜査一課は手を出すな!と指令が来てしまった。そして、それは言葉通りになった。暴力団との関りで

 

弓塚は逮捕されてしまった。これでは41年前の事件はまた闇に葬られてしまう。しかし、皆実と心太朗はあきらめていなかった。

 

父が料理人として修業した料亭に確認すると、当時同じ時期に皆実の母「勢津子」も働いていたのだ。

 

当時を知る人物は老人ホームにいたが、記憶ははっきりしていた。当時の2人の様子を聞き「仲が良かったのですか?」

 

と、聞くと「仲が良かったなんてもんじゃなくて、付き合ってたわよ。いつか2人でお店を持つんだって。」

 

2人はその事実に驚いた。勢津子が愛していたのは、皆実の父誠ではなく鎌田だった。しかし、皆実は羽振りがよく

 

毎日のように料亭に来ていた。そして勢津子に惚れてしまった。半ば強引に「結婚」という形にもっていってしまった。

 

引き裂かれた2人だったが、1年後鎌田は食堂をオープンしていた。そこに勢津子が飛び込んできたのだ。

 

「結婚する」と誠は勢津子を見染めたが、実は既婚者であり、「愛人」として囲われていた。

 

その生活から逃げ出し、腕には1歳になる皆実が抱かれていた。そして2人は一緒に暮らしだし、勢津子はお店を手伝い

 

本当に幸せな時間を過ごしたのだろう。しかし、「離婚が成立した」と誠が鎌田を訪ねてきた。

 

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明らかになる事実

しかし、勢津子が鎌田の元で過ごすうちに、心太朗が生まれていた。連れて行かれる勢津子。当然誠は皆実も連れて行った。

 

そして、事件が起きたのは誠に原因があった。羽振りがよかったがよからぬところから金を借りており、

 

何か面倒があれば、弓塚にもみ消しを頼み、その罪を弓塚は「もみ消し」として、清二に依頼していたのだ。

 

代々警察官の家計にあり、泉に「いつでも正しくあれ」と言っておきながら、41年前の清二は事件のもみ消しに加担していた。

 

その証拠が、料亭の予約表に残っていた。弓塚、皆実、清二の3人が来店しているのだ。そして、息子の皆実は芸者遊びをしていた。

 

予約台帳を持ってきた女将に、「いい香りがしますね」と言った。それは開業当時から「お香」を炊いている。

 

というのだった。それは幼い皆実の記憶に残っていた「甘い香り」だったのだ。父はいつもこの料亭に来ていた証拠だ。

 

そして、皆実が見た最後の両親の姿とともに、最後に「甘い香り」を記憶していたのだ。

 

誠はあることに疑念を抱いていたのだ。「息子は自分の子供ではない」と。勢津子に問い詰めるとあっさりと認めた。

 

そして、鎌田を家に呼び鎌田を殺害しようとしたが、勢津子が間に入り、勢津子は腹部を刺されて亡くなった。

 

そのころ、部屋から息子が出てきた。そうなると階段下で誠が倒れていたことが合致するという。

 

それは、誠が息子を殺そうと、2階に上がろうとしたのを、鎌田が止めてもみあいになり、おりてきた息子と、

 

鎌田は階段から落ちて意識を失った。そこに料亭で待ち合わせをしていた清二が呼び出された。

 

妻を殺害してしまった罪をもみ消してほしかったのだ。しかし、清二は隙を見て誠を背後からガラスの灰皿で殴り

 

気絶させて、今までの証拠隠蔽のため、家に火を放ったが、息子と鎌田は助かるように、玄関に移動した。

 

そのとき、清二に抱かれた皆実が「香ってきた香り」があの料亭のものだった。清二が料亭にいたということ。

 

そして、予約台帳にも清二と誠の名前がその日書き込まれていた。心太朗は弓塚が逮捕された時点で「もう終わった」

 

と、言ったが皆実は「腕時計」をコンコンと鳴らした。清二にプレゼントした健康管理できる腕時計。

 

それにはGPSがあった。事件に関わる元暴力団員が亡くなった日、彼はその場所にいた。そして、GPSを追うと

 

鎌田の病室にいた。前日に息子の京吾から「明日、心太朗が鎌田の見舞いに行きます」と聞かされていたからだ。

 

そして清二は早く到着し、「約束は守った」と言って、点滴に何か注入しようとした。そこに心太朗が入ってきた。

 

京吾と皆実も一緒だった。清二は京吾の正義に導かれてしまったのだ。そして、皆実の推測を聞くことになった。

 

それは、心太朗にとってとても辛い真実になるが、心太朗は「聞く」と覚悟をきめた。

 

■キャスト

そして再会へ

皆実はゆうきに頼み、自分と心太朗の「戸籍謄本」を取り寄せていた。そして皆実の予想はこうだった。

 

誠の家に火をつけて、家から出て逃走しようとしたところ、警邏中の山藤にばったり家の前で会ってしまった。

 

そこで事件のことは内密にし、玄関にいる2人を助けてほしいと姿をくらました。そして、誠は意識のない鎌田に

 

金品を持たせていた。「強盗に入り、見つかり妻を殺害した」と筋書きを立てていたのだ。そのため、清二も鎌田を強盗容疑で逮捕し、

 

住人に見つかり、殺害した「強盗殺人」で取り調べをしたが、彼は罪を認めないどころか何も話さなかった。

 

そこで皆実はある事実を離した。戸籍謄本自分と心太朗は実の兄弟であると打ち明けたのだ。

 

誠が勢津子と暮らし始めた時、すでに勢津子は妊娠していた。だから誠はだんだんと成長するわが子が「自分の子供ではない」と認識し始めたのあ。

 

そして、罪を認めない鎌田に、清二は「広見くんは両親の遺産もあり、親戚の家に引き取られることになった」

 

そして、心太朗について清二は「心太朗君については、良ければ私が養子として護道で育てよう。」と言ったのだ。

 

鎌田は子供2人が自分の子供であることを知っていて、罪を認めることで子供たちの人生をめちゃくちゃにしたくなかった。

 

しかし、清二の言葉を聞き、「強盗殺人」を認めて服役することになったのだ。そんな父を心太朗は自分を「殺人者の息子」にした。

 

と、一度も面会しなかった。しかし、皆実の話しは「本当だ」と清二は認めた。するとすでに意識がなかった鎌田が

 

「腹、減ってないか・・・?」と子供のころのように話しかけてきた。皆実は心太朗を父の元まで引っ張った。

 

そして、手を握らせた。皆実は「あなたの息子の広見です」と2人は涙した。そして、鎌田は手をあげ

 

皆実の頬を撫でたが、その手の力は亡くなっていった。最期に息子たちに会えた鎌田は亡くなった。

 

そして、その葬儀を待ち皆実は「交換留学」を終えることになったが、見送りに心太朗の姿はなかった。

 

心太朗は養子として居心地の悪さを感じていたが、京吾は本当の弟と思い接してきた。それ以上に清二は自分の息子として分け隔てなく育ててくれた。

 

そして、自分には実の兄がいたこと。複雑な思いが絡み合っていたが、佐久良にせかされ空港へ向かった。

 

皆実は出発ゲートに向かおうとしたが、聞き覚えのある足音に足を止めた。息を切らした心太朗が来たのだ。

 

そして、兄弟として抱き合った。お互い涙が自然に流れてきた。「別れ」を惜しむ心太朗に、

 

「ではまた来週お会いしましょう」という。心太朗はわけがわからなかった。皆実はFBIから派遣されてきたが、

 

今度は日本からFBIへ派遣するのだが、秘密裏に心太朗の調査が行われており、交換留学にふさわしいと判断され、

 

来週アメリカで再会することが決まっていた。そして、皆実は最初から心太朗が弟と知って、バディにしたわけではなかった。

 

自分が肉じゃがを作った時、「懐かしい味がする」と言った心太朗の言葉。それは母の肉じゃがには「隠し味」があり、

 

それを「懐かしい」と言った心太朗。味覚が記憶していたのだ。ともに4人で食卓を囲んだことがあるということを。

 

そのため、再会した時には「父のオムライスを伝授してください。私は母の肉じゃがを伝授します」と言って2人は別れた。

 

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Twitterの感想

本当に親子なのに年が実際は離れていないという事実。メイクで年老いた父でしたが、最期に会えた2人は幸せ。

 

そして、皆実の「尻文字」や最後の突っ込みなど、心太朗のアドリブがたくさんあり、シリアスなのに

 

仲の良さを感じるドラマでした。そしてこれが本当の兄弟なら、このアドリブの息の合い方も納得がいく。

 

まだまだ続きが見たい。アメリカで右往左往しそうな心太朗の姿を見てみたい!!

 


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