「クロサギ」1話、詐欺師のフィクサー、父をだました詐欺師に近づく、しかしそこには謎が・・・。

『クロサギ』彼らは、一般人をだまして金を巻き上げるような真似はしない。彼らがターゲットにしているのは

 

一般人からお金をだまし取る「シロサギ」と呼ばれる詐欺師。そして、21歳にして『クロサギ』をしている黒崎は

 

過去に父が、「経営セミナー詐欺」にあい、家族心中を図り彼だけが生き残った。黒崎はその詐欺師をだましたい。

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詐欺師のフィクサー

彼は今日も詐欺師を華麗にだまし、3000万の現金を手にして、警察の手からするりと逃げていった。

 

そして、町の甘味屋に入って行き、新メニューを注文した。しかし、それに手を付けることなくお茶だけを飲んでいた。

 

しかし、まだ黒崎がいるのに、店員は閉店準備をして、扉に鍵をかけてしまった。すると黒崎が立ち上がり、

 

カウンターへ行き、店主の男性桂木に「これが今回のあんたの取り分」と札束を渡した。

 

まるで当然というように、店員の女性かの子に渡し、彼女は店の奥にある隠し扉の向こうにお金を保管した。

 

そして、黒崎は次なるターゲットを聞いたが、「経営セミナー詐欺」と桂木は言うだけで、詳細は自分で調べろ。

 

とのことだった。クロサギたちは自分たちで獲物を探したりもするが、「フィクサー」というプロデューサーのような存在に

 

「飼われている」ことが多く、ベテランのフィクサーとなると、世の中に紛れ込み普通の家業を営んでいることが多い。

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父をだました詐欺師に近づく黒崎

黒崎はネットなどを駆使して、春日という「経営セミナー」を開いている男性に目を付けた。

 

桂木に確認するが、そうだとは言わなかったが、黒崎は彼に怪しさを感じ、彼に騙された「吉川」に近づいた。

 

そして、自宅で話しを聞いていると、氷柱という長女が帰省してきたが、以前黒崎が警察から逃げる際に

 

外国人のふりをして、話しかけたのが彼女だった。そして、黒崎が詐欺だと知ると、追い出そうとした。

 

しかし、父が退職金や預金だけでなく、闇金にまで手をだしていたこと、黒崎は知っていた。

 

氷柱は黒崎に頼らずに、警察へ行くが相手にされなかった。そこで大学の教授にも教えを乞うが、その場合一人で立ち上がっても

 

証拠能力が薄いため、騙された人々が集団で詐欺を訴える必要があるという。氷柱は自分で何とか出来ると思ったが、

 

自分の力の及ぶ範囲で父を助けられそうになかった。しかし、黒崎は父と仲良くなり、どういった経緯でお金を取られたのか聞き出した。

 

「才能がある!!」とほめられて、最初は無料講習を受講し、どんどん上のコースへ誘われ、受講費はどんどん上がっていった。

 

しかし、その場合、本人が了承して、受講費用を支払っているので、詐欺として立証しがたい。

 

黒崎は、吉川が参加した際の様々な映像を見て、「これはレンタカー」「これはエキストラ」とすべてが嘘の世界であったことを証明していった。

経営セミナー詐欺には黒い大きな謎がある!?

黒崎が様々な嘘を見破り、吉川も本気でお金を取り戻そうと思った。そこで黒崎は、春日の下でフェイク動画を作っている者にアクセスした。

 

そして、喫茶店で動画制作の2人は、春日にこれ以上の安い給料で動画は作れない。というと春日はいとも簡単に

 

「経営セミナー」はフェイクの世界で夢を売る商売だと認めた。その話を吉川は後ろの席でしっかりと聞いていた。

 

しかし、実は動画は生中継されており、氷柱もその動画をみて、後ろ姿から現場に父がいることを確信した。

 

そして、父にはもう一仕事残っていた。セミナーを受けた会場で、被害者全員で春日に被害を訴える。

 

しかし、それも吉川と、黒崎が用意した人材で、フェイク動画となるが、その様子も生配信された。

 

そして、動画が流れたことにより、春日に警察の手が及ぶことが近くなってきた。前もって、海外に資金を保管する会社を経営している。

 

と、黒崎は「黒川」と名乗り、春日に隠し金を海外に預けることを提案していた。そこでさっそく春日から電話がかかってきた。

 

すぐに事務所へ行き、春日の持っている善財さん4億以上を、海外の預金に入れ、「もう誰も触れない」と言った黒崎だが、

 

そのパソコン画面はフェイクで、すでにすべてのお金は自分の口座にある。とスマホの画面を見せた。

 

なぜなら、「経営セミナ―詐欺」は父が騙され、命を落とした詐欺だった。この手口はその父をだました

 

御木本がかかわっていると信じていたからだ。そのため、「連絡先を教えろ!!」というも、非通知の電話が入り、

 

春日はどうやら御木本から見限られたようだった。黒崎は甘味屋へ行き、春日と御木本とのつながりを聞いたが、

 

「おまえにはまだ御木本は喰えない!」と桂木に言われてしまい、店を後にしたが、店にいた白石という「シロサギ」は

 

桂木に「経営セミナー詐欺を、御木本に教えたのはあなたですよね?」と迫っていた。それが本当ならば

 

本来憎むべき相手が、黒崎が信頼しているフィクサーとなるのではないのだろうか!?


 

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