「ギフテッド」2話、四鬼家と林家、表と裏の関係。トリカブトのトリック

天草は偶然出会った「殺人者」がわかる、高校生四鬼の家の事情を知り、同居をすることにした。

 

そのほうが天草としても、彼の力があれば捜査はごく簡単。犯人の動機とアリバイを崩せばいいだけ。

 

そして、何よりいつでも彼と推理をすることができる。四鬼はあまりよく思っていないが・・・。

コンテンツ

四鬼家と林家

お手伝いのタキは天草の同居に大賛成だった。今まで和風の朝食も、天草の希望で洋食に変わっていた。

 

そして、タキは天草の部屋を褒めていた。「特に100万のペルシャ絨毯」というので、四家も驚いた。

 

刑事はそんなに高給取りなのかと・・・。しかし、天草はそれとは違う輸入があるのか、刑事の収入は高くないと否定した。

 

そんなところに、タキが案内状を持ってきた。四鬼が幼いころによく稽古をつけてくれた人からの招待状。

 

今は「フラワーデザイナー」をしているが、元は四鬼家から派生した華道の家元の出だった。

 

その家元は林家(りんけ)と言い、今は派生したころと違い、表家元と、裏家元が対立をしていたが、

 

その表の家元と、裏の家元が合同でパーティーを行うというのだ。四鬼は気が進まなかったが、天草が興味を持った。

 

■ドラマ関連作品

原作

作: 天樹征丸

漫画:雨宮理真

『ギフテッド』

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「ギフテッド」

表と裏の関係

元々は同じ林家として華道家の道を歩んでいたが、何百年前化に表と裏に分裂したらしい。

 

しかし、今になりまた一緒になろう。という動きが出てきていた。そのための披露パーティーとなり、

 

四鬼に招待状を送ってきた、「ひかげ」はフラワーコーディネーターとして活躍しているので、

 

そのパーティーに華を添える形で参加し、今は家元となっている妹「ひみこ」の応援に回っていた。

 

そして、ひかげの兄がテーブルに一人で座っていると、「席の移動をお願いします。」と天草たちの方へ相席した。

 

ひみこは表華道家元として、そしてもう一人の男性は裏家元としてそれぞれあいさつに立ったが、

 

男性はあいさつが終わると、ひかげの兄が座っていたテーブルに着席した。そして、前席に配られたハーブティーを飲んだ。

 

すると、男性は苦しみだし、倒れてしまった。天草はすぐに救急要請をして、現場確保をした。

 

■ドラマ関連記事

トリカブトのトリック

天草が最初に会場入りした時、入り口に飾られた「トリカブト」が気になっていた。それはひかげの作品で、

 

「トリカブト」の強烈な『紫』にインスパイアされた作品だという。しかし、その花が倒れた男性のティーポットに入っていた。

 

その場で「トリカブトの毒殺」と思われた。しかし、ハーブティーを配ったホテルの従業員は、すべて同じものであり、

 

どのテーブルにどのポットを配るかなど決まっていなかった。つまり、ランダムにそのテーブルにティーポットが置かれたのだ。

 

全員が容疑者の中、四鬼には見えた。男性が息絶えた瞬間に黒い影が現れた人物が。しかし、その人物にはアリバイが成立していた。

 

トリカブトの毒は数分で体に回るが、その数分の間容疑のある人物はティーポットに近づいていない。

 

そして、元々そこに座っていた、ひかげの兄が毒を入れた可能性もなかった。彼はポットに触れていない。

 

どのようにアリバイを崩していくのか!?そこで、1年前に表家元の男性が心不全で亡くなっていることに着目した。

 

今回亡くなった男性も同じ、「心臓病」を抱えていたため、もし天草がいなければ「心不全」で処理されるところだった。

 

そして、1根前の事件を調べていく中で、家元が亡くなる前に、今回の男性が部屋を少しの間訪ねていたことが分かった。

 

ひみこは裏家元の資料から、曾祖父が書き写したとされる、書物を見せてくれたが、そこには華道とは関係ない、

 

「ふぐ毒」と「トリカブト毒」について記述されていた。そして天草は男性の死因をもう一度調べてもらった。

 

そして、アリバイ崩しにアメリカのある女性が、トリカブトの毒で夫を殺害した話しを持ち出した。

 

つまり「時間差」を利用した殺人だと言いたいのだ。毒は毒でも一緒に服用すると、作用を打ち消し合うものがある。

 

それが、今回のトリックに使われた。ふぐ毒とトリカブト毒は両方とも「毒」だが、一緒に摂取することで、

 

まず、人は「トリカブト毒」を体で分解しようとする。そして、その毒がなくなると「トリカブト毒」が体に影響し始める。

 

つまり、今回亡くなった男性は、1年前にこの手法で家元を殺害していた。四鬼はそれがわかる前から、

 

「復讐」だと言っていた。そして、その時男性は家元に怪しまれないように、自分も毒入りカプセルを口にした。

 

そして、早々に部屋を後にして、カプセルが溶ける前に庭に吐き出した。しかし、ひみこの父は毒がまわり

 

「心不全」と診断され、荼毘に付された後に、庭を調べると2種類の毒が検出されたのだ。

 

つまり、今回毒を仕込んだのは「ひみこ」だった。父を殺害した同じ手法で復讐をしたのだ。

 

いつも男性が薬を服用する物をすり替えて、毒を飲まして時間差を利用して、ひみこがティーポットをあけたときに

 

トリカブトの花びらを入れ、いかにも「毒殺」されたように装ったのだ。彼女は素直に警察に連行されていった。

 

しかし、四鬼には最初から、毒殺された男性に影が見えていた。それがひみこの父を殺害した影だった。

 

しかし、四鬼にはひかげにも黒い影がまとわりついて見えていた。しかし、深くは追及できなかった。

 

彼も四鬼家に伝わる「鬼」だと話しているのを、天草は聞いてしまった。ということは彼にも影が見えるのか!?

Twitterの感想

文武両道!と言いながら、四鬼家に伝わる武道にはぼろ負けの様子を、四鬼にばらされてましたが、

 

何気に口封じしてましたね。あんなに大きな露天風呂。2人の入浴シーンで筋肉の付き方が全然違いましたね。

 

今回は、竜崎が差し入れた紅茶も、事件のカギを解くヒントになりましたね。1つのものに、もう一つ加えることで変化が起きる。

 

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