「初恋、ざらり」7話、遊びに来た友ちゃん、アイドル?怪しい撮影会
有紗は岡村と一緒に暮らすなら「助け合い」と母親に言われ、自分でできることはやろうとした。
それでも会社で、有紗が謝罪したことで、有紗が悪者になってしまった。しかし、有紗は「助け合い」という。
岡村は人の罪をかぶることは、「助け合い」ではないと伝えたいが、どう話せばいいのかわからなかった。
コンテンツ
遊びに来た友ちゃん
有紗の友達で、同じような知的障害を持つ友子が、アパートに遊びに来た。とても嬉しそうな彼女。
「私、明日アイドルになるんだ!」ととても嬉しそうに、衣装の写真も見せてくれた。
有紗はなんだかわからないけど、友ちゃんが嬉しそうだから、一緒に喜んでいた。
そこに岡村が帰宅して、有紗が友ちゃんが来ている。と言ったから「ケーキを3個買って来たよ。」
と、言ってくれたが、友ちゃんは「私、明日プロのカメラマンに撮影してもらってアイドルになるの!」
と、嬉しそうにケーキは断った。そして有紗から色々聞いている。と言って性的なことも口にした。
その後友ちゃんは「ということは結婚するの?」といきなりの発言が飛び出して来た。
岡村が返答に困っていると、友ちゃんは「お父さんが迎えに来たから帰るね!」と、まるで嵐のように去った。
せっかく買ってきたケーキを食べようと、用意する岡村。有紗の中では岡村が「結婚」をどのように受け止めたか?
今すぐ確認したいけど、口に出しちゃいけない気がする。そして背中を向けている今の岡村の表情が気になる。
友ちゃんがアイドルに?
友ちゃんは明日のプロのカメラマンの撮影が楽しみだった。15時に待ち合わせを確認し、
衣装もちゃんと用意したが、家族から夕飯ができた。と言われた。メニューは魚だった。
友ちゃんが食べやすいように、父親が骨を取り除いていたが、リビングに来た友ちゃんは、
「明日、撮影会があって私アイドルになるから、ご飯は食べない!」と元気よく部屋に戻って行った。
多少内容が気になる両親だが、今までの経験からそれ以上のことは聞かないのだろう。
友ちゃんは無事に当日を迎えた。待ち合わせにはまだ時間がある。衣装を見ると背中のシワがきになる。
リビングに行き、母親を探すがどこにもいない。どうしてもアイロンをかけたい。でも電話にも出ない。
ちょっとしたパニックになった友ちゃんは、いろんな扉や引き出しを開けて見たがアイロンはなかった。
やっと母親から電話があり、無事にアイロンをだして、温まるのを待っていたが、いつまで経っても温まらない。
壊れているのか?とアイロンなどをひっくり返していると、コンセントを見つけた「これか!」と、
なんとか衣装にアイロンをかけることができた。そして着替えて、髪に飾りもつけて家を出た。
雨が降っていたが、「必ず止む!」と歩き出したが、途中で道がわからなくなった。道行く人に声をかけた。
しかし、友ちゃんには長い説明が理解できない。「まっすぐ行って右。信号2つ目を左」と言われたが、
長い説明が理解できない上に、右と左が出て来たため、友ちゃんは進むことができなくなってしまった。
怪しい撮影会
友ちゃんは20分遅れて、約束の歩道橋に着いた。「道に迷いました」と理由を説明したが、
見た目から「プロ」というより、それ風に仕上げた男性だった。早速撮影場所に向かおうとすると
友ちゃんが「1時間3000円ですよね?」と、今日の報酬の話しをすると、男は「遅れて来たから」と1000円だけ渡した。
そして、撮影場所の公園に着く頃には、雨があがり、嬉しそうな友ちゃん。そして撮影する男性。
岡村は有紗と昼食を食べていたが、どうしても「撮影」が怪しく思えて、2人で見に行くことにした。
ちょうど噴水の前で嬉しそうに、ポーズする友ちゃんだが、また「右向いて」と言われ、左を向いて困惑してしまった。
しかし、男は「外はこのくらいにして、カラオケとかの室内に行こう」と、友ちゃんの手を引っ張った。
「行きません!」と、友ちゃんは手を振り解き、キッパリと口にした。男性もしかたなく撮影を続けながらも
アイドルになるには、もっといろんな写真が必要だと、友ちゃんを説得していた。それに納得した友ちゃん。
岡村が危ないと思い、出ようとしたところに、友ちゃんの両親が来て、無理矢理引き離した。
アイドルになりたい友ちゃんは、かんしゃくを起こして暴れた。有紗は友ちゃんはいつもああなる。と言う。
岡村は有紗が両親を呼んだと思った。しかし、有紗より症状が重い友ちゃんを心配して、両親はGPSを持たせていた。
有紗は自分と、友ちゃんは違う。私はあんなふうにならない。と岡村に訴えた。翌日岡村に父から電話が入った。
週末は母親の誕生日らしい。だから帰って来い。の催促だったが、「付き合っている人はいないのか?」
と、聞かれて岡村は「一応いる」と、答えたのを有紗は聞いてしまった。自分が障害者だから、
彼女として恥ずかしいんだ。だから「一応」なんだ。とその場に丸まり、床を叩き続けた。
Twitterの感想
なんだこのうどん食べて頷いてるだけでかわいい2人は、、、🤦#初恋ざらり pic.twitter.com/ZSfIH1rM5v
— 🍐 (@soranote_rt__) August 18, 2023
原作には ほぼなかった
友ちゃんアイドル回 でした近年 被害者が増えている
屋内に連れこんでの #性暴力 #詐欺 の手法 です特に 判断力が鈍る
軽度 #知的障害 #発達障害 #精神疾患 などがある方は
狙われやすいです+ 💴 多額の 現金被害
が出ることも 😨 pic.twitter.com/87WPy7U7Xu— 辛口 🔥 障がい者支援 利用者 (@3_chou_en_hoshi) August 19, 2023
初恋、ざらり7話。今回も重いですねぇ。自分より障害が重いともちゃんの発作は、冷静に客観視できている有紗ちゃん。でも、岡村さんの「一応彼女はいる」の一応に傷つき、そのもやもやを言語化できなくて床をドンドン叩いて突っ伏して泣く有紗ちゃん。岡村さん、大変だぞ。。。#初恋ざらり
— Yuma (@YbxYb) August 18, 2023
本当に女性の性被害もありますが、中でも知的を狙う方もいらっしゃるのは事実です。この友ちゃん回で、
国内の犯罪がどのような構図になっているのか、知ってほしいと思うし、障害を持つ子供の親は本当に「守る」ことを
きちんとしなくてはいけない。と感じました。そして、最後に「一応」と言われたことに、傷つく有紗。
それだけ、ともちゃんよりも繊細なこころを持っている。という対比にもなった気がします。
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