「DCU-手錠を持ったダイバー-」最終回、設計図をめぐる争い、首謀者は誰なのか?首謀者は誰なのか?

G20を控え神奈川県の海岸おきの警備が強化されることになった。DCUが中心となり、海保と連携してテロから守る。

 

しかし、DCUには一つ心配があった。瀬能の父が残した「遠隔操作システム」のファイルフロッピーを

 

成合に偽物を渡したため、必ずまた成合が現れると考えていた。そのため設計図を守ることも任務に加わった。

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組織の中にテロへの内通者がいる?

海保やDCUの内部しか知らない情報をもとに、成合は動いている。となると組織内に内通者がいると考える方がまともだ。

 

新名と佐久間部長は内通者について話し合っていた。そして、東都重工の笠原と最近親しくしている者がいるという。

 

その証拠に、会食の席のお店の近くに、内部の者しか持ち得ないカードが落ちていた。そして、ある通話履歴を新名は見た。

 

それは笠原との通話履歴だが、発信元は早川次長となっていた。衝撃の事実だったが、フロッピーが早川次長に狙われる可能性は0ではない。

 

そこでC棟の地下よりも50m下にある、セーフティールームの金庫に隠すことにした。ここは存在すらあまり知られていない上に、

 

中に入るには3回のそれぞれ違ったシステムをとおる必要があった。早速新名と佐久間はセーフティールームに隠した。

 

そして、新名には早川次長の動きを観察するように、指示を与えた。その頃真子は新名が残した成合の電話番号を見ていた。

 

そして、その番号にかけると成合がでたが、B棟のセキュリティーシステムの音がしていることに気づき、新名のもとに走った。

 

「この番号にかけたら、ここのセキュリティシステムのアラームの音がした。」と伝え、神田が防犯カメラを調べた。

 

すると、10分前に外に成合がいたことが確認できた。そのため、A棟、B棟、C棟に別れて成合を探すことにした。

 

しかし、成合よりも驚くものを発見した。ロシア製の爆弾だ。爆発処理班と共に爆発物を探していくと、

 

神田は通風口に沿って仕掛けられていることを見抜いた。成合は通風口を通って、内部に侵入したためカメラに映らなかった。

 

いくつあるのかわからないが、通風口は全部で32個。全てを調べると9個の爆弾が見つかった。

 

■キャスト

 

セーフティールームに向かう成合と瀬能

A棟にいた瀬能はすぐに佐久間と合流し、セーフティルームに向かうことになった。成合がそこに向かっている。

 

急いで向かうも、佐久間が途中で最後に使う鍵を紛失したことに気づいた。そこで瀬能がさっき佐久間が転倒した場所まで戻った。

 

鍵を持って戻り、セキュリティを通りセーフティールームに入ると、すでに成合の姿はなかった。

 

新名は脱出ハッチから逃げた。と判断し、ハッチから外に出るように指示をしたが、佐久間がシステム異常で開かないという。

 

そして10個目の爆弾が、机の下に隠されていた。指示に従い、爆弾解除に挑む瀬能だが、その爆弾だけはコードがなく

 

暗証番号を打ち込むシステムになっており、爆発を解除することはできなかった。そのため、どこかにハッチを開ける方法はないか探したが

 

どこにも見つからず、爆発まで1分を切った。瀬能が諦めかけたが、新名は救出に向かいながらも、瀬能を「生きろ!!」

 

と、励まし続けた。その言葉で瀬能は再び扉を開けようとしたり、ハッチを開ける方法を探した。

 

新名が早川次長とセーブティールームを開けた時、中は煙が充満しており、2人の生存は絶望的に思われた。

 

しかし、瀬能から呼びかけがあった。1秒を切る頃にやっと佐久間がハッチを開けたため、ぎりぎりで脱出していた。

 

本部に戻った瀬能は疑問を投げかけた。「ハッチがシステムの誤作動で開かないってありますか?」

 

新名は「それはないだろう。」と答えた。2人の間に疑念が生まれた。最後のセキュリティーは2人が同時に鍵を差し込まなければいけない。

 

成合は1人できている。なのにどうやって離れた場所の鍵を同時に1人で開けたのか。そこに瀬能のいない空白の時間があった。

 

佐久間が落とした鍵を取りに行った時間。佐久間が先に2番目のセキュリティーを通り、成合を中に入れ、

 

そして、何事もなかったように2番目のセキュリティーを解除しているふりをして、瀬能を待っていた。

 

となると、セーフティールームにフロッピーを保管することを言い出したのは佐久間。それを知るのは佐久間と新名しかいない。

 

一気に内通者は早川ではなく、佐久間の可能性が浮上した。そこで公安の清水に協力を要請し、佐久間逮捕に動き出した。

 

すると佐久間の息子が数年前に、海外で薬物がらみで逮捕され、その時の弁護が東都重工の顧問弁護士だった。

 

そして、裁判記録は黒く塗潰されていた。佐久間は東都重工に逆らえない弱みを握られていた。

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鍵を巡る攻防戦が繰り広げられる

瀬能の父が残したフロッピーは「不完全なもの」だった。それは宝箱の鍵に刻んだ文字を打ち込まないと完全にならない。

 

そのため、鍵を別々の場所に保管しておいたが、資料室の金庫から鍵は無くなっていた。鍵のありかを知るのは新名と佐久間しかしらない。

 

となると、佐久間が所持している可能性がある。その頃佐久間は見事な脱出劇を演出した立役者として、

 

東都重工の社長と、笠原、成合と合流していた。しかしその場に鍵を持ってこなかったので、笠原が鍵のありかを聞き出しに

 

新名の元にきた。もし鍵がないと「ブラックバタフライ」の標的になる。と脅されていたのか、必死になった笠原は新名の横腹を刺した。

 

幸い一命は取り留めたが、笠原は逮捕された。そしてその後、東都重工の社長も行方がわからなくなった。

 

成合は必ず鍵を取りにくる。2週間の安静を言い渡された新名は強引に退院し、捜査に加わることにした。

 

佐久間の車にGPSを付けたが、家と海保の往復でほかに寄るところがない。そして成合はGPSに気付き警告した。

 

佐久間を逮捕するには、まだ情報が少ない。そこで真子の電話に出たことから、真子をおとりに成合に合わせ

 

隙をついて、スマホのデータを抜き取ることにした。途中で車を止め外に出て、倉庫のシャッターを開けに行った隙に

 

真子はデータを盗み出そうとしたが、あと少しのところで成相が戻ってきてしまった。

 

そして耳の後ろの盗聴器からの指令か、「仲間が来た」と伝え、車から降りるように指示をしたが、

 

来たのはDCUだった。そこで真子を解放し成合は姿を消した。新名はもう一度鍵のありかを探ってみた。

 

部長の部屋にもない。自宅に隠すわけはない。しかし、海保関連施設は手分けして、探していたがあることに気づいた。

 

先日佐久間が来た時、髪が濡れていた。ブールがあるのはA棟だ。瀬能たちが探したが、メンテナンス中で水は貼られてなかった。

 

と、報告を受けたが、確かめに行った新字はAのプールには確かに水はなかった。しかしBのプールには水が入っていた。

 

中に入り鍵を探すと、底の方に鍵を見つけたが、佐久間が追いかけてきた。そして水中で新名のボンベを開け、

 

手錠で底に繋いでしまったが、ちょうど成合もプールに入ってきた。3人がもつれあいながらも、新名を残し2人はプールから出た。

 

しかし、佐久間は成合の手を縛り、その先の重りをプールに沈めた。成合は重りによりプールのそこにボンベのない状態で沈んでいった。

 

しかし、そこにはかつてのバディの勘があった。成合は佐久間が裏切ると踏んだのだろう。去っていく時

 

手錠の鍵を落として行った。そして代わりに沈んできた成合を助けるため、成合の水中にいられる時間を考え、

 

ボンベを取りに戻り、新しいボンベを背負いプールに潜り、2人で浮上した。そして佐久間を2人で追い詰めた。

 

しかし佐久間も往生際が悪く、2人に犯罪を着せようとし、早川に応援を要請するが、外に出てみれば、

 

全ての会話は筒抜けになっており、佐久間が成合と新名を殺そうとしたことも、全ての人が知っていた。

 

佐久間は殺人などの罪で逮捕され、その東都重工の社長も逮捕された。しかし、成合が新名に渡した鍵は偽物だった。

 

本物のフロッピーと鍵が「ブラックバタフライ」にわたってしまった。しかし、唯一の望みは真子がスマホからデータを抜き取るとき、

 

4桁のパスワードが真子の誕生日だったこと。そして最初の画面に「水は裏切らない」と書かれていたこと。

 

成合がフロッピーと鍵をどうするかはわからないままだ。しかし、成合を必ず見つけ出す。と新名と瀬能は誓った。

 

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10年以上前から、佐久間と東都重工の関係

東都重工は社長交代後、業績が悪化し、その穴を埋めるために、軍事技術に使えそうなデータを、海外のテロ組織に売っていた。

 

そのことに気づいた瀬能の父は、告発しようとしたが、佐久間と組み、瀬能の父がテロリストだと、新名と成合に伝え、

 

瀬能たちが乗る船に向かった。しかしたどり着く直前で船は爆発し、成合は沈む船に引きづられるように海に沈んだ。

 

そして、助かったのは瀬能と新名の2人。その頃から、佐久間と東都重工はグルになっており、そのことに気づいた

 

成合隆子を佐久間は刺し殺した。自らの悪事を隠蔽するために、罪のない瀬能の父と、隆子を殺害していたのだ。

 

そんな人が海保の部長の席に座っていた。十数年みんなを騙し続け、ようやく瀬能の疑問により、幼い頃の事故の真相も分かった。

 


 

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