TBS「DCU-手錠を持ったダイバー-」2話、瀬能のPTSDと隆子の失敗

能登半島沖で男性の遺体が発見され、DCUに捜査依頼が来た。間もなくロシアとの会合を控え

 

早急に捜査しなければいけない事案だった。しかし、DCUは早くも瀬能が過去を少し思い出したことで

 

仲間同士の連携がとれなくなっていた。そして、市議会議員が捜査に圧力をかけてきた。

 

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瀬能を捜査から外した新名の狙いとは!?

沖合で発見されたのは、密漁者と戦う最前線にいた男性。至急新名は男性がどこで殺害されたか特定した。

 

サイバー班の神田が割り出した場所は広く、科学捜査班の黒田の見解で遺体に出ている症状から

 

死後推定時刻が「10時間から7時間」が「7時間」に特定されたことで、捜査範囲が一気に縮まった。

 

しかし、新名は瀬能に「今回は捜査からはずれ、坂東について陸での捜査を学べ」と言い渡した。

 

そして、隆子は試験のため、捜査に加わることができず、限られた人数で荒れる海を捜査することになった。

 

瀬能は納得がいっていなかったが、ロッカールームでの会話を、副隊長の西野が聞いていたことから、

 

西野から「15年前の事件の資料を資料室で読んでみろ」と言われたが、その資料には【鍵】について書かれていなかった。

 

そして、自分が今回海の捜査から外されたこと。それは【PTSD】だと新名は言った。前回潜った時

 

海底で木に引っ掛かり、溺れかけた時に過去の溺れかけた記憶が蘇った瀬能。そこから【PTSD】を発症したと新名は説明したが

 

鼓の説明にも、瀬能は納得していなかった。捜査する前に、男性が雇っていた海外実習生のサンチェスに話しを聞いた。

 

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事件の日に海に出ていた船

神田が調べると、男性が殺害されたとされる時間に、その現場に船がいた。そしてその船は殺された男性のものだった。

 

と、すると、操業していたのはサンチェスしかいない。そこで話しを聞いても歯切れの悪い返答しかしない。

 

ダイバーたちは神田が絞った範囲を捜査するも、男性の遺留品は発見できなかった。しかし凶器となるモリが見つかった。

 

すると、その持ち手から犯人は【左きき】とわかったが、サンチェスが左ききだったことから、犯人だと疑われ、

 

瀬能は家宅捜査に同行した。そして、天袋の奥から【血の付いた財布】を発見した。

 

それは紛れもなく男性の物。しかし、海から発見された凶器からは、波に洗い流され犯人のDNAも男性のDNAも検出されなかった。

 

しかし、新名はひっかかることがあった。事件のあった日サンチェスは「夜光虫」をみたというが、この海域では見られないはず。

 

でも、一定の条件が揃えばここでも夜光虫は見ることができる。そして、殺害現場となった場所の崖の上に新名はいたが

 

瀬能は何が引っかかっているのか気になり、聞いていた。そして、今夜サンチェスが見た夜光虫と同じ条件が揃い

 

神田の示した場所が【陸地】になるという。そして、2人でその時間まで待機して外に出ると、本当にそこに陸が出現した。

 

2人は下に降り、捜査すると椎菜が【貝】を見つけた。雑食の貝が岩の割れ目にふたをしていた。

 

そして、そこに血液に反応する液体をかけると、ルミノール反応が出たことから、すぐにDNA鑑定に回された。

 

やはり、男性はこの場所でさつがいされたが、もうひとつ見つからないものがあった。それはスマホ。

 

海が荒れ、潜れないため森田が作り上げた、金属に反応する探知機を付けた水中ドローンを使い海中を調べた。

 

サンチェスが送検されるまであと30分のところで、スマホを発見したが、ドローンのアームで引き揚げようとしたが無理だった。

 

新名が急いで潜り、スマホを回収し、警察へもっていった。そしてそれを証拠としてサンチェスは解放された。

 

■キャスト

 

スマホに残された真相

スマホは【録音】状態にしてあり、ある人物と話しをしていた。そして密漁を辞めるように詰め寄る男性。

 

しかし、その後男性は殺害された。男性が話していたのは市議会議員の岡部。彼は密猟者の斡旋ブローカーだった。

 

市議としての信頼を仮面にし、裏では密漁を支援していたことになる。そして、瀬能が疑問に思っていたこと。

 

瀬能は2度目の家宅捜査で財布を見つけた。しかし、1度目の捜査で坂東が行っているはず。なぜその時見つけなかったのか!?

 

新名は岡部と坂東がグルだと指摘した。最初に漁船を見た時に新名は写真を撮影していたが、サンチェスのモリは船にあった。

 

そして、タコを獲るための道具がありながら、この漁船からタコの引き上げ記録がない。

 

それこそが、坂東が仕組んだ罠だった。タコはアワビの天敵となるため、事件当日もタコを駆除するためにサンチェスは船を出した。

 

しかし、その時、男性は岡部達と言い争いになり、坂東が振りかざしたモリが刺さり、彼は亡くなった。

 

その罪をサンチェスに着せるため、わざと捜査範囲にモリを沈めたのだ。だからこそ瀬能に「陸の捜査を学べ」といいながら、坂東の監視をさせていた。

 

瀬能がPTSDを発症していたのは、海で少年が溺れていた時にはっきりとした。助けに行った瀬能だが、

 

同じ時にサンチェスも海に入り、少年を助け、泳げないサンチェスを助けたが、その後瀬能は記憶が蘇り海に沈んだ。

 

しばしの入院が必要となったが、新名の命令で任務にもどることになった。そして、試験を終えた隆子も合流し、

 

隆子はサンチェスが「日本語学校に謝りたい」というので、日本語学校へ送り届けたが、車にカバンを忘れたサンチェスに

 

車の鍵を渡してしまった隆子。その後姿を消したサンチェス。証拠となる男性のスマホも一緒に消えていた。

 

すっかりサンチェスを信頼してしまった隆子は、取り返しがつかないミスを犯してしまったのだ。

 

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