「DCU -手錠を持ったダイバー-」6話、海外で水死した女性?成合が瀬能に伝えたいこと

14年前の事故で成合は、亡くなったと思われた。しかし遺体は上がってこなかった。

 

それでも消息を掴めないことから、死亡が確定していた。皮肉にも妹が亡くなる直前に、兄が生きていることを証明した。

 

DCUには新たな捜査の依頼がやってきた。溺死したはずの女性から、海外の海に生息するプランクトンが検出されている。

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身元不明の女性はどこで殺されたのか?

横浜の港で女性の水死体が発見された。指につけている大きなダイヤモンドの指輪が盗まれていないことから、自殺とも考えられた。

 

しかし彼女の体内からは、北極海に生息するプランクトンが検出された。しかし死後1日とみられている。

 

となると、海外でなくなりここに今いること自体が、他殺を意味している。果たしてその謎を解く鍵はどこにあるのだろうか?

 

近隣の海の水を全て調べたが、一致するプランクトンは見当たらなかった。しかし新名は「心当たりはある」と言ってあらゆる水族館から水を採取した。

 

そして1つの水族館から検出された水と、彼女の体内から検出された成分が全て一致した。つまり彼女は水族館の水槽の中で殺された。

 

水を採取するときに、水槽のコーディネーターの男性が、最近になって餌を食べなくなったエイを観察していた。

 

新名はそれを見逃してはいなかった。そして館内にある防犯カメラの映像を全て瀬能に分析させた。

 

あまりにも数が多く、地道な作業に嫌気がさした頃、黒江が差し入れを持ってやってきた。そして新名も昔は地道な作業から頑張っていたと言うことを話した。

 

そしてついに、犯人が侵入したと思われる形跡を見つけた。それは壁に貼ってある紙がわずかに揺れた映像だった。

 

新名は早速その場所に向かうと、バックヤードへの入り口だった。そして扉を開けると風が思いっきり吹き込み、防犯カメラ同様に紙が揺れた。

 

と言う事は、この水族館には防犯カメラに映らずに、バックヤードに入る手段があると言うことだ。そのルートをたどっていった。

 

そして、映像を見るのに疲れ果てた瀬能は寝てしまった。その続きを新名が分析していた。最後の1枚になった時、奇妙な音が入った映像があった。

 

撮影時刻は死亡推定時刻と一致している。そこで水族館に行き、水槽の中に潜る新名と瀬能。そして奇妙な音の正体「バルブを閉める」動作をした。

 

すると防犯カメラに残っていたように同じ音がした。すると水槽のアクリル板に、大きな傷跡があることがわかった。

■キャスト

 

エイが餌を食べなくなった理由

水槽の内側に付いている傷は、被害者が指にはめていたダイヤモンド出てきた傷だと断定した。

 

しかし水の外で同じようにアクリル板を引っ掻いても、同じ傷はできなかった。そこで水中で試してみても同じ傷はできなかった。

 

気がつくとダイヤモンドは紛失していた。このことから事件の真相が見えてきた。水死したのはこの水族館のコーディネーターの女性。

 

木見という同じく清掃コーディネーターの男性と、3ヶ月後に結婚する約束だった。指輪はその男性から送られたものだった。

 

しかし彼は、海外から魚を輸入する傍ら、宝石ブロカーをしており、彼が所有するペーパーカンパニーで、宝石を売りさばいていた。

 

その事実が彼女にバレ、警察に出頭するように攻められた。しかし彼は反対しあろうことか彼女を殺害してしまった。

 

その時に彼女が指輪で、水槽の内側に傷をつけた。最初に来たときに木見がエイを観察していたのは訳があった。

 

新名が強い力でアクリル板擦っただけで外れたダイヤモンドと、同じ傷をつけられなかった理由がそこにあった。

 

彼女が傷をつけた際に、ダイヤモンドが外れ水槽の底に落ちてしまった。後になりそのことに気づいた彼は、彼女の指輪に違うカットのダイヤモンドを取り付けた。

 

そして、エイが餌を食べなくなったのは、ダイヤモンドと言う異物を食べてしまったからだ。リアルタイムにエイの体内からダイヤモンドが発見され

 

違う場所では、木見のペーパーカンパニーから大量のダイヤモンドが発見された。このことにより彼が犯人だと断定され逮捕することができた。

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成合が瀬能に伝えたいメッセージはなにか?

新名は、水族館前支配人の女性が気になる言葉を口にしていた。「川の水はやがて海に出る。あきらめない」誰かと電話をしているようだった。

 

その言葉は成合がいつも言っていた言葉だった。彼女と成合はつながっているのだろうか?疑問を持ったまま水族館立ち去っていったが、

 

瀬能の家のポストに、毎日のように封筒が差し込まれるようになった。最初は新聞紙に「新名はSPY」と赤い文字で書いてあり、

 

次は「成合は生きている」など、誰がポストに入れているかわからないが、4日ほど続けてメッセージが入っていた。

 

そして最後に来たメッセージには、23時に港まで来るように。と言うことだった。雨の中港に向かうと、1人の男性が向かってきた。成合だった。

 

そして、「新名が持っている鍵の秘密を知りたくないか?その秘密を知った時、君の記憶も戻るかもしれない」と話して去っていった。

 

ちょうど同じ頃、新名と西野、神田が密会しているところを、瀬能は見てしまった。新名をよく思わない西野が一緒にいる。

 

それは何を意味をするのか?おそらく成合が生きている事と関係があるだろう。しかし自分にはその事実を知ることはできない。

 

瀬能はまだ自分の父がスパイであり、成合が協力者だった事実を知らない。おそらく新名がスパイというメモを信じているのかもしれない。


 

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