「DCU-手錠を持ったダイバー-」7話、最新のVR技術により明らかになった成合の姿
成合は生きていた。そして瀬能に接触し、新名が持つ鍵の秘密を自分の手で確認することを勧めた。
成合が生きていたことは、新名と瀬能しかまだ知らない。そんな時にある事件が起きた。
最新ののVR技術を駆使して、入院中で水族館へ行けない子供たちに、水中を体験してもらうイベント終了後のことだった。
コンテンツ
海の中を疑似体験できるイベント
長い闘病生活の中、水族館へ行けない子供たちに、海を疑似体験してもらおうと企画したイベントが開かれた。
子供たちはそれぞれ病室にいながら、VRのゴーグルをつけ、手に持った操縦レバーで水中のカメラを自由に操る。
そんなイベントを計画したのは、シングルマザーであり、先日宝石ブローカーで逮捕された木見の職場の那由が企画したものだった。
彼女自身、難病の子供を抱えながら仕事をしており、もちろんこのイベントに子供も参加していた。
そして、このイベントに協力したのが、東都重工だった。その担当責任者笠原は、かつて瀬能の父の下で働いていた。
イベントが終了し、リモートコントロールでVRに利用してカメラを回収しようとしたが、2台が制御不能になりモニターから消えた。
同時刻海上で水上バイクが爆発した。とDCUに連絡が入った。その時刻付近に水上バイクに乗った人物を特定した。
メンバーにはわからないが、新名と瀬能には成合だとわかった。そして爆発した海底からさまざまな部品を拾い集めた。
乗っ取られた水中カメラ
拾い集めた部品を見ていくと、VRに使われたカメラの部品らしきものが出てきた。笠原にも協力してもらい
何が起きたのかを調べた。カメラは遠隔操作でリモートで動くが、そのうち2台がスマホ操作できるように乗っ取られたかもしれない。
壊れた基盤を神田が修復し、笠原が誰がアクセスし、データを改ざんしたのか確認した。那由が最後にアクセスしている。
ということは、成合と那由には何らかのつながりがある。そして、黒江の分析から使われた爆弾から、
ロシアが使用していた爆弾の成分が検出された。那由はロシアのテロ組織と繋がりがあるのか!?
話を聞きに行ったが、彼女は留守だった。新名は那由の母を説得し、知っていることを話してもらった。
すると、ある日娘が大金を手にしてきたというが、その出どころは言わなかった。
やはり彼女は何かを隠している。そして、新名と話すとき必ず同じ場所であることも気になっていた。
そこは「圏外」つまり電波が全て遮断された場所だった。あれほどの爆発だが、新名は成合は生きていると断言した。
3分5秒で、たどり着ける岸がある。通常の人間なら潜水で辿り着くのは不可能だが、彼ならできる確信があった。
「DCU~手錠を持ったダイバー~」1話、過去の因縁と新しい部署の立ち上げ
TBS「DCU-手錠を持ったダイバー-」2話、瀬能のPTSDと隆子の失敗
「DCU‐手錠を持ったダイバー‐」3話、ミスを取り返そうと焦る隆子が最悪の結果を招く
「DCU-手錠を持ったダイバー-」4話、隆子の死を無駄にするな!!陸での捜査が始まる
生きていた成合と、ターゲットを変えた爆弾
やはり成合は死んではいなかった。那由の裏切りにより爆発事故に見せかけて殺されるところだった。
しかし、寸前で気づきバイクから飛び降りた。那由は慌ててある人物に連絡をとった。
それが水族館の防犯カメラに写っていた。程なくして誰かが来た。外国人のようだが繋がりはわからなかった。
そして、彼女はスマホではなく、固定電話の子機で電波が遮断されている場所から連絡していることから、
新名は彼女が「ブラックバタフライ」の関係者だと知る。なぜならメンバーには全て耳の後ろに「盗聴器」が仕掛けられている。
わざわざ電波の届かない場所で、話すということは、聞かれてはいけない会話だったということだ。
そして、翌日彼女は成合に電話をしていた。その電話が終わると那由は成田に向かった。母によると、娘のオペのため
先に渡米して様子を見てくるらしい。しかし、それは彼女が再び成合を殺害しようとした罠だった。
水中カメラが何台か無くなっていた。そして、3台のカメラはある船が向かう場所に向かっていた。
そこで爆発する予定だっったが、船がいきなり旋回した。成合は爆発物の存在に気づいていた。
だからこそ旋回して船の行き先を変えた。カメラは標的を追うしくみになっているので、旋回すればカメラも行き先を変える。
神田が弾き出した衝突場所は、「八景島シーバラダイス」子供たちを招いて、イベントが開かれている最中
そして、その中にこっそり家を抜け出した那由の娘もいた。那由は手元のタブレットで、爆弾の行き先が娘のいる場所だと気づき
行き先を変更した。そしてDCUもシーパラに向かった。館内のお客さんを全員避難させたが、那由の子供だけいない。
そして、新名と瀬能は爆弾を止めるため、リモート操作に利用したスマホを見つけ出し、その電波を切ることになった。
無事にスマホも発見し、娘も発見できたが、爆発まで20秒もない。新名はスマホを持って走った。
そして、投げ込んだ。その場所は電波が遮断された水槽のトンネル。爆発は数秒前に止めることができた。
「裏切り者への罰」として、成合が仕掛けた計画を回避できた。そして、那由は新名から「誰も死んでいない」と言われ
宝石密輸ブローカーとして逮捕された。娘の手術費を稼ぐための手段だった。
そして瀬能は新名から鍵を返してもらった。その後成合から電話がきたが、今回のVRの技術は瀬能の父が開発し
ロシアに売り渡したらしい。そこでお金を得ていたことを知った。成合を捕まえようとすると「死ぬよ」
と、言われ、自分の胸を見ると赤い点があった。誰かに狙われている。成相から離れると点は消えた。
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