「DCU‐手錠を持ったダイバー‐」3話、ミスを取り返そうと焦る隆子が最悪の結果を招く
サンチェスが日本語学校に謝罪に行きたい。と言うので、警察の事情聴取の帰りに学校に寄った隆子は、かばんを忘れたサンチェスに車の鍵を渡した。
しかし、これが取り返しのつかないミスの始まりとなった。サンチェスは偽物だった。
そのミスを取り返すかのように、隆子は新名の命令に背くようになった。それが最悪の結果を招く。
コンテンツ
サンチェスと一緒に消えたモノ
サンチェスは沖で変死体となって発見された、男性のスマホを持ち出して隆子の元から姿を消した。
そして、調査をすすめると、サンチェスは偽物であり、本名は「ロペス」、本物のサンチェスは身分を売ったという。
その目的は【テロ】隆子は自分のミスを取り返すため、日本語学校で親しくしており、サンチェスの見舞いにきていたマリアに話しを聞いたが、
話したくないマリアと、話しをしてほしい隆子は、喧嘩のような形になり、その拍子に2人の上にからのコンテナが落ちてきた。
一歩間違えば一般人を怪我させる事態だった。それを重く受け止めた新名は隆子を捜査チームから外し、
資料を見返すように命令した。チームのみんなも隆子を心配して励ましていたが、隆子は焦るだけだった。
なぜなら、今回極秘にロシアから外交のために、首脳が訪れるはずだったが、今回のサンチェス逃亡によりそれはなくなった。
そのため、その責任追及を新名は上司から受け、隆子をクビにするように指示を出していたのを聞いてしまった。
自分のミスで迷惑をかけてしまった。と反省しながらも、自分の力でミスを挽回したい隆子は、さまざまな資料を見ていた。
しかし、やはりマリアが気になる。1年前の日本語学校の写真に、サンチェスが持っていたバッグを、今はマリアが持っている。
2人にはやはり深いつながりがある。そう思い日本語学校へ行き、「何か話したくなったら電話して」と名刺を渡した。
単独行動をした隆子を新名叱ったが、隆子は自分のせいでみんなに迷惑をかけているのが申し訳なかった。
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サンチェスの行方
DCUがミスをしたことで、公安が調査に乗り出した。そしてサンチェスの足取りをおっていた。
するとある小屋に男性のスマホが解体され、放置されていたが、そこには仕掛けがあり、チップを埋め込めるようになっていた。
そして、そのスマホを男性が日常的に使うことにより、何らかの情報をチップに記憶させそれを持ち出したと思われた。
サンチェスの最後のメールが見つかり、ある座標を指していた。そこは国の機密機関であり、爆破予告とみられるメールだった。
そのため、警察などが検問をしていたが、多くの警官たちがそこに集結した。それこそがサンチェスの狙いだった。
サンチェスは、思い出したようにお世話になった、漁師の恩師を訪ね、助けを求めるふりをしたが、実際にその男性が誠実な性格で
自分が現れたら、警察に通報するのを見越してのこと。男性の家にも警察を移動させた。
そして、警察官の顔見知りの漁師の車に乗り込み、検問を軽く突破して、警察の警備が手薄になった漁港に来た。
そこから、その男性の船を盗み海へ逃げ出した。隆子はマリアから電話を受け話しを聞いた。そしてサンチェスへの熱い思いを聞いたが、
帰っていく彼女の足元に注目した。マリアは日本でサンチェスに会った。と言ったが、サンチェスにもらったカバンのロゴは、
彼の故郷に伝わるシンボルだと言いながら、彼女のくるぶしあたりにそのシンボルのタトゥーがあったのだ。
となると、彼女は最初からサンチェスを知っており、計画に加担している。帰りかけたマリアを追いつめスマホを確認すると、
サンチェスは彼女のスマホ経由で、国外の仲間と連絡を取っていた。そしてそこには「新たな座標」がしるされており、
先に見つかった座標はわざと見つかるようにしたダミーで、隆子が見つけた海峡付近の座標がサンチェスが目指す場所だった。
サンチェスを追いかける3人
サンチェスの狙いは、海峡付近で仲間と落ちあい、盗み取ったチップを渡すのではないのだろうか。
新名の命令により、瀬能と西野がサンチェスを追うことになった。サイバー班の神田はすぐにサンチェスの船の位置を特定した。
しかし、すぐに別の船がちかづいてくるのがわかった。隆子だ!「前に出て船を止める!」と、海峡までスピードの出るとレジャーボートで急いだ。
海峡付近で瀬能立ち寄り先に、サンチェスに追いついたが、すぐに海峡が迫りここから先は日本は立ち入れない。
あきらめざるを得なかったが、隆子はすべての機材のスイッチを切り、神田のレーダーから消え、海峡を越えたと思われる。
そして、サンチェスの船が停泊しており、中に侵入すると、サンチェスは刺されており手元にスマホがあった。
おそらく取引相手の船の画像を、隆子は自身のスマホで撮影し、物音がした方へと行った。そして誰かに電話をかけた。
しかし、そこに忍び寄る影は、鋭利な刃物を持って隆子に確実に近づいていた。
隆子を追う瀬能達
隆子が暴走し、連絡も取れなくなった。仕方なく、瀬能達は境界を超え、隆子の行方を追った。
サンチェスの船は止まったまま。中に潜入するとサンチェスは倒れていた。しかし、先ほどあった緑のスマホは持ち去られていた。
そして、瀬能は捜索を続けると、叫び声をあげた。それは「隆子の死」を意味するものだと新名には理解できた。
刃物で一突きされ、絶命してしまった。失敗を取り返そうと暴走した結果、自身の死を招いた。
奇しくも兄と同じく、彼女も殉職してしまった。しかし、瀬能のスマホに長いメッセージが残っていた。
「これをもってわたくし成合隆子はDCUを除隊いたします。これから行うことは自己責任であり、DCUには関係ありません」
と、死を覚悟したようなメッセージと、新名が自分を捜査から外したのは、本部が隆子を除隊させようとしたため、
それをかばって、新名が捜査に参加させなかった。それだけ隆子の力を評価していたのだ。
だからこそ、その期待に添いたい気持ちも強かったのだろう。結局サンチェスも殺害され、彼の目的は何だったのか!?
隆子を殺した犯人は、何を知ろうとしていたのか。全く分からないまま、新名は今回の責任を取って、隊長辞任となってしまった。
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