「しょうもない僕らの恋愛論」8話、仕事の葛藤、言い出すタイミングとすれ違い

筒見は昔担当していた漫画家のワカコ先生の個展に、たまたま見に行くことにした。

 

すると、振り向いた先に安奈と見間違えるほどのくるみがいた。なかなか連絡をとりあえず心配していたが、

 

彼女は将来美大に行くと決めることができた。と報告した。そして筒見に自分の絵を見てほしいとお願いした。

 

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仕事に対する葛藤

筒見は個展を見に行ってから、刺激を受けて、新しいデザインに取り組もうとしていた。

 

しかし、その仕事はずっと筒見が担当していて、出版社の担当もデザインを変えたくないと言う強い意志があった。

 

しかし、社長の次郎は若手育成のため、出版社に行く際に一緒に同行することを勧めた。筒見もその気持ちをわかっていたので、

 

一緒に出来上がったデザインを見せに行った。しかし、帰り際筒見だけが呼び止められた。後輩を先に帰った後、

 

担当者と話していると、ずっと筒見に担当してもらっているデザインだから、ここで担当者が変わって、統一性が取れなくなるのが嫌だ。

 

とはっきり言われてしまった。しかし会社に戻ると次郎は、筒見に後輩の育成とけいにも会ってほしいと言われてしまった。

 

しかし、この雑誌社のデザインだけは続けさせてほしいとお願いしたが、会社の方針としてはそれはできないと言われてしまった。

 

デザインがまた面白くなってきた一方で、年齢的に経営や後輩の育成を任される年齢になってきた。もう自分のやりたいデザインはできないのか?

 

絵里に言い出すタイミング

筒見は考えたが、またデザインが面白くなってきたところで、経営に回るのは本心ではないと思った。

 

そんな気持ちを抱えたまま自宅に帰ると、さっき出版社に持っていったデザインの入った封筒がなかった。

 

そこでもう開いていないことを覚悟して、その出版社に出向いたが、やはり表玄関は空いていなかった。

 

しかし、通用口が開いていたので、そこから中に入り、書類が置いてある。事務所まで暗い中歩いていった。

 

すると、警備員が持つライトに照らされて、警備員も筒見もお互い驚いたが、筒見が柳だと気づき、無事に封筒を手にすることができた。

 

柳は音楽をするために、派遣社員として様々な場所で働いている。夜勤の警備員も、好きな音楽の為なら何でもなかった。

 

そして、柳は、昔を思い出させるため、筒見を台車に乗せて、裏にあるフロアをぐるぐる回った。昔やっていた馬鹿なことのようだった。

 

絵里は翌日が休みだから、奮発してワインを買い、食事を作って待っていたが、12時を過ぎても帰ってこなかった。

 

その筒見は、自分の気持ちを固めて、次郎を呼び出していた。そして自分の思いを伝えて「辞表届」を提出していた。

 

次郎も筒見の思いを理解してくれた。そして朝まで2人で飲んでいたので、帰ってくるの取り違いに絵里は、トラブルで会社に向かってしまった。

 

「退社届」のことを言い出せないまま、すれ違ってしまった。そこにくるみから絵を見てほしいと連絡が来た。

 

絵里と筒見のすれ違い

筒見はすぐに待ち合わせの喫茶店へ行き、くるみのデッサンを見てくれた。前より明らかに上手になっている。

 

美術部の先生に鍛えられた結果だった。くるみは褒められた事で、どの大学へ行くかはっきり決めることができた。

 

しかし筒見は、今のデザイン会社を辞めて、独立することをくるみに話した。そして帰宅すると、「土曜日は喫茶店の手伝いをすること」

 

この約束をまた破り、その代わりに悠が働いていた。そして休憩のまかないを食べる時間が来た。そこでくるみは筒見に絵を見てもらったことを話した。

 

そして、ついでに筒見が退職することも話してしまった。翌日は日曜日だが絵里は趣味の映画を見に行くことにしていた。

 

そして、映画館を後にすると、後から騒ぎ声が聞こえてきた。映画館から出てきた。1人がその場でふさぎ込んで泣いていたのだ。

 

その人物こそ悠だった。悠も映画は、1人で見る派なので、前にも映画館で会ったことがあった。しかし絵里にはなぜそこまで号泣するようなシーンがあったか理解できなかった。

 

その後2人で喫茶店に入ると、悠が筒見の退職の話を持ち出してきたが、絵里は何も知らなかった。しかし話を合わせた。

 

そして、帰宅してみると、筒見もたくさんの荷物を持って帰ってきた。会社に行っていたらしいが、退職の事は何も言わなかった。

 

絵里は大切な仕事の事について、他人の口から聞かされたことがとても嫌だった。それに、第一突然辞めて、この先のビジョンはどうなっているのか?

 

そんな話を1度もしないまま、筒見は今の思いだけで会社を辞めてしまった。様々なすれ違いがあったが、絵里は1人になりたいと言って家を出て行ってしまった。

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