「しょうもない僕らの恋愛論」5話、えりは絵里の栄転、くるみの気持ち、やっと言えた20年
絵里は夢を見ていた。大学の時に軽音楽部のサークルがコンサートをやると言うポストを見て、
嬉しくて、部室に走っていくとそこには筒見と、安奈が楽しそうに話していた。そしてピアノとギターを弾いていた。
そんな姿を絵里は動画から見るだけだった。そしてふベースの男性から「コンサートはまだだよ」と声をかけられて目が覚めた。
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絵里の栄転の話し
絵里は小さな劇場で映画を観ていた。そこは再上映をする映画で、よく1人で見に来ていた。
外に出ると悠が涙を流していた。どうやら彼も同じ映画を見ていたらしく、感動して涙を流していた。
その流れから2人で喫茶店に入り話していると、悠から「なぜ筒見さんに気持ちを伝えないんですか?」と聞かれてしまった。
会って間もない彼でも、絵里の気持ちに気づいているのに、20年以上も片思いしている絵里の気持ちに筒見は気づいていない。
帰り際、絵里もくるみにちゃんと気持ちを伝えるように、悠にエールを送った。会って間もない絵里でも悠の気持ちはわかった。
絵里は勤続20周年を迎えていた。そして役員室に呼ばれて、海外支社赴任を打診されていた。
しかし、即答できずに迷っていた。それは自分の気持ちをまだ伝えていないから。
くるみの気持ちはどちらにあるのか?
絵里は筒見からメールをもらった。「時間がある?」とあったので、電話をしてみると、車を出してほしいということだった。
公園で悠に「話がある」と言われて、待っても何も言わない彼に、もう帰ろうとしたところ、ジャングルジムからくるみが転落した。
くるみは足の痛みに動けず、思わず筒見に電話をしてしまった。そこで筒見はタクシーを拾うとしたが、
もし、絵里が捕まればいい。と思って連絡してきたのだった。悠とくるみを乗せて、アマンドまで送った。
悠は絵里のアドバイス通り、気持ちを伝えようとしたが、くるみは筒見と同じく悠のことを幼なじみとしか見ていなかった。
だから、結局悠は言い出せないまま終わってしまった。そして筒見を車に乗せて走り、出そうとした時、
「ちょっと待ってて」と言ってくるみのところに行き、ちゃらんぽらんにあるポスターについて感想述べていた。
その2人の姿が、軽音楽部のサークルで見た安奈と筒見の姿に重なって見えた。絵里はあまりいい気持ちはしなかった。
そして、やっと筒見を送り、帰ろうとしたが絵里は車から降りてきて、それとなく、自分の思いを口にしたが
筒見は「そんなの冗談だろ」と言って笑って相手にもしてもらえなかった。絵里はすぐに車に乗っていってしまった。
それをバンド仲間のベーシストに相談すると、「お前のことが好きだと言うことだ」と言われてしまったが、
筒見には今更絵里を、恋愛対象として見ることができなかった。しかし、サプライズで喜ばせて機嫌を取るのは必要だと言われた。
やっと言えた20年の思い
くるみは足を捻挫しており、悠が無償でアルマンドでバイトしてくれていた。くるみはそんな悠に
あの時何を話したかったのかしつこく聞いていた。しかし彼は何も言わなかった。隣で聞いていた。祖母の桃子はなんとなく気づいていた。
そして、ちゃらんぽらんでは筒見とベーシストで飾り付けをして、絵里にサプライズをすることになっていた。
オーナーは貸し切りにしてくれたが、絵里が来ることを知ると、筒見だけを残して店を出て行った。
絵里の気持ちを知っているからこそ、筒見と2人だけにしてあげたかった。飾り付けが終わった頃に電話をしてきて
「急用ができたから、店は自由に使っていい」と言ってきた。訳がわからなかったが、そこに絵里が来た。
ちょうどこの日は絵里の誕生日だったのだ。そして泡だらけのビールで乾杯した。この間の絵里の話は、やっぱり本気で受け止めていなかった。
それでも筒見は、苦手なサプライズを成功させようと、高校の頃絵里がパグ犬を飼っていたことを思い出して、
革製品のパグのキーホルダーをあげた。すると絵里は筒見に「好き」と高校の時から好きだったことをやっと打ち明けることができた。
そして絵里は店を出てしまった。筒見はそれが一体本気なのか、自分はどう返事をしていいのかわからなくなってしまった。
おそらく絵里は、この返事次第で海外に行くかどうかが決まるのだろう。
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