「八月は夜のバッティングセンターで」8話、アイドルの賞味期限とセンターの重圧

アイドルグループ「27」のセンターを勤めているのはヒナ。自分の頑張りが成果に現れてこない。

 

まるで自分の活動を否定されているような気持ちになっていた。それは不動のセンターがいなくなってからだった。

 

アイドルの賞味期限もある。自分の活躍が認められない現実に心が折れそうになっていた。

コンテンツ

バラエティー番組の収録

ヒナはバラエティー番組の収録に、舞がアルバイトをしているバッティングセンターへ来ていた。

 

舞はヒナの可愛さにうっとりとしているが、伊藤は「27」すら知らず、ヒナの前にセンターを務めていた、

 

人気を誇っている女優の名前も知らなかった。ただ2人は番組の収録を見守っているだけだった。

 

ピッチャーマシンから投げられたボールを、体を受け止める芸人。それをいかにもアイドルらしくフォローするヒナ。

 

しかし収録が終わると、マネージャーとヒナの間でいざこざが起きた。現にヒナがセンターになってから、グループの人気はガタ落ちしている。

 

その責任はリーダーであるヒナにあると言う。マネージャーはそう考えているが、ヒナは自分が輝いてこそ、グループが持ち直せると考えていた。

 

しかしSNSを見ると、ファンの対応はとても冷たいものだった。「ヒナがセンターに入る資格は無い」など誹謗中傷のメッセージが多数あった。

 

マネージャーとしては、ヒナにグループを引っ張っていってもらいたいのだが、ヒナは個人が目立つことが大事だと言う考えを曲げなかった

 

そしてそれを理解してもらえないマネージャーと、日々対立していたのだ。だから収録が終わると、マネージャーは役割を終えたかのように帰っていってしまった。

 

そしてその後バッターボックスに入ったヒナは、なんで自分がセンターではいけないのか?と言う怒りをボールにぶつけていた。

 

舞と伊藤は「完全なる八つ当たりですね」と少しあきれ気味にバッティングの様子を見ていた。

 

そして休憩しに来たヒナと、舞は話すチャンスがあった。そしてヒナは「アイドルの賞味期限は短いんです」と少し焦っているようだった。

 

だからこそ自分が認めてもらえれば、グループはまた輝きだし、自分のアイドルとしての賞味期限も伸びると考えていた。

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采配を間違えてはいけないリーダー

気づくとヒナは、伊藤の妄想の世界にいた。いつも大体主人公はピッチャーボックスに入るが、今回はベンチに入っていた。

 

そしてそのベンチに入っていたのが、選手権監督を務めた伝説の野球選手古田だった。キャッチャーとしてマウンドに立つ一方で、

 

監督としても全体を見て、選手の采配を決め、チームを勝利へと導く大切な役割を担っていた。しかし選手としての練習時間は、

 

現役の選手と比べるとかなり短くなる。しかしそれでも選手と監督の両方をうまくこなしていた。だからこそ伝説の選手となった。

 

それはキャッチャーとして試合全体を見る力と、監督として選手をいつどこに配置するのか見極める力が彼には備わっていた。

 

そしてヒナは、突然のコールでバッターボックスに入ることになった。自分が打つなんて思っていなかった。しかしバッターボックスに入ったからには絶対に打ってやる!

 

と、気合満々でバッターボックスに入った。なぜならバッティングセンターではいつもボールを返すことができるから、試合でもできるはずだと思っていた。

 

しかし気合が入れば入るほどに、バットは空振りをし、ボールに当てることすらできなかった。そして交代するようにバッターボックスに古田が入った。

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勝負しなかった古田

伝説の野球選手であれば、ここで勝負に出て、得点を稼ぐであろうと期待していたが、ピッチャーゴロでマウンドに出た古田。

 

舞たちの本心から言えば、ホームランぐらい打って当たり前だろうと言う気持ちがあったかもしれない、でも伊藤はあえて古田はそうしたんだと話してくれた。

 

相手に点をとられて、既に負けている試合。ここで勝つには監督の采配が重要になってくる。つまり選手としての古田の決断よりも、

 

監督としての古田の決断が重要になる。そこで彼はピッチャーゴロでマウンドに出たのだ。次の打者に強い選手を持ってくることで、

 

確実に1点取り返すと言う監督としての判断だ。自分が輝くよりも、自分が少し引いて周りを活躍させることで、結果として、

 

それは掛け算となっていき、その答えは勝負に勝つことへつながっていく。選手として輝くことだけを考えるのではなく、

 

チーム全体を輝かすために、自分がときには引くことも必要であると、古田はヒナに教えた。

 

ヒナは今まで自分がだけが輝けばグループ全体が持ち直すと考えていたが、その考えは思い上がりだった。

 

グループを輝かせたいならば、自分は一歩引いたところからグループ全体を見て、それぞれの個性を輝かせるリーダーでなければいけない。

 

それを学んだヒナは、やっと気持ちに整理がつき、メンバーと一緒にグループをさらに輝かせるため、これから一丸となって頑張っていく決心ができた。

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