「ハコヅメ」7話、写真に映る女性の過去と、軽トラの守護天使の秘密
川合は伊賀崎に言われて、書類の整理をすることになった。そこに落ちてきた1冊のファイルが開いた。
そこには伊賀崎と並んでを写る女性がいた。その女性は藤の部屋で見た写真に写っていた。
彼女はまた町山の交番で働いていた警察官だったのだろうか。
ファイルに書かれていた名前から、そこに写っていた女性は桜と言う名前だった。
そこで川合は伊賀崎に、彼女は今どこ部署で働いているのか聞いてみた。しかし歯切れが悪そうに「休職中」と帰ってきた。
なぜ彼女は今「休職中」なのか聞きたかったが、それ以上追求することができなかった。救急要請が入ったのもあった。
1人の男性が交番に駆けつけてきて、女性物のパンツを履いた男性に抱きつかれたと訴えてきた。
とにかく現場に行き確認をしなければいけないと、藤が現場を確認しに向かい、川合が調書を取ることになった。
そしてその報告を本署にすると、以前にも同じ事件が2件起きており、いずれも犯人は同じ人物だと思われる。
黒い車に乗った容疑者を割り出そうとしたが、藤が防犯カメラを確認した時点では、黒い車さえ写っていなかった。
しかし、伊賀崎は交番に戻るときに、交番ではない方向に向かって走っていた。そしてたどりついた先には黒い車が止まっていた。
過去に現場で目撃された車と一緒。そして中に男性が乗っていた。伊賀崎が外に出て容疑者と思われる男の説得を試みた。
決して相手の気持ちを逆なですることのないよう、しっかりと配慮しながらも、相手の「性癖」についても決して否定することなく、車のドアを開けさせることに成功した。
男性曰く、女性物の下着を身に付けて男性の前に現れたときに、その男性がどんな反応するのか、それを想像したり見たりすると興奮すると言う。
たまたまそこはひまわり畑だったが、伊賀崎は「このひまわりたちはそれぞれの方向を向いている。人間たちもそれぞれあっておかしくない」と犯人の気持ちに理解を示したため、
この事件はすぐに解決することができた。しかし藤が非番の時に、本署から呼び出しがかかった。すると私服の藤も緊急なら。
と駆けつけたが、出てきたのは泣きじゃくった山田だった。話を聞いてみると「源さん…」ご指名の案件ばかり担当している間に、命である警察手帳を紛失したらしい。
これから山田の警察手帳を探さなければいけない時に、1本の電話がはいってきた。前にスーパーで万引きし、源を指名してきたおばさんだった。
しかし相方の警察手帳を探すことが優先。藤たちがおばさんのもとに向かうことになった。源が来なかったことで機嫌を損ねたおばさん。
用件を話してくれそうにもなかった。すると藤が急に「あなたを見てるととても優しい気持ちになるのは、どこか私の姉に似ているからでしょうか」と急に言い出した。
川合は藤に姉はいないはずだと思っていた。すると女性の態度が一変して、用件を話してくれた。ずっと源案件が続いていたのは、
どうやら彼女が変わっていたらしく、その間に山田が警察手帳を落としていったが、公にしてはまずいと思い源にこっそり返そうと思ったのだ。
山田の警察手帳は無事に手元に戻ることができた。そしていよいよ伊賀崎の4番目の子供が生まれる日が近づいてきた。
藤は気を使い早く帰るように急かすと、なぜか応援要請が入るため、伊賀崎はなかなか病院に駆けつけられない。
やっと解放されて、流れで川合と生まれたばかりの赤ちゃんに会いに行く伊賀崎だったが、思わぬところから川合が知りたかった真相の糸が見えた。
伊賀崎の奥さんが、川合をひと目見るなり「あら、桜さんによく似ているわね」そこで先日、交番から3人が外に出た時、2人が軽トラに近づいていった出来事や
桜が「休職中」なのと、藤が「未解決案件」を1人で調べて、膨大な量のファイルをロッカーにしまっていることに大きな疑問を持ち始めた。
そこで思い切って伊賀崎に、過去に何があったのか聞いてみた。その日は伊賀崎の三男が生まれる日だった。車が正面衝突し、その対応のためパイロンを立てにいった桜。
事故の応対で手一杯だった伊賀崎達の耳に、「ドンっ!!」と鈍い音が聞こえてきた。そして走り去る軽トラックと倒れている桜が見えた。
しかしそこに雨が降ってきてしまった。その雨がすべての証拠を流し去ってしまった。だから今でも未解決のまま。
そして桜はその事故が原因で、車椅子生活を余儀なくされ、今リハビリ中で休職しているとの事。
伊賀崎の話を聞いた後、川合は源から次の休みの日に、「似顔絵捜査官としての訓練をしたい」と言われた。
待ち合わせのカフェに行くと、1人の女性が現れた。子供を預けているので40分ぐらいしか時間がないと言う。
そして彼女は一気に話し出した。「1年目の頃にしか興味がないのよ」源は川合に何も話してないことを女性に伝えた。
それを了解した女性は、犯人の特徴を話し始めたが、川合はどうしても似顔絵を描き出すことができなかった。
女性が目撃したのも、かなり前のことだし、細かいところまで思い出せないのも原因だったが、川合自身が納得のいく絵が描けなかった。
そして彼女は「守護天使」と言う言葉を残して帰っていった。そこでかわいいは源に「守護天使ってなんですか?」と質問した。
それは桜の事故について、名前年齢職業不詳。そして何人もの容疑者と思われる人物に聞いたが沈黙を守り通している。それが守護天使。
しかし川合は、源と山田の会話から思いがけない事実を知ってしまった。藤が捜査一課のエリート刑事の座を捨ててまで交番勤務に来た理由。
山田源に、「川合に訓練なんてさせてないですよね。犯人の似顔絵をかかせようとしたんでしょ?」源は川合に桜の事故に関わった人間の顔を描かせようとしていた。
そして女性が言っていた「1年目の女性の新人警官にしか興味がない」そして自分は行く先々で、「桜に似ている」と言われる。
しかもまだ新人の1年目の女性警官。藤が犯人逮捕のためわざわざキャリアへの道をして、交番勤務を志望したと何となく察してしまった。
と言う事は、もしかしたらその軽トラは自分をいずれ狙ってくるかもしれない。だからあの時2人が軽トラに駆け寄っていったのも納得ができた。
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※本ページ情報2021年7月現在です。詳細については「Hulu」HPにてご確認ください。
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