「初恋の悪魔」最終回を迎えて、ストーリーとTwitterの感想

人気脚本家、坂元裕二さんのオリジナルドラマ「初恋の悪魔」。最初は偏屈な鹿浜が出てきて、

 

変な隣人が出てきて、そこに小鳥の恋に協力しようと、捜査権のない警察に努める3人が鹿浜に協力を求め、

 

事件解決に挑む刑事モノだと思っていましたが、それは進むほどに複雑に絡み合った事件が潜んでいました。

 

コンテンツ

「初恋の悪魔」ストーリー

謹慎処分中の鹿浜は、隣人が「シリアルキラー」だと信じ、日夜監視をしていた。

 

隣人の森園は「妻」という存在が3人ほどおり、時に変な毛皮を着て踊ったり、奇行が目立っていた。

 

しかし、彼は「小説家」で『妻』というのは、編集者だというのだ。そして、鹿浜が自分を監視しているのを知っていた。

 

そんな、変わり者の鹿浜の元に、経理課の小鳥、庶務課の馬淵、生活安全課の鏑木が訪ねてきた。

 

それは、新人刑事の服部に恋した小鳥の、キューピッドになり事件を解決して彼女の手柄にしたい。

 

という思いから、捜査権のない3人が鹿浜に助けを求めに来たのだ。最初は拒んでいたが

 

3人の説得に応じて、「マーヤの目を開く」と言い、模型を使いリビングで捜査を開始した。

 

その結果真犯人となるヒントを、小鳥は手紙に託して服部に届けていたのだった。

 

そんなことが何回か続くうちに、鹿浜も徐々に3人を受け入れるようになったころ、

 

森園が5年前の少年が殺害された事件について、資料を持ってきた。その事件はホームレスの男性が逮捕されていた。

 

しかし、決め手は凶器のナイフが彼の持ち物にあっただけだった。そして、3年前の少年殺害事件。

 

この事件にも5年前と共通する点があった。鏑木は自分でも自覚しており、自分の中にもう一人の自分がいる。

 

そのもう一人の自分でいるときに、親切にしてくれた『リサ』が少年を殺害した容疑で逮捕されていた。

 

やはり、決め手は彼女の家に凶器のナイフがあったから。そして、2件の事件に共通して被害者は靴を履いていなかったこと。

 

そして、全身が濡れていたことなど、不思議な点が多かった。しかもどちらの事件も、警察庁の雪松が関係していた。

 

そして、5年前に馬淵の兄で刑事のあさひが、殉職したこともこれは『殺人』だった可能性が出てきた。

 

それは、鏑木が知らないうちに、馬淵の兄のスマホを持っていたのだ。それはもう一人の鏑木だった時、

 

リサが警察に追われており、一人の刑事がリサに発砲したが、わざと外しその弾丸は鏑木の肩に命中した。

 

その後、ホテルの上から転落ししたその刑事のスマホを、鏑木は持ち帰ってしまった。

 

いつかリサを助ける手掛かりになると。しかし、目覚めた鏑木はもう一人の鏑木になっており、リサのことは知らなかった。

 

ただ、馬淵の話から、自分が知らないうちに手にしていたスマホは、あさひの物だということに気づいた。

 

そして、それを雪松が欲しがっていたが、馬淵が雪松に渡そうとしたとき、鏑木はそれを奪って逃げてしまった。

 

謹慎処分が解けた鹿浜は、捜査に出ていたが、神奈川にいるはずの鏑木が東京のネットカフェにいた。

 

そして、自分のことを一切知らなかった。そこで馬淵に続き、鹿浜も彼女が二重人格者だと知ることになる。

 

そして、「リサ」というお世話になった女性を助けたい。という思いを知ることになった。

 

そのころ、森園は『元弁護士』であり、5年前の少年の事件を担当していた。そして、今も不審に思い捜査を続けていた。

 

そのため、鹿浜と情報を共有して、3年前の事件が実は『冤罪』ではないか!?と疑い始めたころ、

 

再び、靴を履いていない男性の遺体が見つかった。馬淵は雪松が怪しいとにらんだ。

 

兄が亡くなった時も雪松は現場にいた。そして兄のスマホの足跡をたどると、兄は罪を犯し

 

社会復帰した人たちを訪ねては、元気づけていたことを知った。そんな兄が転落死するはずはない。

 

雪松をつけていると、息子がいることが分かったが、異常なほどに息子の動向を気にしていた。

 

そして、ついに息子のゆづると接触できた。始まりは8年前、ボウイスカウトのキャンプで、

 

「父が友達を川に何度も落として、殺してしまった。それを見ていた仲間たちに脅されるたびに父は殺人を犯した」

 

と、告白したため、鹿浜と馬淵は雪松を逮捕するために、警察へ向かったが、家に残した小鳥と鏑木と連絡が取れないことに気づき

 

家に戻るとゆづるは、何でもないふりをしておにぎりを食べていたが、実は森園を含む3人を襲っていた。

 

そして、雪松は鹿浜の家に来ると、真相を語りだした。その間もまた事件のもみ消しを頼む

 

息子からのメールは途絶えなかったが、最初は遊びで友達を何度も川に入れたが、

 

そのうち力尽き、彼はなくなった。そして雪松は靴を脱がせて、残る4人で川に彼を入れるように指示して、

 

彼は川に入ってしまった靴を拾いに行って、おぼれて亡くなったことにしろ。と言ってきたのだ。

 

しかし、罪の意識にさいなまれ、5年前に1人目の被害者が自首すると言い、ゆづるは殺害し、

 

父にまた隠ぺいを頼んだ。そして、3年前もまた一人自首すると言い出したので殺害した。

 

そして、雪松が息子が犯した事件を隠ぺいしていることを知った、馬淵の兄を雪松は転落事故に見せかけ殺害した。

 

最後の3人目の被害者も、また罪の意識が消えず、ゆづるに接触して殺害された。

 

結局すべては雪松親子が、息子の最初の事件を隠ぺいしたことから始まった事件の連鎖だった。

 

しかし、すべての事件が解決し、ゆづるに襲われた鏑木はリサを知らない鏑木になっていた。

 

それでも、冤罪とわかり釈放される彼女を迎えに行き、事実を話し、鏑木が好きだったナポリタンを一緒に食べた。

 

そして、馬淵は雪松を殴り、懲戒免職で職を失っていたが、その意味も理解され、復職することができた。

 

最後に鏑木は、鹿浜を愛する鏑木にもどり、もうすぐ自分はいなくなる。と最後のあいさつに来た。

 

きっと、本当の鏑木はリサを知らない、鹿浜を愛していない鏑木。彼女が本当の鏑木なのだ。

 

そして、その鏑木は馬淵を愛している。すべて鹿浜の元から去ってしまった。

 

一人になりたかった鹿浜。でもひとりになると、みんなが恋しい。そんなことに気づいたとき

 

小鳥たちがまた「事件捜査だ!」と鹿浜の家に飛び込んできた。こうして、またリビングで捜査会議が始まった。

 

■キャスト関連ドラマ

 

「初恋の悪魔」Twitterの感想

本当にただの刑事モノや、推理ドラマで終わらない。鏑木が2人存在することで、鹿浜の心を開いたり、

 

馬淵が鹿浜を思い見守ったり、馬淵は兄の死を悔やみ真相を知り、怒りに震えたり、

 

息子を助けたいと思った気持が、「サイコパス」を生み出してしまい、父は負の連鎖に飲み込まれ、

 

鏑木は自分が二人、自分の中に存在することで、怖かったり、リサを思う気持ちが人一倍強かったり

 

でもリサを思う自分は、本物じゃなくすべてはもう一人の自分が本物だと確信して、鹿浜の元を去っていくとか・・・。

 

複雑な人間関係や、ねじ曲がってしまった親子関係が描かれた、とてもいい作品だったと思う。

 

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