父を殺した犯人は誰なのか!?ライターの持ち主は!?「桜の搭」4話

漣は幼い日の父をつぶさに思い出していた。どんなに小さなことでも思い出し、なぜ父は「自死」をしなくてはいけなかったのか!?

 

【警察に殺される】と言った本当の意味はどこにあるのか、幼い日の記憶を頼りに様々なことを思い出していた。

 

そして、ギャンブルにハマりお金に困った「高杉警部補」に、【横流し】の術を教えたのは誰か・・・。

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盗品横流しの術

漣は真相を突き止めるため、「クラブS」にたどり着いた。ここに【横流しの術】を教えた人物がいる。

 

漣は迷うことなく、「高杉に横流しの方法を教えたのはあなたですね?」と相手を見据えた

 

プロファイリングで【真相】を知ろうとするその姿に、本人も自分から話す気になった。名乗り出たのは刈谷

 

しかし、本当のところは小宮の方がよく知っていると言われ、小宮が話しをすることになった。

 

 

小宮が警察官をしていたころ、盗品管理に回されたことがあった。しかし、ある日押収した拳銃がすり替わっていることに気付いた。

 

しかし、上司に報告すると「後は任せろ」と言われたきり、その件はもみけされてしまい、警察内部で【横流し】が横行している現状を知ることとなる。

 

そして、覚せい剤を粉砂糖とすり替えることも、その時刈谷は知った。そしてその方法を高杉に教えたのだ。

 

やはり、漣のにらんだ通り、刈谷たちが警察官をしていたころから「横流し」は公然の秘密として行われていた

横流しの主犯は?


漣は早速データにアクセスし、過去の事実を知ろうとするが、どれもヒットせず、エラーとなる。そのため、警視総監の荒牧に訴えた。

 

しかし、彼は涼し気な顔で、「業務以外のことにはアクセスできない。と話しはきいていなかったのか?」と言われてしまった。

 

実際は、漣が「横流し」について勘づいたことを知った、薩摩派の権藤が何かをしたはずだ。

 

漣は同期の馳の見舞いへ行った。そして「業務以外のことにアクセスできない」ということを言うと、馳は「そんなはずないよ

 

と、彼が盗品管理に回された時に作った、秘密のパスワードを蓮に教えてくれた。その後新垣も見舞いに訪れた

 

そこで、警察内部で「横流し」が横行しており、【警視庁長官】を父に持つ新垣にも関係してくることだと告げるが

 

父親が悪事に手を染める訳がない。と憤慨した。漣は2人を残してその場を去った。

 

 

しかし、後日になり新垣が父の手帳を蓮に渡した。それは蓮の父が亡くなったころに、新垣の父が使っていた手帳だった。

 

結論から言えば父は「シロ」だが、横流しの事実は知っていたようだ。そして、手帳には蓮の父を呼び出したことも記載されていた。

 

そして、刈谷の話しによると、刈谷が交番に出勤した時にはすでに蓮の父は首を吊っていた。そして、防犯ビデオが抜かれていた。

 

だが、確かに第三者がいた形跡があったという。その第三者が「首を吊るように強要した可能性」があるというのだ。

 

そんな中、結婚を前提に千堂の娘と交際を始めた連は、ウェディングドレスの試着に付き合わされることになった。

 

千堂の娘優愛は爽との関係を疑い、「プロファイリング」を学び始めていた。そして漣の態度から気持ちを見抜き

 

大切にしていたウィスキーボトルを投げつけた。ちょうど爽から電話が入り、外に出た連は投げられたボトルの皮がはがれたことに気付いた。

 

そして、何か「刻まれている」ことに気付き、ボトルのカバーすべてをはがした。すると【住所】が出てきた

 

爽に伝えると、爽もその住所へ向かったが、漣が付いた時には厳重にロックされており、中に入ることはできなかった。

 

しかし、何とか塀を乗り越え中に侵入できたが、すでに爽が侵入し、着地に失敗したらしくもがいていた。

 

2人で内部を調べると、拳銃のダミーなどが出てきたが、封筒から父が亡くなった日付のビデオが出てきた。

 

早速刈谷に頼み再生すると、刈谷の言う通り父は誰かに何か言われて、首を吊っていた。しかも拳銃を向けられている

 

一体その第三者とは・・・!?テーブルに見憶えのあるライターがあった。

ライターの持ち主


漣にはその【ライター】に見覚えがあった。そして馳からのパスワードで分かった当時の上層部の関係性。

 

その中で、最も勢力を持っていたのが【薩摩派】だった。しかもこのライターの持ち主も【薩摩派】

 

直接対決の姿勢で、「謹慎中」にもかかわらず、漣は権藤の元へ向かった。ビデオの画像を見せ「ライター」が一致することを追求した。

 

しかし、権藤は焦ることもなく、あっさりと「それは君の父が亡くなってしばらくしてからもらった

 

と、言ったのだ。とても特徴的なライターなので、多くの人物が持つ者ではない。しかもその送り主が蓮を驚かせた

 

漣はその送り主の元へ向かった。同じ外様派の上司でもある【千堂】だった。そして、画像を見せ、権藤はあなたからもらった。

 

と、言った事実を伝えると、不敵に笑い「あげました」と認めた。なぜあげたのか!?ビデオに映ったから証拠の隠滅か!?

 

それとも、父に拳銃を向けていたのは本当に【千堂】なのか!?

 

千堂もまた違う人物から、このライターをもらったのか!?様々な憶測が流れ込んでくる。

 

しかし、現実はこのライター当時の持ち主が父を殺した。と言う事実。

 

 


 

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