「高嶺のハナさん」10話職場に異動してきた苺ちゃん。指導係は弱木

企画部にとって驚くべきことが起きた。社内のアイドルとも言える天井苺が、総務部から異動になってきたのだ。

 

しかも、先日の「COP」のプレゼンが上司に好評で、苺ちゃんの教育係は弱気に決定した。

 

しかし初日から、逆に苺ちゃんから注意されたばかりの弱木。どちらが指導係かわからないような関係になった。

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気になるハナさん

苺ちゃんがいきなり異動してきて、教育係が弱木。2人のやりとりがとても気になる

 

でもハナさんが弱木を好きだと言うことを知っている人物は、他にもいる。チャラ田だ。あまり弱木を見ているとチャラ田と目が合う

 

どれだけ視線を逸しても、どんなに距離を置いても、チャラ田はその視線を追ってくる。

 

そしてチャラ田は、苺ちゃんに「企画部に異動してくるほど、弱気のことが好きなのか?」と尋ねると意外な答えが返ってきた

 

全然関係ありません。自分のためです。」と、言った通り苺ちゃんは次々と新しい企画を提案してきた

 

そんな中で弱木の顔色が気になった。「毎日ちゃんと食べてますか?」と尋ねる苺ちゃんの声を聞いてハナさんは思いついた。

 

 

弱木きゅんに「お弁当」を作ってあげれば、喜んでくれるかも。早速2人分のお弁当を作ったハナ。

 

そして弱木のパソコンの画面に、まる秘のスタンプを押した、短い手紙を貼り付けておいた。

 

出社してきた弱木は、早速手紙を見つけて読んだが、とても硬い文章で、またハナさんから叱られるのかちょっと怖かった。

 

時間厳守とあったので、昼休みにすぐに行こうとしたら苺ちゃんに呼び止められてしまった。

 

どうやら自分が企画したお菓子を、料理にアレンジする試作を作ってきたらしい。教育係として試食をお願いしてきた。

 

そして1つ食べ終えたら、次々と出てくる試作品。全て食べ終えるともうお腹がいっぱいだった。

待ち続けるハナ

絶対に時間通りに来てくれると思い、すぐに食べられるようにベンチにお弁当用意して待っているハナ。

 

まさか弱木が苺ちゃんに捕まり、かなりの試作品を食べさせられていると言うことも知らず、ずっと待っていた。

 

でも弱木は姿を見せなかった。もう来ないと思いお弁当片付けた時、向こうから走ってくる弱木が見えた。

 

しかしその瞬間驚くべきことに、何につまずいたのか、弱木は見事に回転し画面から着地した。

 

起き上がった弱木は両方の鼻から血を出して、血まみれの顔だった。そして時間通りに来れなかったことを謝り、高嶺さんにふさわしくないことを改めて謝った。

 

ハナはそんなことよりも弱木が何につまずいてどうして空中で一回転をするような転ぶ形をしたのか気になっていた。

 

 

改めて傷の手当てをして、お弁当を広げたハナ。既に弱木が満腹だとは知る由もなかった

 

弱木は喜んで食べ始めたが、やはり苦しかったのかこっそりとベルトを緩めていた。そんな時ハナは、タコさんウィンナーがつかめなくて苦戦していた。

 

すべてのお弁当を食べ終えて「久しぶりにまともな食事をしましたありがとうございます」とお礼を言う弱木。

 

ハナは弱木がお弁当を完食してくれただけでとてもうれしかった。そして念願だったLINE交換もできた

面白くない人物

チャラ田は1人だけ面白くなかった。弱木とハナさんが両想いなのに付き合わない。

 

しかも、2人とも自分が高嶺ハナを好きだと知っている。それなのに自分には見向きもしないハナ。

 

前まではあんなに自信があったのに、今では自信喪失している。まるでハナの眼中に入らないのだ。

 

どんなに頑張っても弱木しか見ないハナ。振り向かせようとしても、それは叶わぬ思いだった。

 

そこへ来て、苺ちゃんが異動してきたことで、弱木のことをまだ好きなのかと気になっていた。

 

 

でも現実は、苺ちゃんはもう失恋から吹っ切れたようだった。企画部に来たのは純粋にお菓子を作りたかったから。

 

その証拠にどんどん企画を作り、空いている時間にプレゼンの練習までしている。本気で自分が思うお菓子を作りたい。

 

それは総務部にではかなわない夢だった。もともとこの会社に入ったのはたまたまで、夢などなかった。

 

しかし、弱木が提案しても、提案しても、何度企画書をボロボロにされても、あきらめない姿を見て、自分もやりたいことを見つけたのだった。

 

それが本当の理由だったが、まだチャラ田には分かっていなかった。

 


 

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