「初恋、ざらり」6話、岡村の罪悪感、パートからの愚痴、謝罪する有紗

岡村は有紗の母親と話しをして、有紗が将来1人になっても生活していけるように、「障害年金」を貯金し、

 

備えていることを知り、有紗が「普通の人」になるために、手帳を返そうとしているのを説得した。

 

そして、改めて「世界で2人だけならいいのに」と岡村は心から思った。有紗のことがかわいいけど・・・。

 

コンテンツ

岡村の罪悪感

岡村はいつもなんでもそつなくこなし、評価をもらう兄に劣等感を持って育ってきた。だからこそ「普通」を望んだ。

 

しかし、大人になると子供のころは、両親ともに兄が自慢だったが、兄は大人になり、いくつもの事業に失敗しており、

 

弟が普通に就職して、普通に生活してくれていることがうれしかった。しかし、それを言われると「罪悪感」がある。

 

両親は自分に「普通」を求めているが、付き合い始めた彼女が「障害者」ということが言えない。

 

そんな時、突然兄が訪ねてきた。しかし有紗も玄関に出てきてしまったので、外で話すことにした。

 

やはり、兄は普通には生きていけない。突拍子もないアイデアで成功しようとしている。今回も「お金無心」かと思ったら、

 

「本当は家に泊めてもらおうと思った」と言いながら、それとなく有紗のことを聞こうとするが、

 

有紗は「夏服」がないことに気づいた。友達のともちゃんが「貸してくれる」と言っていたので、

 

電話をすると「あの話はなし。私アイドルになるから」と、家でトレーニングをしていた。

 

そこで、有紗は仕方なく実家に夏服を取りに行った。すると母は恋人と一緒にいた。そして「洗濯機の使い方がわからない」

 

とか、「岡村さんが何もしなくていいって言ってくれるから。」と言って、料理はまだ始めたばかり。

 

と、話したが母は「一緒に暮らすということは、助け合いだからね」と有紗に色々話したのだろう。

 

■キャスト

パートからの愚痴

岡村はパートから愚痴を受けていた。それは最近集荷のトラックの到着が遅いことから、残業しなくちゃいけない。

 

それなのに、有紗だけが定時で帰って行く。それは特別扱いなのではないか!?と撮れるようなことを言われた。

 

岡村は有紗を説得するよりも、自分が我慢すればいいと思い、「これからは定時で上がってください」と

 

集荷が遅くなった日は自分が対応する。と所長にも話すと言ったが、天野は心配していた。岡村が無理をしすぎではないのか!?

 

有紗は母に言われたことを実行しようと、岡村の母が送ってくれたリンゴを一生懸命むいた。

 

そして、岡村が帰ってくる頃にはラップをかけておこうと、取り出しに苦心していたが、岡村は有紗が自分のためにしてくれたことがうれしかった。

 

すると、次は洗濯終了のチャイムが鳴った。有紗が説明書を見て、洗濯をしてくれたというのだが、

 

出てきた白いTシャツはまばらに赤く染まっていた。岡村は落ち込む有紗に、洗濯機から赤いタオルを出し

 

「これと一緒に洗っちゃったからだよ」と、フォローするが有紗は「みんなはこんな失敗はしない」と自分を責めてしまった。

 

そして、翌日仕事をしていると、いくら岡村がパートに帰っていいと言っても、所長は少しでも残ってほしかった。

 

有紗も段ボールを片付けていたので、残業について愚痴った主婦は、「もう仕方ない!!」と怒り半分作業を開始した。

 

そして、有紗が段ボールをまとめて持っていくと、主婦が「すいません。寂しがっていますか?」と電話で謝っていた。

 

彼女はシングルマザーで、子供を預けて働いているので、色々と苦労しているらしいことを有紗は聞いた。

 

そして、翌日は所長の誕生日なので、有紗はパートの人から所長を引き留める役割をもらった。

 

■ドラマ関連作品

原作

ざくざくろ

「初恋、ざらり」

主題歌

OP

a子

あたしの全部を愛せない

ED

ヒグチアイ

恋の色

謝罪する有紗

有紗は所長が事務所に戻るタイミングで、コーヒーを用意して、「相談がある」といって、所長を引き留める。

 

という「役割」をもらい、その間に他のパートたちが飾り付けをして、ケーキを用意して、誕生日をお祝いする段取りだった。

 

いざ、有紗が所長が帰ってくるドアに向かおうとすると、飾り付けを買ってきたパートの一人が、

 

「ここに置いてあった紙袋は!?」と言い出した。前日に所長にばれないように、作業テーブルの下に隠しておいたのだ。

 

それを捨てた覚えがあるのは、残業に愚痴を言っていたパートの主婦だった。怒りに任せてただの袋だと思い、

 

ごみ袋に入れてしまった。言い出そうとしていると有紗が、「ごめんなさい。私がわからずに捨ててしまったかもしれません」

 

と、頭を下げた。岡村はそれをフォローするように「ケーキはあるんだしね。」と何とか納得してもらった。

 

そして、ドアのところで所長を待つ有紗。そこに帰ろうとした主婦が「あれ捨てたの私。ごめんね」と謝ってきた。

 

有紗の手に何かを握らせた。そして仕事が終わると有紗は屋上で、もらった飴玉と格闘していた。

 

少し溶けていたのか、包みがくっついてあかなかった。そこに岡村が来た。そして「飴をもらった」

 

と、無邪気に喜ぶ有紗に、「飾りを捨てたのは有紗ちゃんじゃないでしょ?」というと、有紗は「助け合いだから」

 

もしかしたら自分が本当にやったかもしれないし。と素直に気持ちを口にした。岡村は有紗が「悪者」になって、

 

みんなに謝罪する必要はなかったと言ったが、有紗は自分が謝ったことで、他の人が責められなくてよかった。

 

という有紗の思いに、岡村は思わず抱きしめてしまった。彼女の素直さが好きでもあり、どこか罪悪感を抱かせる。

 

しかし、そこに有紗のスマホに着信が入った。すると有紗が「大変!!ともちゃんがアイドルになるって!!」といきなり言い出した。

 

岡村は何が何だかわからなかったが、なんだかよくない胸騒ぎがしたのかもしれない。

 

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Twitterの感想

岡村は本当に優しすぎる。そして純粋に有紗を可愛いと思ってくれているのが伝わる。でも、「障害」という言葉が

 

2人の間にあることに、どこか罪悪感を感じてしまう岡村もわかる気がする。そして、25年有紗を育てた母だから、

 

「おんぶにだっこはだめ」とちゃんと、娘の自立を促すところも、将来をちゃんと見据えてくれているんだと愛を感じる。

 


 

 

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