「初恋、ざらり」5話、有紗の障害、自分だけ知らなかった岡村、療育手帳

岡村は「25歳の女性が入ってくる」と聞いていたが、実際に会ってみると年齢より幼く見えた。

 

岡村には逆にそれがかわいく見えていた。しかし、有紗が一言「私知的障害なんです」と言ったことで

 

すべてが変わった。彼女の障害が彼女をかわいく見せていたのか!?自分は有紗のことを守れるのか!?

 

コンテンツ

有紗の障害

岡村は初めて「知的障害」と言われ、有紗は他に何か言われたこともある。と初めて口にした。

 

知的障害でも「本当に軽度」だという。そして自閉症もあるというが、岡村には初めて触れる障害だった。

 

1人になって障害のことを調べてみたが、障害の程度も人それぞれで、できることも人それぞれだった。

 

改めて有紗を見ると、以前に教えたことをまた聞いている。それはかわいいとおもっていたが、

 

それが障害によるものだと知ってみてみると、彼女への見方がまた違ってきた。しかし、彼女のことが

 

それで嫌いになるかと言ったら、すぐに答えを出すことはできなかった。有紗は障害を告白して、

 

「別れない」と言われたことがうれしかったが、確かにあの日から岡村との間に距離を感じるようになった。

 

■キャスト

自分だけ知らなかった岡村

改めて社内を見てみると、休憩室ではパートの人たちが有紗の話しをしていた。そして、一緒に働いている天野も気づいていた。

 

有紗の障害を知らなかったのは「自分だけ」だったのだ。自分はそんな有紗を可愛いと思っていた。

 

しかし、障害としてみると、これからどう接したらいいのかわからなくなってしまった。有紗は距離を感じていた。

 

それを何とかしようと努力をしていた。岡村のために初めて料理をしようとした。スマホを見ながら

 

「ハンバーグ」を作ってみることにしたが、玉ねぎの皮をむくのも、牛乳の量を計るのもうまくいかない。

 

そして、パン粉の袋を開けようとしたら、破れてしまい部屋中にパン粉が散乱したところに、

 

岡村が帰宅した。全身パン粉まみれであり、床にもパン粉が散乱していた。自分のために「ハンバーグ」を作ってくれようとしていた。

 

しかし、有紗は片づけや着替えよりも先に、パン粉を買いに行こうとした。岡村は「まず着替えようか?」と促し

 

自分は床を片付けた。その姿を見ながら有紗は自分が何もできないと思い知らされた。

 

■ドラマ関連作品

原作

ざくざくろ

「初恋、ざらり」

主題歌

OP

a子

あたしの全部を愛せない

ED

ヒグチアイ

恋の色

療育手帳

改めて二人でハンバーグを作ることになったが、有紗は「療育手帳を返したい」と言ってきた。

 

岡村は「手帳」の意味が分からなかった。有紗は「あの手帳があるから、私は健常者じゃない」

 

「私が健常者と同じになれば、岡村さんもうれしい」と言い出した。しかし、岡村は有紗が自分で判断することがないように、

 

「お母さんに相談してみよう」と、提案した。そして「僕から話す」と提案してくれた。有紗が仕事へ行っている間に

 

母親に会いに行った。そして有紗が「療育手帳を返したい」と言っていると伝えたが、母親は

 

「一生あの子の面倒を見れるの?」と聞いてきた。岡村は答えに詰まった。そして母親は「あの子のために、受け取ったお金はすべて貯めてる」

 

と、告白した。あの手帳がなくなることで、将来有紗が自立して生活していくことも難しくなることを説明してくれた。

 

しかし、その帰りに岡村は職場で有紗が倒れたことを知った。天野は岡村が知らずに知らずに有紗に負担をかけていたかもしれない。

 

と、伝えた。そして、二人は仕事を早退して一緒に帰り、「療育手帳はそのまま持っておくこと」

 

「そして、有紗のお母さんが受け取ったお金は、すべて貯金してれている」ということを伝えた。

 

そのうえで、二人の関係は変わらないことを伝えた。有紗はなんだかやっと安心することができた。

 

■ドラマ関連記事

Twitterの感想

発達障害や知的障害など、「療育手帳」を持っているからと言って、みんな同じではない。

 

それぞれがそれぞれの障害を持っており、理解度もそれぞれ違う。だから、岡村が調べても、

 

有紗の症状が「当てはまる」くらいにしかわからないが、「世界が二人だけなら」という気持ちが心に響いた。

 


 

 

テレビ東京2023年7月スタート。新ドラマ概要とストーリー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です