「初恋、ざらり」1話、コンパニオンと昼の仕事、そして岡村の優しさ

有紗はうまれつき、軽度の知的障害と自閉症を併せ持つ障害者。しかし、普通と同じように働きたい。

 

彼女のそんな思いもむなしく、仕事はミスばかりですぐクビになってしまう。そして仕方なく夜の世界へ。

 

しかし、そこでは厳しい現実が待ち受けていた。それでも有紗は「普通に働くこと」をあきらめなかった。

 

コンテンツ

コンパニオンの仕事

彼女の思いはいつでもあふれ出していた。どんどんあふれ出し、画用紙からはみ出し、床にこぼれ、

 

壁にまで伸びていく。そんな有紗は軽度の知的障害と、自閉症を持っていた。健常者として働くことは難しかった。

 

人が言っていることがわからない。すぐに忘れてしまうなど、ミスが多くすぐ会社をクビになり、

 

とうとう夜の仕事のコンパニオンにたどり着いた。しかし、そこでは有紗は求められるまま受け入れるしかない。

 

客が体を求めれば拒む手段も持っていない。そんな有紗だがママが大好き!!しかし、ママはあまり家に帰ってこない。

 

でも、この日は帰ってきていた。しかしすぐに出る。というママに新しい履歴書を見せた。

 

「あんたこんな学校行ってないじゃない」と言われてしまったが、本当のことを書いたら普通の会社に雇ってもらえない。

 

翌日運送会社の面接に行った。「やる気があるなら、頑張ればできる」と書いてあったからだ。

 

そして、有紗はコンパニオンから、昼の運送会社の荷物の仕分けの仕事に就くことになった。

 

昼の仕事

有紗は普通の人のように、昼に働いて、普通に暮らしたかった。だから運送会社の昼間の荷物の仕分けの仕事を選んだ。

 

そして、指示をしてくれた。荷物は小さいものは一番上に。そして午前と午後は分ける。ということ。

 

しっかりメモに書いた。そして伝票を見ていくが、「午前と午後」がどこにもない。誰にも聞けない。

 

とそんな時に、上司の岡村があいさつに来てくれた。すぐに有紗が困っていることを察して、聞いてくれた。

 

有紗は「午前、午後はどこに書いてあるんですか?」というと「AM、PMがそれだよ」と言っても伝わらないことを察して、

 

「わかんないよね。僕も最初はわからなかった。AMが午前、PMが午後」と優しく教えてくれた。

 

何とか1日終えることができたが、「明日から髪を結んできてね」と言われた。有紗は返事をしたが、

 

翌日「昨日注意したでしょ」と叱られてしまったが、有紗は両方の髪を少量結んでいた。でも意味が違った。

 

そこに岡村が通りかかり、「髪が長いと危ないから、髪を後ろで一つに結んでくれるといいな。」

 

というと、有紗は「お団子でもいいですか?」と聞くと岡村がうなづいたので、外で縛り方を変えた。

 

■ドラマ関連作品

原作

ざくざくろ

「初恋、ざらり」

主題歌

OP

a子

あたしの全部を愛せない

ED

ヒグチアイ

「恋の色」

岡村の優しさ

有紗は力だけはある。と思っていた。そして、醤油の箱をキャリーに男性と一緒に写していたが、

 

男性が呼ばれて後を任されてしまったが、キャリーをどう扱ったらいいのか!?どうしたらいいのかわからなかった。

 

そして、何とかキャリーを斜めにして動かすことができたが、勢いづいて縦にしてしまい、荷崩れをして、

 

醤油瓶が割れてしまった。あふれる醤油にどうしたらいいかわからない有紗。周りに集まる人たち。

 

岡村が来てくれた。そしてすぐに醤油屋さんに謝罪に行ってくれることになり、周りにもテキパキ指示をしていってしまった。

 

有紗は自分のしたことを申し訳ないと思いながらも、岡村の優しさが染みるようだった。

 

そして、仕事が終わりロッカーを出たが、他の人たちは「あんなに大きなミスをして謝らないなんて!」

 

と憤慨していたが、有紗はその時岡村が謝罪先で大変なことになっていると聞いた。家に帰ろうとしたが、

 

会社の入り口で待っていた。すると暗くなり岡村が戻ってきた。そして謝罪に行かせてしまったことを謝った。

 

岡村はまさか自分に謝るために、有紗が待っているとは思っていなかったので驚いた。そこに運送会社の社長が来て、

 

「送ってやれ」と言われて、有紗を送ることにした。「お酒飲んじゃったから歩きでごめんね」と謝る岡村の優しさ。

 

思わず車道に飛び出しそうになり、抱きとめてくれたぬくもり。感じたことのない暖かさ。

 

有紗は「好き」と口にしていた。そしてまた「好き」と。岡村は10歳も上の自分に好意を持ってくれるとは思わなかった。

 

思わず有紗にキスをしてしまったが、それをママに見られてしまった。有紗が間に入り事情を説明したが、

 

帰宅したママは「どうせ連れ込むつもりだったんでしょ。ここはホテルじゃないからね」と憤慨していたが、

 

岡村は35歳の自分が、10歳も下の女性に思わずキスをしてしまい、戸惑っていた。「まだ今なら戻れる」

 

■ドラマ関連記事

Twitterの感想

風間さんの焼くの幅の広さに驚かされます。また童顔なので有紗と同年代でも設定はおかしくない。

 

本当に有紗を受け入れ、何も聞かずに抱き留めてくれる。岡村にもいろいろあったんだろうなと思う1話でした。

 


 

 

テレビ東京2023年7月スタート。新ドラマ概要とストーリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です