「きのう何食べた?」season2、5話シロさんの思い出、ケンジへの思い、今の幸せ

シロさんは休日に掃除をしていた。法律事務所は基本的に週末は休みだが、ケンジの美容室は営業しているので、

 

週末は基本的にばらばらに過ごしている。そしてシロさんは洗濯機の横を通り過ぎた。

 

過去のことが思い出されることが起きていた。洗濯機から排水されていなかったのだ。

 

コンテンツ

シロさんの過去の思い出

シロさんは排水からあふれそうな水を、お風呂に移しながら過去を思い出していた。過去にも同じことがあった。

 

それはすべてがシロさん好みの「伸彦」と同棲していた時だった。家事はすべてシロさんが担当していた。

 

そして、伸彦は自由気ままに家で仕事をしたり、猫を可愛がったりしていたが、食事を作っても

 

「外で食べてきた」など、シロさんも納得がいかないことが多々あった。そしてイラつくこともあった。

 

そして、時々洗濯機の排水が詰まってしまい、水浸しになることがあった。それでも伸彦は手伝うことはなかった。

 

シロさんは内心「お前が連れてきた猫の毛が原因だ」と言いたい気持ちを抑えて、必死に対処していた。

 

そんな過去を思い出す出来事だった。しかし、帰宅したケンジは排水に苦労しているシロさんを心配してくれた。

 

■ドラマ関連商品

 

ケンジへの思い

正直言えばケンジはシロさんの好みではない。今一緒に暮らしているのも、偶然出会ったときに、

 

ケンジが上階の水漏れにより、住む場所を失い、ちょうど一部屋空いているから。ということでこの家に来ただけ。

 

本当にシロさんの好みは伸彦だった。どちらかと言えばケンジは好みと正反対。物静かでもないし、

 

何かとキャッキャとはしゃいで好みではない。しかし、なぜか一緒に暮らしている。伸彦のことを完全に忘れた訳でもないのに、

 

なぜ「こいつと暮らしているのか!?」と自問自答してしまうくらいに好みではないのだ。

 

■ドラマ関連記事

 

今の幸せ

なんとか排水溝も綺麗になった。これでもう心配ないと思った。そして鶏肉を使って「親子丼」を作ろうとした。

 

しかし、あるはずの玉ねぎがなかった。ケンジが「ごめん」と謝ってきた。2個あったはずだから、

 

ケンジが使ってもあまりがあるはずだったが、1個は中がだめになっていたので、もう一つも使ってしまったのだ。

 

そのため、シロさんは他のメニューにしようと思ったが、ケンジは「じゃあ買ってくるね!!」と買い物へ出てくれた。

 

伸彦は予定していた「献立」を作ろうとしても、材料をよく使ってしまい、献立を変えざるを得ないことがよくあり、

 

材料を使ってしまったことも報告がなかった。そのたびにイラついていた自分を思い出した。

 

ケンジは買い物に出るとき、洗濯機の横を指さした。ジャバラのホースがかけてあった。

 

今度詰まったらお風呂に排水するのに楽だろう。と見つけて買っておいてくれた。そして窓際を見た。

 

シロさんは綺麗にケンジがたたんだ洗濯物を見た。「今自分はケンジといて幸せなんだ」とかみしめていた。

 


 

テレビ東京2023年10月スタート新ドラマ概要とストーリー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です