「きのう何食べた?」season2、8話、店長夫妻、依頼の夫婦、シロさんの両親

今回は、二組の夫婦の行方と、シロさんの両親の今後の話が描かれていた。

 

3組とも夫婦の話だが、シロさんはその話を通して、今後の2人のあり方についても考えていた。

 

そして、ケンジは店長と奥さんの様子を見て、もう2人は大丈夫だと思っていた。

 

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店長夫妻の行方


先日田淵が家まで呼び出して、ケンジに打ち明けたのは、思わず聞いてしまった。店長の奥さんの話だった。

 

店長はよく浮気をしており、妻には絶対にばれていないと思っていた。しかしそれはしっかり言われていた。

 

それでも表向きは、美容室の2階でサロンを開いて、うまくいっている夫婦を演じていた。

 

しかし、田淵は思わず聞いてしまったのだ。子供の進学が落ち着いたら、「離婚するつもり」

 

その話を1人で抱えることができずに、ケンジに打ち上げていたのだが、子供の入学式の話になり、

 

学校からの都合で、親は1人だけ出席ができると言われていた。そのため、妻が入学式には参加する予定になっていた。

 

そして店長は嬉しそうに、これが落ち着いたら、夫婦2人で海外旅行に行く。と打ち明けた。

 

田淵は先日聞いてしまった話と、今の現状が全く違いすぎて混乱していた。ケンジはまるくおさまったならいい。

 

と考えていたが、現実はそんなに甘いものではなかった。そして店長も今後を考え直すきっかけとなった。

 

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シロさんへの依頼

弁護士のシロさんの元に、1人の女性がやってきた。子供は既に成人しており、夫が離婚を考えていると言う。

 

しかし、彼女は離婚を考えていないと言うのだ。シロさんは円滑に進めるために提案した。

 

女性は仕事が安定しており、子供が既に成人しているため、離婚して新しい人生を始めるのもありかもしれない。

 

しかし、女性は離婚するつもりはないと言う。と言って、夫と相手の女性のやりとりをしたメールを見せてくれた。

 

相手は海外の女性だった。主に英語でやりとりをしているが、所々にお金を振り込んでいる様子がうかがえる。

 

いわゆる「ロマンス詐欺」に遭っているのではないかと心配しているのだ。お互いの給料は同額だけ振り込み、

 

残りの金額については、お互い干渉していなかった。しかしメールの文面から見ると、既に数千万振り込んでいる。

 

女性はシロさんに、夫が詐欺に遭っていることを気づかせてほしいとお願いしてきたのだ。

 

気が進まなかったものの、シロさんは男性と会って話をすることにした。しかし男性は女性は実在すると主張している。

 

そして今日本に来ていると言うのだ。そしてメールを見せてくれて、関税で荷物が引っかかり、お金が必要だと言う。

 

そして彼は彼女が恵まれない子供たちに支援をしていることを伝え、写真を見せてくれたが、

 

シロさんが前もって用意してきたフリー素材の写真を見せると、彼女が送ってきた写真と一致した。

 

男性は頭が混乱しており、彼女を助けるためにも空港に行きたいと言う。そしてシロさんについてきてほしいと言った。

 

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シロさんの両親


シロさんは改めて実家に呼び出された。何の用事かと思い焦ったが、いきなり2人が謝罪してきた。

 

何事かと思ったら、2人で決めて老人ホームに入ることにしたと言う。そうなるとこの家をどうするか?

 

と言うことになり、シロさんは更地にして売ったほうがお金になる。と提案した。

 

両親は驚いた。自分が育った家なのに、あっさりと息子は2人の決断を承諾してくれた。

 

そして、家を売ることにも賛成してくれた。シロさんは改めて、2人が決めたことなら反対はしない。

 

両親が30年働いて、この家を手に入れてくれた。このことには感謝しているが、手放すことに関しては反対はしていない。

 

すると母親が思わぬことを口にした。正式に遺言書を作成し、何かあった場合に遺産がケンジにも半分わかるようにしたい。

 

あまりに急な申し出に驚いたシロさんは、もしもの時はちゃんと遺産を2人で使うから大丈夫だよ。

 

と口にしたが、このままずっとケンジと生涯一緒だと言う保証もない。母親は「別れるの?」と聞いてきた。

 

シロさんは今はわからないとしか答えるしかなかった。しかし、そんな保証はどこにもなかった。

 

そして、店長夫妻について、ケンジが報告してきた。かむつまじそうにしていたが、ある日、妻が離婚届を置いて出て行った。

 

途方に暮れて、店長はケンジに電話をしてしまった。妻の電話番号も変えられて、既につながらない状態だと言う。

 

しかし、後日ケンジは店長の妻から呼び出され、喫茶店で会うことになった。

 

妻はすでに他のサロンをオープンしており、子供の為にも「三宅」の姓のままで生活することにした。

 

やはり夫の浮気を許すことはできなかった。でも、所々に夫の良い思い出もあり、浮気を忘れるための離婚だった。

 

そしてシロさんに来ていた依頼の女性は、「やっと夫が詐欺に気づいてくれまし。」と報告してきた。

 

シロさんは男性が頼むまま、関西空港まで行き、税関で問い合わせた。すると同じような詐欺が既に8件発生していた。

 

その場では状況が飲み込めなかった男性だったが、家に帰り冷静になり、自分が詐欺にあったと確信した。

 

妻は振り込んでしまった。お金はもう戻らないが、夫が不倫したことよりも、子育てが大変だった時に、

 

夜中に起きて、泣きじゃくる息子を抱いて、近くの公園まで寝かしつけに行ってくれたことが、今でも思い出深いと言う。

 

改めてシロさんは自分たちのことを考えた。将来ずっと一緒かと言えば、まだわからないが、

 

もしもの時に思い出すとしたら、「玉ねぎ」の話だった。ケンジは意味をよく理解していなかったが、

 

使おうと思っていた、玉ねぎがなかったとき、ケンジがわざわざ買いに走ってくれたことがとてもうれしかった。

 

今回は、3組の夫婦のあり方を見ながら、シロさんは改めて自分たちの将来を考えた。

 


 

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