TBSドラマ堺雅人主演「VIVANT」見逃した方のために7話までのまとめと考察

ドラマでは珍しく何の告知もないまま、出演者とビジュアルとタイトルだけが発表された「VIVANT」

 

始まってみると、中東を相手取ったエネルギー事業を担当する、営業の乃木がバルカ共和国の砂漠で彷徨うところから始まり、

 

裏切りに裏切りが重なり合い、思いがけない展開となって、先が全く見えない状況になってきました。

 

コンテンツ

「VIVANT」見逃した方でもわかる登場人物

「VIVAN」を見逃した方でもわかるように、主要な登場人物を組織と役割について紹介していきます。

 

まず乃木が所属する、公安の精鋭が集まった秘密組織「別班」。この存在は公安も把握できていませんが、

 

一部では存在しているとささやかれている部隊です。公安には秘密裏に動く別の組織です。

 

別班のトップは女性で、櫻井という方です。そして、別班のトップともいえるのが、海外の防衛大学を首席で卒業した

 

乃木憂助です。彼は幼いころにバルカでテロに巻き込まれ、両親を亡くし人身売買で物乞いをしているところを

 

日本人に見つけられて帰国しますが、記憶を失っており、しばらくの間偽名を名乗り、高校までを過ごしますが、

 

あるテレビを見ていて、あることから「乃木」という家を訪ねました。すると憂助が唯一持っていた両親の写真から、

 

乃木寛道の兄弟だとわかりますが、父は警察を辞めた後、バルカで農業使節団をしているときに、テロに巻き込まれて亡くなった。

 

そして、自分の名前が「乃木憂助」だと、DNA鑑定からわかったため、叔父から代々長男に授けられる

 

「家紋入り」の短刀を受け継ぎました。それから彼は海外の防衛大学を首席で卒業するなど、

 

輝かしい学籍を残しながらも、「丸菱商事」でエネルギー開発の営業を担当していました。

 

そして、バルカ共和国にある会社に、1億ドルの『誤送金』が発覚して、それを取り返しにバルカへ行き、

 

タクシーの運転手に騙されて、砂漠を彷徨いますが、アディエル親子に助けられ一命をとりとめたのです。

 

しかし、それは作戦だったのかもしれません。バルカを本拠地としている「テント」という組織をひそかに追っていた乃木。

 

そして、誤送金した先の会社も、テントとつながっていたのです。しかし、1億円はすでに宝石に換金され

 

ザイールという人物の元に渡ったため、それを取り返しに行く途中で、砂漠に放り出されたのです。

 

しかし、そこでテントにつながりがある「アディエル親子」と知り合うことができたのです。

 

櫻井もその子供「ジャミーン」を認識していました。そして、乃木が所属する「別班」は「テント」が

 

日本で起こそうとしている、テロを阻止しようとしていました。そして、その資金として「テント」はあらゆるところから宝石として、

 

お金を集めていたのです。しかし、ザイールは真実を話す前に乃木に「VIVANT」と言い、自身に巻いた爆薬で自爆します。

 

しかし、公安の野崎は乃木が、「テロリスト」ではないかと思いマークしており、野崎により爆発から助けられた乃木。

 

そこで、アディエルが亡くなり、娘のジャミーンだけが生き残ったことを知ります。そして、日本から医療チームとして、

 

3年前からバルカに滞在している薫と知り合います。しかし、バルカ共和国の警察のトップチンギスは

 

野崎、乃木、薫の3名がバルカ共和国に侵入したテロリストだと思い、襲撃してきますが、

 

野崎の機転で何とか「日本大使館」まで逃げ込むことができました。そこからザイールの最期の言葉から

 

野崎は日本で存在しているかもしれない「別班」の存在を口にしました。乃木は自身の身分を明かすことなく、

 

野崎と薫と共に、日本に帰国することができました。そして、ホワイトハッカー東条の力を借りて、

 

なぜ乃木が「誤送金」を起こしたのかを突き止めました。経理の太田が世界を脅かす「bluewalker」であり、

 

金額を入力した時点で、「0」が一桁多く送金されるようにPCに細工をしていたのです。その影に誰がいるのか!?

 

野崎と乃木は計画をして、防犯カメラから太田と2人きりになる機会が多かった人物4人を、同僚の山本に呼んできてもらいました。

 

そして、そのタイミングで野崎が電話をかけ、「行方不明の太田が見つかった」と乃木が口にしたとき、動いた人物が怪しい。

 

■キャスト

別班とテントが潜伏していた丸菱商事

実は「ジャミーン」は重大な疾患を患っており、バルカでの手術は困難なため、薫は前からジャミーンを日本に連れて行き

 

手術をする計画を立てていたため、野崎は帰国するときにドラムをバルカに残し、ジャミーンと一緒に日本に来ました。

 

その時ジャミーンは写真を何枚か持ってきていたので、ドラムが1冊のアルバムにまとめたのですが、

 

乃木はそこに「テント」のシンボルマークと共に映り込んだ日本人をすぐに見抜きました。同期の元システム担当の山本。

 

実は「太田が助かった」というのは、山本をおびき出すための罠だったのです。こうすれば太田を放置した場所が見つかったと

 

山本が確実に動き、「テント」の資金のために、太田に誤送金の指示をした張本人だとわかるからです。

 

そして、公安は別に太田の居場所を突き止めている間に、山本は別班の「黒須」に仲間だと言われかくまわれますが、

 

目を覚ますと目の前に乃木と、黒須そしてつながれた点滴。そこに自白剤を混ぜると山本は「テント」のモニターであると簡単に自白し、

 

「テント」のリーダーは日本人の『ベキ』であると白状しました。これで山本は用事が済んだので、

 

乃木と黒須で山本は処分されました。のちに公安が山本を発見しましたが、周囲の訪販カメラが作動しておらず

 

犯人はわからないままでした。しかし、このあたりから野崎は乃木の動きに不信感を持つようになります。

 

自分と乃木しか知らない情報なのに、先回りされていることなど、乃木の行動を疑えばきりがありませんでしたが、

 

野崎はバルカに戻り、ザイールが自爆した場所で何かを探していました。あの時撮影していたカメラでした。

 

カメラは致命的なダメージを追っていたため、専門部署で処理をしてもらうと、野崎が発砲した時なぜか「2発の音」が聞こえたのです。

 

画像を鮮明にすると、乃木が足に隠して、わずか0.2秒の差で発砲していました。すでに乃木の経歴を調べていた野崎は

 

首席で卒業しただけのことはあると感心しましたが、バルカ警察と手を組んでテロを阻止することになり、

 

バルカ警察のチンギス協力のもと、防犯カメラを追っていくと、ドラムが巧妙に仕掛けたはずの盗聴器に、

 

乃木はすぐに気づいていたのです。気づいていながらそのままにして、わざと野崎に自分の居場所を知らせていたのです。

 

このことから、丸菱商事には「テント」に資金を調達する、山本が潜入しており、「テント」のテロを阻止するために

 

「テント」を調べている乃木も、同期として同じ会社に潜入していたのですが、これが偶然なのか、

 

乃木の戦略なのかわかっていません。また乃木は幼少期に二重人格となっており、時折乃木を叱責する乃木が現れます。

 

そして、ジャミーンを通して薫に恋をするような様子の乃木ですが、薫は3年バルカにいたことや、

 

野崎が「別班」の話しをしたときに、詳しくききたがっていたこと。そして乃木がザイールから聞いた言葉を

 

すぐに「VIVANT」と紙に書いたことから、もしかしたら薫は別組織のスパイではないか!?という疑いが出ています。

 

ジャミーンの手術については資金がなく、できないとなった時、乃木はすぐに「クラウドファンティング」を提案しました。

 

しかし、4000万以上足りない中、『匿名』で足りない手術費を寄付した人物がいたのですが、野崎のだましにより、

 

乃木の口座から同じ日に、同じ金額が送金されていたことが判明しました。「ジャミーン」は別派にとって重要人物に当たるため、

 

命を助ける必要があったのでしょう。そして、徐々に薫に恋をしていく様子を見せる乃木ですが、どこか不可解な部分もあります。

 

■キャスト

ついに行動した別班と公安

乃木は山本から『ベキ』の存在を聞くと、偽名でバルカに黒須と共にわたります。そこではすでに身を隠していた、

 

誤送金の1億ドルを「テント」に渡したありを突き止め、ある動画を見せました。しかし、アリが質問に答えないと、

 

アリの家族が首に縄をつけられて、1人ずつ床の下に落とされていきました。そして最後末っ子1人になった時

 

アリは「テントのリーダーは日本人のベキ」だと認めましたが、自白させるための罠で、家族は背中をワイヤーでつるされており、

 

アリに新しいパスポートを家族分渡して、車も用意し、ロシア経由で国外で違う人生を生きるようにと逃がしました。

 

同じテントの山本は殺害したのに、アリは逃がしたのは家族がいたからでしょうか!?それともまだ利用価値があるから!?

 

日本に戻ってくると、太田の居場所を突き止め、あるアパートに引っ越しをさせましたが、実はそこにはビッグデータを扱うコンピューターがあり、

 

太田に「テント」本部のアカウントにアクセスするように依頼したのです。というのもアリが感謝の気持ちで渡した紙切れ。

 

「数字の羅列」でしたが、太田はすぐにアリのスマホで読み込み、バーコードであることを見抜きました。

 

そこに出てきたメーラーに、空メールを送信してその行きつく先のサーバーを知ることが目的でしたが、

 

アリが「有効期限がある」と言っていたのです。おそらく「テント」は居場所を悟られないように、

 

主要サーバーも移動して使用しているのでしょう。そして期限の時間が迫る中、空メールの送信はとまったまま。

 

しかし、残り数秒となった時に一気に動き、太田はサーバーからメールの履歴を取得することに成功しました。

 

公安は太田がアパートに引っ越した。と確認していましたが、野崎はそれより前の映像から、

 

同じアパートに大型のコンピューターを扱う会社のトラックが止まり、荷物を搬入する姿を見ていました。

 

そのため、乃木が太田に何かをさせていると直感して、部下の新庄に踏み込むように指示をしましたが、

 

踏み込んだ部屋は普通の家具がある、普通の部屋だったのです。新庄はこれ以上探れないと撤退しましたが、

 

野崎はその両側どちらかの部屋も借り、壁を抜いて行き来していると見抜いていました。予想通り家具がドアとなっており、

 

コンピューターの部屋に直結していました。しかし、太田は山本からひどい目に遭ったため、乃木たちも自分を攻撃すると思い、

 

ナイフで自殺をしようとしますが、2人の連携でナイフを取りあげ、情報を誰にも話さないことを約束させました。

 

太田のハッキングから得た情報は、「ノコル」という日本語も堪能な男性が、ベキに変わり取引をしているということ。

 

そして、サーバーの位置から大体のアジトがつかめましたが、ベキもサーバー情報が漏れたという情報を聞きつけ、

 

アジトを移動する命令を下しました。そして、「別班」と「公安」はそれぞれ動き出しました。

 

「別班」は近々ノコルに接触する、ロシア側の人物と入れ替わり、ノコルに接触すること。そして、野崎は公安として、

 

乃木の動きを追うこと。しかし、作戦の途中で乃木はノコルを人質にとるふりをして、仲間である別班4人を殺害しました。

 

黒須だけは急所を外して、ノコルに一緒にとらわれました。公安はノコルとの交渉場所に来た時にはすでに遅かったのです。

 

しかし、別班メンバーから、日本にデータを送信していた「SDカード」を入手しました。そして、黒須は乃木のことを信じていたので、

 

他のメンバーの無事を乃木に確認しましたが、乃木は首を振ります。乃木は別班としてではなく、

 

息子として父に会いたいというのです。公安は「SDカード」から何か情報をつかむ事ができるのでしょうか!?

 

そして、4人を殺害して黒須だけを生かした意味は!?乃木は飛行機で一緒になった野崎に意味深な言葉を残しています。

 

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視聴者の考察

裏切者は黄色

  • ベキの目を欺き、本当は高額で売買した宝石の利益を得ていた、テント幹部が黄色の衣装だった。
  • 日本大使館スタッフで、野崎を裏切った物のネクタイが黄色だった
  • ベキの正体を明かしたアリが、お礼に渡した紙が「黄色」だった

などのことから、いつも黄色の服を着ている「ドラム」と、いつも腰に黄色の布を巻いている「ノコル」が最終的に裏切者になる可能性。

 

乃木は二重スパイの可能性

  • 「ベキ」に会いに行くとき本名でバルカにいっていることを、「野崎にわかりやすいように」と言ったこと。
  • 野崎に話した「あなたは鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す」意味
  • 野崎がジャミーンに渡した「ハリーポッター」のDVDから「私はスネイプ社との商談がある」と言った。これは「スネイプ→二重スパイ」をハリーポッターでは意味している
  • 乃木は気配で人がわかる。この時に見せる表情から野崎やドラムには敵意を持っていない
  • 薫に好意があるふりをしているが、表情から「敵」として見ている。だから自分に好意を向かせるために「キス」をした。その後の表情から見抜かれないため「初めてのキス」と言った。
  • 現地でノコルを人質にとるふりをして、別班メンバー4人を殺害した

などの経緯から、乃木は別班のふりをして、まだ違う組織で任務にあたっている可能性があり、

 

その任務には野崎とドラムは味方となるが、薫は敵となる。しかし、敵のふところを知るために薫に近づいている可能性がある。

 

 


 

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