「シッコウ!!」最終回、子供の執行、人間模様、ひかりのこれから

ひかりは千尋の友人の話しを聞いていた。そして栗橋は大学の先輩の話しを聞いていた。

 

それぞれ違う立場から、同じ物事を聞いていたことをひかりは知った。その二人の話しは

 

「夫婦」としてつながっており、夫は妻に内緒で子供を連れて実家に帰ってしまったのだ。

 

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子供の執行

ひかりは「執行補助者」として、見たくない世界も見てきた。しかし最後の砦となる「執行官」になる決意をした。

 

しかし、その決意をした最初の補助者としての仕事が、「子供の執行」だったのだ。そして、犬を飼っている。

 

ということで同行することになった。興津は栗橋の大学の先輩だったが、家庭内の問題で離婚することを聞いていた。

 

しかし、それによると夫の稼ぎが少ないと、妻は夫に文句を言ったり、機嫌が悪いと八つ当たりするなど

 

やりたい放題の印象があったが、妻は保護動物カフェの千尋の友人であり、その話しに寄れば、

 

仕事を辞めてデイトレーダーになるも、稼ぎが少ないうえに家事をしない。ということで、家事と子育ての両立を妻はしていた。

 

しかし、妻が仕事に出ている間に、興津は娘と犬を連れて自宅を出て行った。そして、子供には「お母さんは後から来る」

 

と、うそをついていた。しかし、離婚の条件で親権は母親のなぎさにあった。それを勝手に実家に子供を連れて行ったので

 

「執行」が決行されることとなったのだが、オートロック式のマンションに住民が出てきたのと入れ違いに入るも

 

玄関先で追い返されてしまった。その時ひかりは犬の「抜け毛」が気になっていた。そして、2度目の執行がされることとなった。

 

その時は入念に練習をした。出かけるのを見計らい、小原が声をかけ違う方向へ行こうとしたら補助者が立ちふさがり、

 

そして、最終的になぎさもその場に同行することとなっていた。練習を重ねて当日を迎えることになった。

 

■キャスト関連作品

人間模様

ひかりは「補助者」となり、様々な人間模様を見てきた。そしてその後の人生も知った。

 

だからこそ、執行官という仕事がいかに大切かを学んできた。今回も「子供を執行する」という任務だが、

 

それは、裁判所の決定に従わない、夫への戒めであり、法に従うように執行官が手伝うのだ。

 

そして、砥沢はオートロックを解除できるシステムを持ち込み、エントランスを通る事ができた。

 

練習通り、夫が子供を連れて出かけようとした。そこに小原が立ちふさがると、もう一方のエレベーターへと向かった。

 

そして、想定通り他の補助者が立ちふさがり、またそこから逃げようとする夫になぎさが立ちふさがった。

 

やっと夫は観念して家に入り、話し合いをすることになった。そして夫は裁判所の決定に従わなかったことを認めた。

 

しかし、子供とは離れたくなかった。その時子供は「ママ!!」となぎさに抱き付いた。

 

ひかりは「難しい問題だけど、子供にとってはお父さんも、お母さんも必要な存在です」と問いかけた。

 

そして、夫はなぎさへの子供引き渡しに応じた。ひかりは気になっていた犬の抜け毛は「抜けやすい犬種」ということを調べており、

 

なぎさにもそのことを伝え、今回の件は何とか執行成立することができた。そして、栗橋の試験の結果

 

やっと筆記試験に合格することができた。これで面接などの試験を受けて行けば、裁判官への道が開かれるが、

 

栗橋は執行官の事務所で働きながら、「裁判長」になりたい!!という夢を持ち始めた。それは誰にでも平等な裁きを下す者でありたい。

 

そして、その先に執行官という人たちがいる。ということを常に忘れないために。そうなると執行室の事務はどうなるのか!?

 

■関連記事

ひかりのこれから

執行官たちの心配をよそに、栗橋は決めていた。自分の後任にひかりを事務員として推薦することを。

 

そして、栗橋よりも厳しくひかりは、執行官たちを仕切りながらも、勉強に励み、1年後にはすっかり事務員の姿も板についていた。

 

栗橋が鳴らしていたベルも、ひかりが引継ぎ、執行官たちを送り出していた。そして、執行官になるために、

 

法律の勉強をしながらも、ひかりはこれから「執行官」となるべく頑張り、やがて本当に女性の執行官が誕生した。

 

そして、栗橋は「裁判長」になるために、今も日々裁判官として勉強の日々を送っていた。

 

小原が、犬に好かれるひかりに声をかけたことから、小原のよき友となったひかりは、自分の人生を大きく変えた。

 

動物に関わる仕事をしたかった彼女が、人と大きく関わる仕事に就き、その人の人生を正しく導く人になった。

 

Twitterの感想

最後まで往年の「織田裕二ファン」を裏切らない演出、そして中島健人ファンを喜ばす演出でしたね。

 

そして、定番となった喫茶店のシーン。実際に行かれた方もいらっしゃるんですね。

 

本当に日本の司法の最後の砦、「執行官」についてこのドラマはわかりやすく現状を伝えてくれたと思います。

 


 

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