「シッコウ」5話、病院への執行、お隣さん、ひかりのこれから

ひかりはペットに関わる仕事がしたくて、上京してきたので、どうしてもペットに関わりたかった。

 

そこに、夜逃げした社長が「ペットとのマッチングアプリ」の社員として、 ひかりをスカウトしてきた。

 

しかし、正直ひかりの中で戸惑いがあった。ペットに関わる仕事もいいが、執行補助者としての経験が悩ませた。

 

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病院への執行

ひかりは次の仕事が決まるまで、友人の動物保護を兼ねたカフェで働いていた。小原はまた来た。

 

ということは「ペット」関連の執行があるということだった。しかし、ひかりは何かといお店に来るので、

 

「SNSの交換しませんか?」と言って、何か勘違いを思想だたので「私たち友達ですよね?」と

 

確認して、やっと小原と連絡先を交換したので、今後案件があるたびに彼がお店に来ることは亡くなる。

 

そして今回の案件は、『病院への執行』というが、居住部分に「トイプードル」がいるという。

 

そこでひかりの出番だった。ひかりは「病院でも執行の対象になる」ということが驚きだったが、

 

個人経営の病院が、新しい機器を導入などした代金が未払いになり、先代の院長のコレクションをオークションにかけることになった。

 

そのオークションの間、ひかりが犬をみていた。珍しく栗橋も同行したが、今回の執行は珍しいという。

 

本来は家具などを一定期間預かり、取りに来なければ競売にかけて、その代金を返済に充てるのだが、

 

今回は、その場でオークションを行い、その代金を未払い金に充てるという変わった方法だった。

 

一番初めに「絵画」が出てきたが、2人の男が競り出した。20万までいくと奥から元院長が出てきた。

 

車いすの傍らには、看護師として働く妻もいたが、「その絵は売らない!!」と意思を示したが、

 

小原は関係なくオークションを勧めようとしたが、サングラスの男性に「退場」を命じたのだ。

 

それは、元院長から依頼された人物で、まるでその男が競り落したように見せかけて、負債者に返還する。

 

この行為は禁止されているので、小原はそれを見抜いて、オークションを続けていった。今は長女が院長で、

 

どの医大にも入れなかった長男が、事務として家族経営の個人病院だった。無事に医療機器の未払い金は回収できた。

 

しかし、ひかりは犬を抱っこしていて違和感を感じたので、現院長の長女に早めの受診をお願いした。

 

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お隣さん

ひかりに言われたように、早めの受診をしたところ、腰のヘルニアが発覚した。ちょうど受診した病院が、

 

ひかりの友達が務めていた、動物病院だったので、友達の三戸はその後ひかりの家にきた。しかし、2人で話しているのに、

 

栗橋の家がうるさい。お隣さんに怒鳴り込みに行ったが、三戸は栗橋と同世代の集まりを期待していたが、

 

集まっていたのは、小原以外の執行室のおじさんたちだった。そして合流してみんなで飲んで騒いでいたが、

 

ひかりは初めて執行室にいる人たちが、「執行」という仕事に誇りを持っていることが分かった。

 

それは「法の最終的な砦」という意味で、元々全員裁判官だったり、書記官だったり、他の仕事から執行官になっていた。

 

そして、執行官となり、最後の「債権回収手段」として、執行を行うことは大変だが、誇りある仕事だと語った。

 

翌日いつもの喫茶店で、執行室のメンバーが昼食を食べていると、どこからか執行者の長窪が出てきた。

 

そして、先日ひかりを執行者に正式にスカウトしたが、すでに就職先が決まったということを聞いたと伝えた。

 

小原にとっては初耳だったが、そもそもが「臨時の手伝い」だったので、彼女の就職を喜ぶべきなのだろう。

 

しかし、ひかりは一度はペット業界に戻りたい。と思っていたが、迷う気持ちが出てきた。

 

「執行官」という仕事に触れ、実際にその現場に立ち会うことで、人の生活に入り込み、執行する。

 

それは、執行者にとっても、債権者にとってもお互い辛いことだとだんだんわかってきた。

 

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ひかりのこれから

小原はまたひかりに「執行補助者」をお願いすることになったのだ。先日執行した「花巻医院」は、

 

実は賃貸のビルであり、1階は受付や診察室があり、2階には入院設備がある。そして3階が居住部となっていたが、

 

『家賃滞納』として、大家から訴えられていたのだ。そしてそれでも支払いができないので、「退去」を迫られていた。

 

小原はそのことを伝えに行くと、まだ患者さんがいるから。と居住部へと移り話しをしたが、

 

院長の長女は、病院の経営がそこまで苦しいとは知らなかった。しかし、兄も両親も知っていた。

 

知らずに、病院の立て直しを頑張ろうとしてたのは、自分だけだった。兄が受験に失敗したから、自分が継ぐしかなかった。

 

しかし、その病院もなくなってしまおうとしていた。患者さんが入院していることも考慮して、

 

「2か月」の猶予期間を設けて、小原は執行日を書き込んだ紙を部屋に貼っていった。そして、執行当日いつものメンバーと

 

ひかりで病院へ向かったが、病院の看板はまだあった。しかし、入り口が開かない。砥石がいつものように「アンロック完了!!」

 

の合図で中に入ると、待合室は何もない。診察室も何もない。すべてがなくなっていた。聞くところによると

 

3日前に閉院したらしい。居住部も確認するが家具一つなかった、しかし、奥の部屋から「執行員殿」

 

と書かれた封筒が出てきた。そこで先日小原と元院長が話したときに、自分の考えを改め、

 

病院をたたむ覚悟をして、すべての患者の引継ぎを、あらゆる病院へ受け入れてもらい、立ち退きした。

 

と、書かれていた。そして、「犬のお嬢ちゃんにもよろしく」と書かれていたので、ひかりも手紙を読んだ。

 

内容に涙腺が緩んだ小原を、みんなは気遣って何も残っていないことを確認しに行った。ひかりも居住部の確認をしに。

 

ひかりは正式に「ペットのマッチングアプリ」の仕事を断った。「執行官」についてもっと真剣に考えてみることにした。

 

ひかりはこれから、もしかしたら「女性執行官」として、女性の債務者に寄り添うことになるのかもしれない。

 

Twitterの感想

弁護士の勉強をしながら、その先にある「執行官」の仕事を手伝っている栗橋。執行室からの信頼も厚く

 

それだけじゃなくて、執行補助者の面倒もしっかり見てくれるのね。そして、ちょいちょい織田裕二ファンを

 

喜ばせてくれる「アイコン」とか、ドラマのセリフとかを挟んでくれるのもうれしいポイントですね。

 


 

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