「シッコウ!!」8話、女子大生へ執行、裏側にある事情、ひかりの決意

ひかりは「法律」に興味を持ってきた。以前ならば「犬に関わる仕事がしたい」と思っていたが、

 

補助者として関わるうちに、お互いの間に入り中立的な立場で物事を解決していく「執行官」に興味を持ち

 

その前に自分が全く「法律」について、無知であったことに気づいたのだ。

 

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女子大生への執行

小原はひかりの気持ちを知り、プレゼントをくれた。しかし家に帰ってから開けるように。と言われ、

 

家について包みを開けると、「老子」と「こども六法全書」が入っていた。自分を子ども扱いして。

 

と思ったが、読んでみると意外に自分に向いていて読みやすい。小原は「きっと君を守る盾と闘う武器にもなる」

 

と、言っていたが何となくわかった気がする。しかし「老子」の意味が分からなかった。そんな時

 

ひかりに補助者の依頼が舞い込む。19歳の女子大生への執行だった。成人年齢の引き下げにより、

 

19歳でも債務者となり、そのお金を返還不能ならば差し押さえをしなくてはいけない。しかし、

 

部屋に「犬がいる」という情報からひかりが呼び出された。そして、杏奈という女子大生が住むアパートへ行ったが

 

対応したのは母で、「娘は借金をするような子ではありません!!」と言い切った。そこに杏奈が帰宅したが、

 

彼女は逃げた。そしてあとを追う母親に捕まり、事実借金をして返済できないことを打ち明けた。

 

母は母子家庭でも、彼女はバイトも掛け持ちして、借金とは無縁と思っていたのだ。しかし、杏奈はみんなと同じようにするには

 

「お金がいるの!!」と言って、自室にこもってしまったが、母の協力で執行は完了した。

 

しかし、杏奈が借金をした背景には、大学生を狙う犯罪が隠れていた。信頼している先輩から投資の話しを持ち掛けられ、

 

「30万預ければ、毎月6万はもらえる」と言われて、お金を借りて渡してしまったのだ。しかし、先輩に詰め寄ると

 

「リスクのあることだから、暗号資産も進めたはずだ」と逃げられてしまい、そこに同級生の女子大生が来て、

 

講堂へ連れて行き、話しの詳細を聞いた。すると彼女から少しのお金だったら「個人」から借りることができる。

 

と、あるサイトを教えてもらった。杏奈は半信半疑で「3万貸してください」と投稿すると、次々と返信が来た。

 

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裏側にある事情

杏奈はあまりにも簡単に返信が来たことに驚いたが、そこには条件があった。こういう裏事情があるから

 

個人から簡単にお金を借りられるのだ。ちょうど執行室でも同じ話題になっていた。消費者金融で借りられない場合、

 

個人が違法に金を貸す場合がある。その担保として「裸の写真」「学生証」「マイナンバー」「友達のSNSのID」が要求され、

 

最悪体の関係を求められる。そして返還しない場合は、個人情報をネットにさらす手口で脅すのだ。

 

杏奈はちょうど良さそうな人を見つけて、コンタクトを取った。会う約束で噴水の前にきたが、

 

相手はいない。そして電話がきて「君は合格だ。20万用意しよう」と言われた。そして、家に帰り、

 

「学生証」「マイナンバー」「下着の写真」が要求された。杏奈は仕方ないと言い聞かせ写真を撮ろうとしたが、

 

母親が帰宅して、撮影を諦めた。そして、後日ひかりと再会した。ちょうど栗橋が試験を控えており、

 

自宅で勉強していたので、杏奈のことを相談したが、「声をあげないと誰も助けられない」と栗橋はひかりの膝に倒れこんだ。

 

そこに小原が来て、勘違いしたがひかりは一生懸命、栗橋に熱があることを伝えた。彼が試験に合格しないのは、

 

いつもこうして試験前日に高熱を出していたからだった。しかし、何とか翌日には回復して試験会場へ向かった。

 

そして、ひかりは杏奈に会い「一緒に声をあげて戦おう!」と声をかけた。杏奈はあまり乗り気でなかった。

 

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ひかりの決意

杏奈はお金を借りるために、また噴水の前に立っていた。来たのは普通のサラリーマンだった。

 

自分のことを怪しくない、普通の人で、善意でお金を貸している。というが、杏奈をホテルに連れて行こうとする。

 

拒否する杏奈に態度を変えていく男性。そこにひかりが現れて、「個人でお金を貸すのは違法」と伝えると、

 

背後から小原たちも来て、男性に違法性について細かく説明をした。そして杏奈はお金を借りないで

 

個人情報も請求されることもなく、個人の借金から逃げることができた。杏奈が声をあげたので、

 

数多く存在する個人の違法な金貸しに対して、警鐘を鳴らすことができた。そして、杏奈は保護犬カフェに来て、

 

少し前に亡くなってしまった愛犬に似た犬を抱きしめていた。周りと同じことをしようと背伸びをしたことを反省していた。

 

そして、ひかりは執行室へいくと、水浸しの小原が帰ってきた。執行へ行くと返答がないため

 

鍵を開けて入ると、女性が入浴中でお湯を浴びせられたというのだ。執行官は男性社会のため、

 

こう言ったことは日常茶飯事のため、小原も執行室に着替えを用意していた。ひかりは改めて決心を固めた。

 

「私、執行官目指します!」と、女性初の執行官になる決意をしたのだ。そして小原がアパートに落としていった、

 

手帳に挟んでいた「老子」の言葉を紙に書き写した紙を渡した。友から同志へとなった瞬間だった。

 

Twitterの感想

今回初めて栗橋が眼鏡をはずして、ドキドキのひかりちゃん。でもそれは高熱で倒れただけで。

 

そこに小原が勘違い。でも、栗橋の毎年の状況を知っていたので、一緒に栗橋を休める環境を整えてくれて。

 

執行室のメンバーはなんだかんだ言いながら、常に人を思いやるいい人の集まりですね。

 


 

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