「ペンディングトレイン」7話、6号車からの移住者、懐かしい日、ワームホール

6号車の者たちは、皆山本の言うことに従うしかなかった。それはもといた世界に帰るため。

 

しかし、先日5号車の乗客たちと争いが起きたときに、山本の本性を知ってしまった。山本に従ってももとの世界には帰らない。

 

そして、今まで従うしかなかった女性や子供たちはある決断をした。そして5号車の乗客たちは、ある仮説を立てた。

 

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6号車からの移住者たち

山本の本性を知ってしまった女性や、子供たちは、力に従うのではなく、5号車のように全員が協力する車両を目指し、

 

5号車への移住を希望してきた。女性や子供たちを受け入れる。5号車の乗客たちはそれでも嬉しかった。

 

自分たちを頼って移住してきてくれる。それは5号車に頼れる人がいると言うこと。白浜や畑野など。

 

自分のことを忘れられてしまった、鹿島は少し拗ねていたが、この生活を通して、彼は随分と丸くなったと思う。

 

それは、自分の生活をさらけ出し、弟への想いを畑野へ語ったこと。そして未来に戻れるかもわからない今の世界で、

 

ただ、1つ願える事は、元いた世界で周りにいた人たちが、変わらず笑っていてくれること。それだけを願っていた。

 

白浜は「元の世界に戻りたい」と切実に願っていた。畑野は「それは蕎麦屋の女性に会いたいからですか?」と素直に聞いてしまった。

 

先日のお風呂で会話を思わず聞いてしまったことを打ち明けた。白浜はうなずいた。彼にとっての心の支えだからだ。

 

しかし、畑野の心の支えは白浜がいること。こうして話している間にも、先日、その中で同じように座っている。白浜を見た。

 

と、畑野は打ち明けた。しかし、学校に消防訓練に来た人。と言う認識だけで、話しかけるのをためらっているうちに、自分が降りる駅になってしまった。

 

だから、もし元の世界に戻った時、また同じようなことがあれば、今度は気軽に話しかけることができる。畑野は口にした。

 

6号車からの移住者が増えたことで、5号車に嫌がらせが起きるようになっていた。「塩が作れるかもしれない」と言う情報を

 

加藤と渡部が、5号車の乗客から聞いてきたが、釣りをするにも、塩を作る水を取るにも、最初する場所はもっと上流に行けと言われてしまった。

 

そのため、5号車は十分な食料を手にすることができなくなってしまった。そこで白浜は「話し合いに行く」と言って、6号車に向かおうとした。

 

■キャスト

 

懐かしい日々をたどる

しかし、萱島が止めた。白浜が行ってしまったらみんなが不安になる。自分がいて勝負をつけてくる。

 

と言って、6号車に向かうことにした。しかし、加藤と米沢はついていこうとした。「もしもの時、僕たち草食系がいたほうがいいのでは?」

 

と提案したが、萱島に断られてしまった。しかし萱島は気づいていた。6号車に向かう自分を心配して、後をつけて来ていることを。

 

萱島は6号車に着いた。そして車両に入ると、「勝負をしよう」と言って、自分は美容師だから髪を切ることもヒゲをすることもできる。

 

と言って、自分の大切な商売道具である。ハサミのセットを取り出した。これをかけて勝負をすると言う。

 

そして、もし自分が勝った場合は、5号車の人々に食料を与え、好きなときに好きな場所で食べ物を採取できることを約束することを条件とした。

 

そして萱島は勝負に勝ち、不本意な6号車の人々は、食料持って5号車に来て、十分な食料を置いていってくれた。

 

白浜が萱島が無理をしたと思い、彼を気遣うと「俺って変な時に勝負運が強いんだよね」と言ってごまかした。

 

本当は、 5号車のために一生懸命だったんだろう。そして夜になると、6号車の子供が窓から見た、「流れ星」について話し合うことになった。

 

そして、森の中のあちこちに落ちている「光る石」についても、同時に討論され、寺嶋と明石が見た「オーロラ」についても、

 

すべては1つのことが原因だと考えられた。子供が見た「流れ星」が隕石だとすると、その落下で時空に歪みが起きてしまい、

 

地震とともに「ワームホール」が開いてしまった。そして時々見えるオーロラは、時空の歪みだとする考えが生まれた。

 

そして、現在の世界でも、加藤と同じ大学の研究員が、同じ結論を話し合っていた。2つの答えは一致していた。

 

そうなると、現在に戻れる「ワームホール」がどこかにあるはずだ。みんなは駅からの道を辿り、懐かしい日を思い出しながら

 

「ワームホール」を探すことにした。高校生の江口は懐かしい日を思い出していたが、それはいつも親の顔色を伺っている自分だった。

 

白浜は、おそらくここが蕎麦屋につながる道だと思い、地面に何かを見つけた。それは懐かしい文字を刻んであった。

 

蕎麦屋へとつながる橋の名前。そうなるとこの橋の向こうに蕎麦屋があり、蕎麦屋の彼女は自転車でいつも通り過ぎていた。

 

それを思って、蕎麦屋の辺の土を掘ってみると、自転車の「かご」らしきものを見つけることができた。

 

萱島の言うように、今自分たちができるのは、現在に生きている人たちが幸せであること。それを実感してしまった。そして、彼女からもらったキーホルダーをそこに置いていった。

 

懐かしい思い出を辿りながら、「ワームホール」を探してきたが、どこにも見つけることができなかった。そして天気がだんだんと怪しくなってきた。

 

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ワームホールの存在

5号車の話し合いで「ワームホール」が見つかれば、現在に変えることができるかもしれない。

 

しかしそれはどこにもなかった。江口はその時、森の中にいた彼女の小春と一緒に。そして彼女に元の世界に戻って幸せになろう。

 

と言ったが、小春は表情が曇った。「もう無理かもしれない」江口には、その意味がわからなかったが、小春はここにきて

 

自分が「妊娠」をしているかも知れないことに気づいた。だから、元の世界に戻っても学校に行くこともできない。

 

江口は何も声をかけることができなかった。小春は走り出してしまいどこかへ行ってしまった。

 

しかし、小春を畑野が偶然見ていた。彼女の様子がおかしかったことから、後を追いかけたが、大雨が降り出してきて、

 

彼女を追いかけるのも難しくなってきたが、萱島と江口が畑野の声に気づいて、一緒に声かけてくれた。しかし雨でぬかるみ

 

畑野は前に進めなくなってしまった。すると、萱島が自分の上着をかけてくれた。「私は大丈夫ですから、萱島さんが着てください」

 

といっても「俺は大丈夫だから」と言って受け取らなかった。畑野はどうしていつもみんなに優しいのか?辛いならそう言えばいい。

 

と言って、萱島を後ろから抱きしめた。畑野は白浜のことが好きだと知っている。萱島は驚いた。しかし畑野はそうしたかった。

 

畑野はずっと萱島を後ろから抱きしめていた。その頃現実世界では、弟の達哉が「お金を盗んでいた」事実に「もうやめようか?」と言われていた。

 

気づいていながら好きにさせていた。そして給料と引き換えに、チャラにしてもらえることになった。しかしその理由を教えてほしいと言われた。

 

達哉はもうテレビもあまり報道しなくなり、情報が手に入らなくなった。その時仲間たちから「警察につてがあるから、情報が入る」

 

と言ってお金をせがまれていた。その事実を知ったとき、三島は達哉を抱きしめた。「そんなことは絶対にないから。嘘だから」

 

達哉はどうしてもお兄ちゃんに会いたくて泣いていた。謝りたかった。でも今お兄ちゃんにつながる情報が何もない。

 

お兄ちゃんが遠い未来で、自分に笑っていて欲しいと思っていることも、彼は知らずに悪い仲間に騙されていた。

 

夜になり、天気がますます怪しくなると、田中がいつもの場所では、夜が越せないと思ったのか「ミーポ」を連れて5号車に入ってきた。

 

最初に騒動を起こしたのは彼だった。だから、田中も自分を歓迎されないと知っていて、4号車と連結されていた扉を開けた。

 

扉の向こうで一夜を過ごそうとしたが、ドアが開いた瞬間に大切なミーポが、大きな穴にすごい力で吸い込まれてしまった。

 

ミーポを追いかけようとした田中を、危険だからとみんなを止めた。そして試しに違うものをドアの向こうに出してみた。

 

同じようにものすごい力で吸い込まれていった。もしかしたらこれが現在の世界に戻れる「ワームホール」の存在なのかもしれない。

 

しかし、この穴が本当に現在につながっているのかわからない。そして現在に戻ったとしても、2026年に災害は起きる。

 

彼らにはその災害を伝える「使命」が与えられ、未来がどうなるかを伝える義務があるのかもしれない。

 

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Twitterの感想

本当に5号車は萱島の優しい責任感と、白浜のリーダーシップによって成り立っている。だから、移住者が増えたんだと思う。

 

この2人がいなければ「ワームホール」と言う考えにはたどり着かなかったかもしれない。そして萱島を抱きしめる畑野。

 

彼女の存在も、また5号車の中では大きな癒しとなっている。そして白浜は現代に戻ることを諦めたわけではないが、

 

萱島の言うことを受け入れた時、肌身離さず持っていたキーホルダーを、その場に置いた姿。強く決意があったと思う。

 

 

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