「Pending Train」1話、8時23分、地震が起きてなくなった2両

いつもと変わらない朝。秋葉原行きの電車にみんなが乗り込んだ。体育教師の畑野は、

 

以前に学校に来たことがある、消防署白浜を見つけて、彼と同じ車両に乗った。そして、人々を乗せた電車は扉を閉めた。

 

みんなは、SNSをチェックしたり、メールに返事をしたり、誰もが「電波」と言うものを使い、何かをやっていた。

 

コンテンツ

8時23分発

秋葉原行きの電車が出発した。畑野は以前に学校に来たことがある、消防士の白浜を見つけて、

 

彼と同じ車両に乗ることにした。いつものようにコンビニでお昼ご飯を買い、彼のことを目でおいつつも

 

ドアにもたれて立っていた。その他にも立っている人がたくさんいる位に、この車両は混み合っていた。

 

そして、誰もが「電波」を利用して、SNSをチェックしたり、メールの返信をしたり、動画を見たりしていた。

 

乗務員が車両に来た。しかし朝だからか、自分が今何両目に来たのかわからなかった。しばらく考えて「5両目」と自覚して、

 

車内の点検に回ることにした。しかし、車内は大変混み合っており、乗務員でさえ自由に動くことができなかった。

 

そんな時、一斉にみんなのスマホから「緊急地震速報」のアラームが鳴り出した。一気にパニックに陥った。

 

そして電車はトンネルを抜けた。あまりのスピードで電車が走ったため、立っている人は全員倒れてしまった。

 

畑野も人の上に倒れ込んでしまった。そして倒れた拍子にメガネが割れてしまった。しかし、意外にも怪我をした人は少なかった。

 

とりあえず外に出ようと言うことになった。しかし、乗務員は駅との連絡を試みるが、連絡が取れなかった。

 

それを待ちきれずに、スタイリストの萱島が「非常レバー」を操作して、ドアを開けた。みんなが押し合うように外に出た。

 

しかしそこは誰も知らないところだった。何もない場所。いつもとは全く違う風景だった。

 

■キャスト

 

地震の影響

白浜は、消防士と言う立場から、少しでも多くの人を救おうと、陣頭指揮をとることにした。

 

乗務員はすでにパニックに陥っており、すでに職場放棄状態だった。そして、畑野は白浜を手伝うことにした。

 

そして、白浜の指示で乗務員も動き始め、とりあえず今この車両に入る乗客名簿を作ることにした。

 

萱島はてきぱきと動く白浜が何者かわからなかった。近くにいた畑野は、彼が消防士であることを伝えた。

 

地震は確かに起きたようだった。現実社会では、6両編成の電車が、地震が起こったときに2両切り離されたようだった。

 

一方、白浜たちは少し落ち着いたら、懐中電灯かりてトンネルの向こう見に行くことにした。

 

一緒に同行したのは、畑野と帰りたい萱島だった。しかし、トンネルを進むと、光が見えてきたが、それはトンネルを抜ける光だった。

 

一方、現実でも、駅の職員たちがトンネルの両側から、車両の捜索に入ったが、両側から入った職員たちが、真ん中で落ち合うだけで、

 

切り離された車両を見つけることができなかった。いなくなった人は、100人以上に上る。

 

そのうちの半分が白浜達と同じ場所にいるはずだ。全員がパニックになっており、お腹を空かせ、喉が乾いていた。

 

すると、高校生がお弁当食べ始めた。周りもそれを見ているとお腹が空き始めるが、特に食料持っていなかった。

 

外に白浜たちがいる間、ネイリストの渡部が辺りを気にしながら、萱島のリュックで手を突っ込んだ。ハサミが出てきた。

 

そして、裁判所からの手紙が出てきた。これはやばいものに触ってしまったと思い、何事もなかったようにすべてしまった。

 

そして、次に畑野のカバンからビニール袋が出ているのを見て、中を見ると食料だったので、ビニールを取り出して外に出た。

 

するとか、萱島とすれ違い「トイレか?それならみんなそこら中でしてるぞ。」と言われたため、思わずコンビニ袋を萱島に渡してしまった。

 

そして何事もなかったように車両に戻った。白浜は、自分の荷物を隅に寄せ、おそらくお見舞いか何かでもっていくはずだった

 

果物の詰め合わせを「みんなで食べましょう」と言って、渡部が率先したわけ始めた。そして萱島のことを、裁判所からの手紙があったから、

 

前科者であり、悪者だと決めつけた。畑野はその時、初めて、自分の食料が盗まれていることに気づいた。

 

そしてその袋をを萱島が持っていた。萱島は特に盗んだわけではないので、ちゃんと畑野に返すと、それもみんなの職業にした。

 

そして、萱島はどうしても帰らなくてはいけない理由があるのか、トンネルの反対方向に行ってみると、1人で行ってしまった。

 

白浜は反対していたが、萱島に言っても話を聞いてもらえなかった。SOS信号を出すために、焚き火を始めたり

 

様々な救援を求めるための作戦を考えた。しかし、渡部が言うようにヘリコプターの音さえしない。一体ここはどこなのか?

 

やはり萱島を1人でいかせたのは危険だ。白浜は萱島を追いかけた。畑野はその後を追って、帰り道を見失わないよう

 

所々の木に、蛍光色の付箋を貼って後を追った。その頃萱島はトンネルの反対側についていたが、

 

とても大きな穴が開いており、恐怖さえ覚えた。その瞬間にその穴に向かって滑り落ちてしまった。

 

とっさに木のつるに捕まることができたが、足元が滑ってしまい、上に上ることができなかった。

 

もう帰ることもできない。そう。思った瞬間「あきらめるな!」と言って白浜が手を掴んでくれた。

 

畑野も近くの木をつかんで、白浜の服を引っ張り、2人で萱島を引き上げることに成功した。

 

彼は穴に、スマホと靴の片方を落としてしまった。畑野はさっき泥棒扱いしてしまったお詫びに、自分のバックからシューズを出して、

 

「かかとを踏んで吐いてください」と言って靴を片方差し出した。この出来事で3人の間に少し絆が生まれたかもしれない。

 

萱島は初めて自分の身分を明かした。これで車両の乗客全員の名簿が完成した。しかし一晩開けると状況がまた変わっていた。

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なくなった2両の車両

白浜たちは、自分たちだけがどこか知らないところに行ってしまったと思っていた。

 

しかし、現実では記者会見で「2両」の車両が行方不明だということがわかった。そして、なぜ消えたのかもわからない。

 

1日まともに食事もせず、夜を明かした人々は、だんだんと不満を漏らすようになってきた。最初にギブアップしたのは高校生だった。

 

彼らはもともと2人で家でするつもりだった。そこに会社員の田中と言う男性が、「口をゆすぎたい」と言う理由で、

 

彼女が持っている水を買い取りたいと言ってきた。彼氏は10,000円を払いと言ってきたが、本当に払ってきたのに頭にきた。

 

まるで女子高生を買うような行為だった。それに端を発して、彼らはそれを飛び出して、どこかへ行ってしまった。

 

「自由になれた」と言う彼らの言葉に、田中は自分も自由になれたのだと思い、指輪や時計、ネクタイを外して、どこかへ向かって歩き出した。

 

そしてみんなが自由に歩き出した。それでも白浜はみんなを救いたかった。それは消防士として働いている時、

 

自分の判断で、先輩がもう自由に歩けない体になってしまった。だから、その分も人の命を救おうと思った。

 

萱島がどうしても帰りたかったのは、かなり歳の離れた弟がおり、彼らには両親がいなかったのか、萱島が新聞配達をして、

 

小学生の弟の面倒を見ていた。しかし2年少し前に騒動を起こし、刑務所に入ってしまった。そして兄が出所してくる日だった。

 

どうしても迎えに行きたかった。でももう迎えに行けないことがわかった。どうしていつもうまくいかないんだろう。

 

その頃、現実社会では弟が、刑務所から出てきたが、兄の迎えがなかった。やはり自分のした事はいけなかったのだ。

 

そして悲しげに歩き出した。本当はそうじゃないのに。兄はどっかの世界に飛ばされてしまっただけなのに。

 

白浜はやはり、高校生を助けたいと思い、後を追いかけた。すると、あの崖のところにちょうどいた。

 

「ここにでも自由なんてない」と彼らを説得して、車両に戻るように促した。そして、車両に戻る途中、彼は土に埋もれたビール缶を見つけた。

 

それは、自分がつり革広告から外した「新発売」のビール缶だった。そして田中も2026年完成予定のタワーを見つけた。

 

そして車両に戻ってきて新聞を確認した。そして高校生が持ってきたビールの缶の底を見て

 

寺島は、今は4月なのに、2023年6月のビールがそこには存在していた。みんなが見てきたものから、分かった事は、

 

あの地震によって、30年後の世界に飛ばされたと言うこと。その事実が分かった時、1人のけが人が車両に近づいてきた。

 

この男性は、もともとこの車両になかった。という事は、もう1両の行方不明の車両から来たのだろうか?

 

台車を使って飲み物を運んでいた男性だった。しかし飲み物は誰かに盗まれたと言う。しかし萱島には思い当たるところがあった。

 

最初にあの崖に向かう途中、そのユニホームの帽子と、水が入った段ボールを見つけた。しかしその場所を誰にも言わなかった。

 

白浜は、そんな萱島の異変をちょっとだけ感じていたのかもしれない。とにかく乗客全員は現実の世界に戻ってこれるだろうか?

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Twitterの感想

時々このように異空間に飛ばされてしまうドラマはありますね。つくばエクスプレスの全面協力でしたが、

 

ちゃんとドラマの最後には「安全運行を行っております」とテロップが流れました。そのくらいに現実味を帯びたドラマでした。

 

100人の人が消えにしては、白浜館の車両にはちょっと人が少ないかなと思ったんですけど、やはり異空間に飛ばされた時に消えた人はいますよね。


 

 

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