「ペンディングトレイン」6話、6号車の真の姿、米ちゃんの思い、プランB

ある日、山の中で萱島たちが「子供」の存在を知ったことから、『6号車』も一緒にどこか知らない地へ飛ばされたことを知った。

 

そして、6号車は会社経営の山本を中心に、お風呂もある生活を送っていた。5号車もそれを見習い、

 

生活できる集落を作り始めたが、田中が6号車の「スパイ」とはまだ誰も気づいていなかった。そのことで事件が起きる。

 

コンテンツ

6号車の真の姿

渡部が「6号車へ行く」と一人で車両を出たため、畑野が「危険」だと後を追いかけて行ったが、

 

途中で土から「金髪」の髪が出ているのをみて、恐怖を感じた。そこに6号車から3人組の男が2人に襲い掛かってきた。

 

渡部はすり抜けて車両へ戻ったが、畑野は男たちの後ろにいたので、一人追われる身となってしまった。

 

車両に戻り、遺体が地中に埋められていることや、畑野が3人組の男に襲われて逃げていることを報告すると

 

すぐさま萱島と、白浜が車両を飛び出し、畑野を探しに出かけたが、畑野はどこにもいなかった。

 

途中で山本が「船」と言っていた場所にも行ったが、畑野を見つけられなかった。実はその中に彼女は閉じ込められていた。

 

そして、6号車の集落にたどり着いた2人は、車両の中に閉じ込められていないか確認をはじめた。

 

そこで萱島派あることに気づいた。白浜もそれを認識した。そして山本に説明を求めた。すると山本は「壮絶でした。」

 

と、話し出した。電車が知らない地に着地した時、ナイフを持った男が「俺のせいじゃない!!」と暴れだした。

 

その手にはナイフが握られており、危険を感じた山本が彼に向かい、ナイフを取り上げたが、もみ合ううちに彼の腹部を刺してしまった。

 

それがあの「埋められた遺体」だったのかもしれない。そして、畑野は3人組に追いかけられながらも、

 

崖から飛び降り何とか「船」にたどり着き、荷物を入れるような狭い空間に隠れることができた。

 

しかし、その後にやってきた山本が「メーデーメーデー」と『遭難信号』を出しに来たところに遭遇するが、

 

畑野は現実を知ってしまった。山本が使っている無線機は、断線しておりどこにもつながっていなかった。

 

ということは、「毎日遭難信号を送っている」というのは嘘だ。畑野はそのことに気づいた時、少し動いてしまった。

 

その物音を山本は聞きつけて、畑野の存在に気づき、『遭難信号の嘘」を責められてしまった。

 

そこで、彼は本当のことを口にした。「あの日この電車に乗れてよかった。実はあの少し前に電話を受けて」

 

と、会社の「倒産」を知らされていたのだ。彼は電車がどこかへ飛ばされる前に何もかも失っていた。

 

そこで、男性を殺害したことから、6号車のリーダーとなり、自分に従う集落を作り上げていた。

 

誰も山本には反発できず、そして、「船」から手帳を見つけたことで、自分たちが未来に飛ばされたことを知り、

 

それをさも「船舶免許を持っている自分だから、無線のやり取りを傍受して知ることができた。」というように、

 

山本を誰もが頼るように仕向けていたのだ。しかし、統率は取れていなかったのか、5号車の田中が、乗客の忘れ物として、

 

ずっと5号車に置かれている「黒いボストンバッグ」のことを山本に報告した。そのことを耳にした者がいたのか、

 

ボストンバッグをめぐり、6号車の男性3人が5号車を襲いに来たのだ。畑野を襲った人物たちとはまた違った。

 

山本は6号車を、自分の理想の集落にしようとたくらんでいたが、誰しも山本に従っていたわけではなかった。

 

これが萱島たちが感じていた6号車の違和感であり、「6号車の真の姿」だったのだ。

 

■キャスト

 

優しい米ちゃんの思い

米澤は「ゲームクリエイター」を目指して、自分が制作したゲームを大会にエントリーしたが、大賞とはいかなかった。

 

そして、新しく考えたアイデアをゲーム会社にもっていけば「夢は自分だけで見てくれ」と言われてしまい、

 

最終的には母からの電話で「あんたには才能ないんだから、帰っておいで」と言われてしまっていた。

 

自分は何をしてもうまくいかないと常々思っていた。そこに電車が異空間に飛ばされる事故に巻き込まれた。

 

そして、6号車を危険とみなした、5号車の乗客が襲撃に行く計画を立て始めたが、米澤は「やめよう」と言い出した。

 

彼は「戦う」ことを望んでいない。それよりも何かいい解決方法がないのか!?と思ったが、思いつかない。

 

そして、しまいには渡部に「腰抜け」と言われてしまった。自分は争いたくないだけなのに。

 

そして、6号車の襲撃に備えて、仕掛けや武器を作ることになった。しかし、武器がうまく作れない。

 

「やっぱり自分は何をやっても駄目だ」と卑屈になる米澤を、加藤は「できることからゆっくりね」と励ましてくれた。

 

そして、恐れていた襲撃がやってきた。やられる前にやる!!という6号車の連中がいきなりやってきたのだ。

 

そこで、武器を使った戦いが始まった。加藤も投石をして応戦したが、お腹の傷が痛む。車両に戻った。

 

投石は米澤に任せたが、1つ石を投げると周りを見渡した。みんな戦っている。米澤は急いで車両の上に上った。

 

そして、みんなに注目してもらうために、大切にしていたスケッチブックを何枚か破って、紙吹雪のように散らした。

 

そして、「みんな、やめようや!!」と叫び続け自分の思いを伝えた。何度か叫ぶうちにみんなが注目してくれた。

 

こんなことをしていても、元の生活に戻れるわけではないことを思いを話した。加藤はそんな米澤が「かっこよかった」とほめてくれた。

 

戦いが終結したころ山本が来た。本当は「船」にいる畑野を連れて、「交渉」するはずだったが、彼女はいなかった。

 

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寺嶋提案のプランB

畑野が襲われたことを機に、「6号車」に危険を感じた乗客は、6号車を襲撃しようとした。

 

しかし、そこで寺嶋が元会社経営の立場から、「必ずプランAは失敗する。もしかしたらここも乗っ取られるかも」

 

「だから、あそこにある建物が住める場所になるか、プランBを考える必要がある。」と、2026年に完成予定だった

 

大きな建物に向かい車両を出た。プランBとなるか検証するために。「一人では危険」だと明石も付いて行った。

 

その間に5号車は襲撃されてしまった。しかし、山本が5号車の集落についた時、畑野は姿を現した。

 

自力で「船」から逃げ出していたのだ。そして、山本の本性を暴いた。しかし、彼は「ここで新しい王国を作ろう」

 

と、提案してきたが、萱島は「最初から、元の世界に戻るなんて怪しいと思ってたよ」と口にして、

 

6号車との共存は難しいことを示した。そのすきに3人組がボストンバッグを奪って逃げようとしたが、

 

その先に、逃げられずにいるあの子供がいた。畑野は子供の母が山本の協力者だと知っていたが、

 

とっさに体が動き、子供を抱きしめて男性たちから守った。そして6号車の乗客はみんな帰っていった。

 

畑野は萱島に謝罪した。しかし、萱島は畑野の靴ひもを結びなおすと「よく頑張った」と声をかけて、車両の方へ行ってしまった。

 

その言葉を聞き安心したのか、畑野は泣き出した。みんなが彼女をの慰めていたが、それを見ていた白浜が

 

「彼女は強いよな」と萱島に話したが、「どうしてだと思う?お前のためだよ。そろそろきづけよ!!」と畑野が白浜を思っていることを伝えた。

 

そして、現実世界では依然不明の車両のニュースを、大学で見ていた人物がいた。加藤の所属する大学だ。

 

そして、ニュースを見た男性は電車がどこへ消えたのか「検証」を始めた。トンネル内部の映像を見ながら、

 

「時空を超えた」という『仮説』を立てて、何か計算を始めた。現代からもアプローチが始まった。

 

そのころ「プランB」を探しに行った2人は、暗闇に「オーロラ」を見て、地面には光る石を見つけていた。

 

これが、山本が言っていた地球にぶつかった『隕石』のかけらなのだろうか!?あちらこちらから光が見えた。

 

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Twitterの感想

萱島の自分の思いを殺して、白浜に畑野の気持ちを伝える。彼はずっと自分の気持ちを殺して生きてきた。

 

そんな気持ちがにじみ出る瞬間でしたね。そして、米澤は「ムードメーカー」かと思えば、

 

実は現実世界では否定され続け、自分を見失いかけていた。そこに「加藤」というかけがえのない存在ができたこと。

 

電車が飛ばされたことは、不運だったかもしれないけれど、この5号車の乗客にとっては様々なことに気づくいいきっかけだったかも。

 


 

 

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