「ワンモア」7話A.B.C-Z全員が揃うはずだったラストシーンにいない人物

幼い女の子をかばい、交差点の歩道橋へ駆け込んだ水野先生。しかし後ろに自分の荷物があり、そこに大切な物があったので

 

取りに戻ったところ、彼は車に気付かずはねられたようだ。時間になっても現れない水野先生

 

「国語」は自主学習となったが、心配になった地井が自宅を見てくると「数学」も自習になった。

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地井のスマホが鳴る

水野先生の自宅へ行こうとすると、地井のスマホに電話が入った。相手は病院からだった。

 

生徒達には何も告げないまま、地井は病院へむかった。そこにはすでに冷たくなった水野先生。

 

一方学校では、地井先生の帰りが遅いと、仕事のある沖田と、明日早番のグェンと、あまり遅くいられないと片山は帰った。

 

しかし、空田は「待ちたい」と席を離れなかった。それにつられるように火村が空田の隣に座った。

 

そして、風間も家に早く帰りたくないと空田をはさんで座った。すると、火村が空田に席を替れと言ってきた。

 

 

火村はせめて「2級建築士」になろうと勉強していたが、難しい部分がわからず風間にアドバイスをもらうようだ。

 

そこで、卒業したらどうしたいかの話しになり、空田はまた妻との約束通り娘と一緒に暮らしたい。と言った。

 

残る風間は「もう叶った」と言った。風間は学校の放課後、なんでもない話しを友達とするのが夢だった。

 

今まさにそれがかなったのだった。しかし、駆け込んできた地井先生の顔は暗かった。

 

「水野先生が亡くなった。これを取りに・・・」

 

と、片山の手紙を添削したものを出した。信じられない3人は病院の遺体安置室で水野先生と対面した。

 

早い卒業式

翌日、地井先生が長髪のかつらをつけて教室に入って来た。そして卒業式をするというのだ。

 

まだあと3年あるが、水野先生がやりたかったことをやる。もうちゃんとみんなへのメッセージも残していた。

 

と、水野先生がこだわっていた「金八先生風」の卒業式が始まったが、地井先生は言葉にならなかった。

 

空田たちに「いつも通りで言い」と言われ、かつらを脱ぎ地井先生の言葉をみんなに伝え、みんながうなずく。

 

そして、今日が結婚記念日という片山には、くしゃくしゃになってしまった「手紙の添削」が手渡された。

 

自分よりも若い人が、自分の手紙を取りに行き亡くなった。そんな事実を片山は受け止めなければいけなかった。

 

その気持ちが、一生懸命手紙のしわを伸ばす手に現れていた

 

本当の卒業式

今度は本当に4年が過ぎ、みんなが卒業することになった。

 

あれから【副担任】は新しく、来なかったがみんな水野先生の思いを胸に学校を巣立つ時が来た。

 

そして、それぞれが卒業証書を手に、学校を後にしていった。

 

沖田は、地井先生のおかげで危ない仕事から抜け出し、安心して働けるスナックを紹介してもらった。

 

グェンは日本の文化を学び、勉強を学び祖国に学校を建てるのが夢だった。

 

そして、空田は妻と娘と約束した。【高校を卒業する】と言う約束を叶えた。

 

風間は引きこもりから一歩踏み出し、自分の意見を言えるようになった

 

そして、途中で入学してきた火村も、人との付き合い方を学び、まっとうな資格のために努力をした。

 

それぞれの4年間の定時制高校の生活が終った。

 


 

 

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